2021年4月6日(火) 3日目
フェリーさんふらわあ(2日目)
昨日早く寝てしまった影響で夜中の2時過ぎに目が覚めてしまいます。現在位置は高知県の足摺岬の南辺り、外海に出た影響でしょうか、昨日よりも強い揺れを感じます。船内では一応WiFiが使えるんですが、事前の情報通り通信状況は良くありません。ただし、この時間だと起きている人がほとんどいないせいか若干のラグはあるものの普通に使えます。デッキに行って外の様子を見たい気分だったんですが、この時間帯は出口が閉鎖されていました。外はまだ真っ暗なので、一旦部屋に戻ってうつらうつらしながら時間を過ごします。
■05:30 起床
再び目が覚めると、ちょうど日の出の予定時刻の5時半過ぎだったので、外の様子を見に行きます。外は大分明るくなってきており、パブリックスペースの椅子でボッーとしながら外の景色を眺めているとお日様が出てきました。天気は曇りなんですが、幸運にも水平線近くは晴れており日の出を拝むことができました。洋上から眺めるお日様もいいものですね。
◆日の出
パブリックスペースにいるのは私だけという状況なので、手持ち無沙汰に船内をウロウロすると、空室の案内とか昨日は気づかなかった情報がチラホラありました。
◆空室の案内
■06:30 入浴
普段旅先では、朝お風呂に入ることってほとんどないんですが、珍しく今日は入浴したい気分になりました。
■07:00 朝食
夕食と同様、朝食もバイキングとテイクアウトメニューが用意されています。朝食の場合620円とリーズナブルな価格設定です。その分、メニューは夕食に比べると少ないんですが、サラダやスクランブルエッグ、ソーセージなどの定番や、焼き魚や各種惣菜など押さえるところはきっちり押さえています。今回は特に焼き魚が美味しそうだったので和食中心に頂きました。
◆朝食
朝食後は志布志港到着までしばらく時間があるので、デッキに出て外の様子を眺めながら時間を過ごします。外は思ったよりも風が強くて肌寒かったです。あと、これは旅行が終わってからの感想なんですが、帰路の「大分→神戸」のフェリーでは早朝(06:35)に到着するため、外の景色や朝食を食べる余裕もなく慌ただしかったんですが、志布志行きは朝をゆっくり過ごせるので船旅しているという実感がありました。
◆デッキ
◆デッキからの眺め
■08:55 志布志港到着
「さんふらわあ きりしま」は予定時刻通り志布志港に到着です。南九州の重要港湾というだけあって、数多くのコンテナが並んでおり、物流の拠点になっていることが伺えます。
◆志布志港
志布志港~鹿児島市
志布志港に到着後、フェリーさんふらわあさんが運行している鹿児島市へのシャトルバス「さんふらわあライナー」に乗り換えます。片道1,900円ですが、フェリーを利用した場合は無料です(2022年3月31日まで)。バスを利用したのは数人だけでした。船には空いていたとは言え100人近くは乗っていた記憶があるので、皆さんほぼ自家用車やトラックでの移動というわけですね。
◆志布志港
志布志港から鹿児島市へは約100km、2時間の移動となります。途中、高速道路の国分PAにて休憩しました。
◆シャトルバス「さんふらわあライナー」
◆国分PA
◆桜島
■11:05 鹿児島中央駅到着
途中混雑もなく、予定通り鹿児島中央駅到着です。外はもっと暑いのを予想していたんですが、自宅から来た服装(長袖)のままでも問題ありません。
◆鹿児島中央駅
「五郎屋 中央店」でご当地ラーメンを頂く
鹿児島中央駅近くのホテルを予約しておいたので一旦荷物を預けた後、これまた駅近くの「五郎屋 中央店」さんで昼食です。鹿児島ではご当地のラーメンを食べようと決めていたんですけど、ガイドブックやネットで調べると必ず名前が出てくるお店でした。鹿児島ラーメン王決定戦で優勝したことがあり、大変人気のあるお店なんだそうです。
