船で行く九州の旅4 知覧武家屋敷庭園、知覧特攻平和会館

2021年4月8日(木) 5日目

ホテルの朝食について(和食)

今朝はもう一つの系列ホテルの1Fレストランに移動して、和食の方のメニューで頂きます。このレストランでは、ランチとディナーの時間帯は「産直魚群島じんべえ」として営業しており、地魚や旬の野菜を提供するお店のようです。

◆1Fレストラン

BB park hotel kagoshima anex breakfast japanese restaurant

ホテルのサイトでは「軽朝食」と銘打っていたんですが、なんのその、焼き魚を含めておかずは数品、納豆や生卵、焼き海苔もカバーされていました。朝からこれだけ食べられればOKでしょう。

◆和食

BB park hotel kagoshima anex breakfast japanese

知覧武家屋敷庭園

今日は少し遠出して、鹿児島市の南南西約36km、薩摩半島の南九州市にある知覧町に行きます。ここには「薩摩の小京都」と呼ばれる「知覧武家屋敷庭園」と、戦時中に置かれた特攻基地の跡地に建てられた「知覧特攻平和会館」があります。

知覧町は鉄道駅がないため、鹿児島市からのアクセスはあまり良くないんですが、路線バスで行くことが可能です。ただし、本数が1時間~2時間に1本と少なく、また朝から移動するには微妙な時刻ばかりなんですよね。また、知覧武家屋敷庭園と知覧特攻平和会館は約2.5km離れており、徒歩で移動するのは大変です。よって、この間の移動も本数が少ないバスを利用する必要があり、計画的に観光することが求められます。

鹿児島中央駅の東16番乗り場から、9時27分発の「いわさきグループ」が運行する「知覧鹿児島線」に乗ります。バスはしばらく海沿いの道を南方向に進み、途中から山道に入り険しい峠を越えます。約1時間20分で知覧武家屋敷入口に到着です。

■10:46 バス停「武家屋敷入口」到着

ここは他の観光施設と違って、入場券売り場や明確に入口だと分かるような場所がありません。なので、バス停に着いた直後、一瞬どこに行ったらいいか分からなくなりました。よく見るとバス停前のお店「真茅商店」さんに「入園料取扱所」という看板が立っており、こちらで購入することができました(530円)。バス停のある通りから少し奥に進むと武家屋敷通りがあります。そこにスタッフの方がいて、チケットと一緒に受領するパンフレットを所持していることで通過できます。

◆バス停「知覧武家屋敷入口」

chiran samurai residence garden bus stop

◆入園料取扱所

chiran samurai redidence garden ticket office

江戸時代、薩摩藩は領地を外城(とじょう)と呼ばれる113の地区に分け、地頭や領主の屋敷である御仮屋を中心に麓(ふもと)と呼ばれる武家集落を作り、鹿児島に武士団を終結させることなく分散して統治にあたらせました。知覧はその麓の一つです。

武家屋敷のある通りを「本馬場」と呼ぶらしいのですが、本馬場に沿って連なる、石垣と生垣からなる景観の見事さに目を奪われます。現在を思い起こさせるような人影や物体もなく、当時もこんな風景だったんだろうなーと感慨深くなりますね。それにしても、惚れ惚れするほど生垣は整然としており、実際に整備している方々の労力は計り知れません。

◆武家屋敷通り(本馬場)