写真を撮り忘れたんですが、店内はカフェと見間違いそうなお洒落な雰囲気でした。入店後は検温をしてからタッチパネル式の券売機にて注文する流れです。メニューは色々あったんですが、一番人気と書いてあった特製ラーメン(900円)にしました。
◆五郎屋 中央店
豚骨醤油ベースのスープですが、全くしつこさがありませんでした。また、大量のキャベツが入っているのが特徴でシャキシャキ感のある食感が印象的です。キャベツとスープの相性も絶妙です。自家製と思われるチャーシューも大きくて食べ応えがありました。お昼には少し早めの時間に入れたので空いていたんですけど、お店を出る頃にはお客さんが一気に増えてきて人気店なのを実感しました。
◆特製ラーメン
カゴシマシティビューで「仙巌園」へ
カゴシマシティビュー
お腹も一杯になったことで、鹿児島観光スタートです。鹿児島には3日滞在するので時間に余裕があるんですよね。なので、普段は事前に色々調べて効率的に観光するんですが、今回は割と行き当たりばったりで観光します。
まずは鹿児島市の観光と言えば真っ先に挙がる「仙巌園」に行きます。仙巌園は中心部から少し離れているんですけど、「カゴシマシティビュー」という観光バスがあるのでこれを利用します。このバスは仙巌園や城山などの観光名所を30分間隔で循環しています。料金は1回190円なんですが、何回かは乗ると思ったので一日乗車券(600円)を購入します。3回でほぼ元が取れるし、市バスや市電も乗り放題になるので損はありません。一日乗車券はバスでも買えるようですが、駅前の観光案内所で購入しました。
◆一日乗車券
カゴシマシティビューは鹿児島中央駅前の東4番乗り場から出発します。車両は独自のもので、木材を利用した内装だったり、窓が広かったりと特徴があります。
途中、天文館や西郷隆盛銅像前などを通過するんですけど、都度車掌さんが色々補足してくれるのでためになりました。西南戦争の最後に西郷さんが立て籠もった洞窟(西郷洞窟)、激しい銃弾跡のある石垣など、知らなかった場所も結構あり、乗っているだけで十分楽しむことができました。あと、これは予想はしていたんですが、銅像をはじめ西郷さんにまつわる場所、情報は多いのですが、大久保利通がらみはあまりないんですよね。鹿児島での大久保さんの不人気は聞いていたので、これを肌で実感しました。個人的には大久保利通は日本史上最高の政治家だと思っているので、もう少し大切に扱ってくれてもいいのになーなんて思いました。
◆カゴシマシティビュー
仙巌園
■12:50 仙厳園到着
鹿児島中央駅から約50分で仙巌園前に到着です。入口ではコロナ対策が厳重でした。検温は勿論ですが、氏名や連絡先などの情報を書類に記入して提出する必要があります。券売機で買えるチケットは2種類あり、「仙巌園」と「尚古集成館」に入場できる共通券(1,000円)と、園内にある「御殿」にも入場できる1,500円のものがあります。今回は1,500円のチケットを購入します。
◆仙巌園入口
名勝 仙厳園は、江戸時代初期の万治元年(1658年)、島津家19代光久によって築かれた薩摩藩主島津家の別邸です。邸内に奇岩が多く、中国竜虎山山麓にある仙巌に似ていることからつけられた名前だそうです。仙巌園や尚古集成館一帯を含むエリアは世界文化遺産としても登録されています。島津家は鎌倉時代から江戸時代まで南九州を統治した大名家で、明治維新の立役者になったのは誰もが知るところなんですけど、関ヶ原の戦いでの敵中突破、その後の徳川家に対する立ち回りの上手さなど有名エピソードに事欠きません。
入口を入ってすぐのところにある「鹿児島 世界文化遺産 オリエンテーションセンター」では、薩摩の近代化のストーリーが学べたり反射炉の模型があります。実はここ、最初入るのを飛ばして、全部見終わった後に入る予定だったんですけど、結局入るのを忘れてしまいました。遠路はるばる来たのに勿体ないことをしてしまいました。
◆鹿児島 世界文化遺産 オリエンテーションセンター
◆反射炉跡
◆正門
◆名勝 仙厳園 標柱
正門の前を通過して御殿に向かう途中、朱塗り印象的な門があります。これが錫門(すずもん)で、昔はこちらが本門だったそうです。この辺は惚れ惚れするほど綺麗に整備されているのが印象的で、とんでもなく労力が掛かっていることが伺えます。
◆錫門
御殿
「御殿」は島津家19代光久によって建てられた書院造の居館で、数百年の歴史の中で、建て直しや増改築が行われました。歴代藩主がこよなく愛し、幕末以降は国内外の賓客をおもてなしするための施設としても用いられました。
◆御殿
表玄関から入ると、着物を着た女性が迎えてくれて、基本的なレクチャーを受けます。
◆鳳印の間(玄関の間)
◆薩摩焼蓋付壺
◆中庭
◆謁見の間
御殿から望む桜島は見事としか言いようがありません。歴代藩主はこの景色を愛してやまなかったんでしょうね。
◆桜島
◆御居間
◆御湯殿
◆御不浄
◆御寝所
再び仙巌園を散策
御殿を出た後は、引き続き仙巌園を散策です。仙巌園は庭園としても日本屈指なんですけど、反射炉跡、高桝や水力発電用ダム跡などの近代化の跡が垣間見られて、他の庭園にはない魅力があります。
◆獅子乗大石灯籠
桜島を望む位置に琉球王が献上したという異国風の「望嶽楼(ぼうがくろう)」が印象的でした。
◆望嶽楼
◆高桝
◆御庭神社
◆秀成荘
◆桜島展望ポイントからの景色
◆水力発電用ダム跡
◆千尋巌
カゴシマシティビューのところで言及した一日乗車券を持っていると、仙巌園では入場料割引の代わりに素敵なポストカードを頂くことができました。
◆プレゼント
尚古集成館は行きそびれる
通常は仙巌園を出た後は、隣の尚古集成館を見学する流れなんですが、完全に失念していて入らずじまいでした。薩摩切子工場などもあり、必見の場所だったのですが全く注意が向かいませんでした。今朝はバッチリ睡眠を取ったはずなんですが、まだ本調子に戻ってなかったのかもしれません。
帰りは市電で移動
観光バスで鹿児島中央駅に戻ることもできたのですが、市電に乗りたかったので、途中の鹿児島駅(かんまちあ)前で下車します。「かんまちあ」は鹿児島市上町ふれあい広場」と「上町の杜公園」を合わせた愛称だそうです。
◆JR鹿児島駅
◆かんまちあ
JR鹿児島駅の隣に市電の停留場「鹿児島駅前」があります。車両はひと際目を引くラッピング電車「さつマグ電」でした。これは市内の大学・短大・専門学校の学生さんたちによる「マグマシティ市電デザインプロジェクト」でデザインしたものらしいです。
◆鹿児島駅前停留場
◆ラッピング電車「さつマグ電」
◆鹿児島中央駅前停留場
B&Bパークホテル鹿児島アネックス
今日から3泊お世話になるホテルは「B&Bパークホテル鹿児島アネックス」です。すぐ近くには同じ系列の「B&Bパークホテル鹿児島」があるんですが、実はお昼前に荷物を預けに行ったとき、最初こちらのホテルに行ってしまうというプチトラブルがありました。
◆B&Bパークホテル鹿児島
◆B&Bパークホテル鹿児島アネックス
鹿児島中央駅から徒歩5分以内、朝食付きという条件で、連泊限定の清掃不要プランだと3泊で11,200円、一泊当たり3,800円という大変お得な価格設定です。建物は若干古さを感じますが部屋は広く綺麗に清掃されています。また、冷蔵庫や湯沸かし器、ドライヤー等必要なものは一通り揃っており、コーヒーやお茶も提供されており文句のつけようがありません。あと、このホテルのユニークな点として、各部屋にマッサージチェア(無料)が配備されていました。それなりの距離を歩いた後は腰が痛くなってしまうので大変お世話になりました。
◆シングルルーム




























































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