chiran samurai redidence garden main street

約700mの通りに現存している武家屋敷のうち、7軒の庭園が国の名勝に指定されています。

◆佐多直忠氏庭園

garden of sata naotada gate

garden of sata naotada garden

◆佐多民子氏庭園

garden of sata tamiko gate

garden of sata tamiko garden

◆佐多美舟氏庭園

garden of sata mifune gate

garden of sata mifune house

garden of sata mifune warehouse

garden of sata mifune garden

知覧型二ツ家は、二つの屋根の間に小棟(コムネ)を置き、「オモテ」と「ナカエ」を連結した建物で、棟をつなぐ形状が知覧独特といわれています。

◆知覧型二ッ家

chiran futatsuya exterior

chiran futatsuya near

◆平山亮一氏庭園

garden of hirayama ryoichi gate

garden of hirayama ryoichi house

garden of hirayama ryoichi garden1

garden of hirayama ryoichi garden2

garden of hirayama ryoichi garden3

◆平山克己氏庭園

garden-of-hirayama-katsumi-gate

garden-of-hirayama-katsumi-house

garden-of-hirayama-katsumi-garden1

garden-of-hirayama-katsumi-garden2

garden-of-hirayama-katsumi-garden3

garden-of-hirayama-katsumi-garden4

garden-of-hirayama-katsumi-garden5

◆西郷恵一郎庭園

garden of saigo keiichiro gate

garden of saigo keiichiro garden1

garden of saigo keiichiro garden2

garden of saigo keiichiro armor

◆藤棚公園

chiran fujidana park

森重堅氏邸宅の表門は、他の6軒のものと明らかに形状が違います。これは家の格が6軒と比べて高いからだそうです。

◆森重堅庭園

garden of mori sigemitsu gate

garden of mori sigemitsu dozo

garden of mori sigemitsu garden1

garden of morisigemitsu garden2

◆旧高城家住宅

former taki family residence gate

former taki family residence futatsuya

former taki family residence futastuya near

former taki family residence inside

former taki family residence garden

知覧特攻平和会館

知覧武家屋敷入口から「指宿喜入知覧線」のバスに乗り、約5分で「特攻観音入口」に到着です。

■11:55 バス停「特攻観音入口」到着

◆バス停「特攻観音入口」付近

chiran peace museum bus stop

知覧特攻平和会館では、特攻隊員の遺品や関係資料が展示されています。館内は基本撮影禁止なんですが、零式戦闘機展示室のみ撮影できました。実は、何で知覧にこの施設があるんだろうと疑問だったんですが、実際に航空特攻作戦の基地があった場所なんですね。

当時、連合軍に追い込まれた日本軍は、沖縄を本土決戦の最前線として考え、その最前線を守るために採られたのが特攻作戦なんですが、必然的に特攻作戦の基地は沖縄に近い九州南部になるわけです。知覧は本土最南端だったこともあり、全特攻戦死者の約半数が知覧基地から出撃しています。

◆知覧特攻平和会館

chiran peace museum entrance

◆零式戦闘機展示室

chiran peace museum type-0

chiran peace musesum type-0

知覧特攻平和会館から出て横の松林にある「三角兵舎」は、特攻隊員たちが出撃するまでの起居していた半地下式の建物を復元したものです。

◆三角兵舎

chiran peace museum triangle barrack exterior

三角兵舎からさらに進むと、特攻隊員を慰霊するために建立された特攻平和観音堂があります。

◆特攻平和観音堂

chiran peace museum kannondo

◆着陸訓練施設跡

chiran peace museum ruins of landing training facility

JR枕崎線で鹿児島へ

知覧は枕崎や指宿に行く中継地点にもなっているので、ここから足を伸ばすことが可能です。指宿は砂蒸しや温泉で有名な観光地なんですけど、今から行くには若干遅いので見送ります。

鹿児島市へ戻る場合、朝乗ってきたバス(知覧鹿児島線)の折り返しを利用するのが一番簡単なんですが、同じルートを戻るのは面白みがないので、指宿行きのバス(指宿喜入知覧線)で喜入駅まで移動し、そこからJR枕崎線で戻りました。

■13:55 喜入駅到着

◆喜入駅

kiire station entrance

kiire station view from passage

◆電車からの景色

jr makurazaki view from train

夕食ではカンパチを頂く

昨日、桜島の道の駅で気になったカンパチのお刺身、ずっと頭に残っていたので今日はカンパチを食べられるお店に行きます。錦江湾は水質がきれいで水深が深いこともあって、カンパチの生産量が日本一なんだそうです。鹿児島中央駅近くに「づけ丼屋 桜勘」さんという海鮮料理のお店がありました。垂水産のカンパチ「海の桜勘」を提供しており、これは鹿児島県産のお茶を餌として与えることで、さらに鮮度がたもたれ、ビタミンEが増加し、コレステロール含量が減少する特徴があるそうです。また、魚臭さがなくなり、身質の透明感が増す効果もあるそうです。

◆づけ丼屋 桜勘

zukedonya okan entrance

メニューはカンパチを中心に丼ものだけでなく、塩焼きや天ぷら、カマ焼き焼きなど多岐にわたっており、どれもこれも美味しそうです。結構迷ったんですけど、店名にもなっているし定番と思われる「かんぱちのづけ丼W定食」を頂くことにしました(1,100円)。Wとついているのは、カンパチの量が2倍になるからなんですが、これは沢山食べたい人向けのメニューで、値段は通常のものと変わりません。中々の大盤振る舞いです。

カンパチは結構好きな魚ですが、脂の強さが気になることがあるんですよね。こちらのカンパチは、魚臭さは全くないし、身が締まっていてヘルシーでした。

zukedonya okan dinner

「づけ丼屋 桜勘」さんを出た後は、すぐ近くにある「からあげ本舗 鳥いち」という唐揚げの専門店があって、眺めていたら無性に食べたくなってしまったので買ってしまいました。てっきり地鶏を扱っているお店だと思ったんですが、後で調べると全国展開しているチェーン店でした。地鶏かどうかは分からずじまいですが、唐揚げ自体はサクサク感と醤油の味付け絶妙で満足でした。

◆からあげ本舗 鳥いち

karaagehonpo exterior

karaagehonpo chicken

 

 

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