船で行く九州の旅1 自宅~大阪、フェリーさんふらわあ

2021年4月4日(日)~5日(月) 1~2日目

高速バスで京都へ

明日(4/5)の志布志(鹿児島)行きのフェリーに乗るため、4/4の大阪行きの高速バス(夜行便)で移動します。バスの到着が早朝なのでフェリーの出発まで大分時間が空くため、途中の京都で下車して半日ほど寄り道します。バスはほぼ満席でした。春休みのピークからずらしたのと、関西圏で新型コロナウィルスの状況が悪くなっていたので、もっと空いていると予想していたのですが意外でした。こういうのも実際に乗ってみないと分からないものですね。体力がある時に乗る往路の夜行バスは大抵一睡もできないのですが、今回も例外に漏れません。うつらうつらしながら目的地到着を待ちます。

つかの間の京都見物

■5:00 京都駅八条口到着

何年振りかの京都駅です。以前行ったときは、八条口は大規模な改修工事が行われていた記憶があるのですが、工事が終わって印象がガラッと変わりました。前日天気が悪かった影響か思ったより肌寒く想定外です。ここ数日暖かい日が続いており、九州を含めた関西は例年以上に気温が高かったので、厚手の服はあまり持ってこなかったことを後悔しました。この時期、風邪を引いて発熱したりするとややこしいことになるので気を付けなければなりません。

京都はもう何回も観光しているので、特別に行きたいスポットがあるわけではないのですが、たまにこの辺をブラブラ散策したい気分になるんですよね。京都観光ではいつもお世話になっているバス一日券を購入して、東寺や、清水寺、丸山公園などを回ります。例年であればちょうど桜が満開の時期なんですが、今年は2週間ほど開花が早くて葉桜となっていました。桜のピークが終わって平日だからなのか、コロナ禍の影響なのか分かりませんが、どこも閑散としており落ち着いた雰囲気の中で散策できました。いつも押し合いへし合いの市バスもスッカスカです。外国人の姿もほとんど見かけませんでした。100年に一度のパンデミックでもない限りこんな光景は拝めなかったと思うのですが、そういう意味では貴重な経験をしているのかもしれません。

◆東寺

kyoto toji temple

◆清水寺

kyoto kiyomizudera temple

◆丸山公園

kyoto maruyama park

さんふらわあターミナル(大阪)へ

睡眠不足の影響か午後になると観光する気力が萎えてしまったので、少し早いですがフェリー乗り場がある大阪の「さんふらわあターミナル」に移動します。JR京都駅から大阪駅経由で弁天町駅まで在来線で移動し、そこからOsakaMetroに乗り換え「トレードセンター前」まで移動です(所要時間は約1時間10分)。今回初めてOsaka Metroの南港ポートタウン線(ニュートラム)を利用したのですが、他の路線と異なり自動運転でした。車両や内装は独特なデザインで、海沿いの自然と人工が入り混じった景観も合わさって近未来感があります。SF好きのオッサンとしては珍しくテンションが上がりました。

◆Osaka Metro ニュートラム

osaka metro new tram

◆Osaka Metro トレードセンター前

osaka metro trade center mae

■13:30 アジア太平洋トレードセンター(ATC)着

フェリーの受付がこの建物内にあるんですけど、失礼ながら大阪なのでもっと雑多な場所を想像していたのですが、こんなに立派で洗練されているとは思いませんでした。現地に来てから知ったのですが、ATCは非常に大きな複合施設で、様々な企業がオフィスを構えているほか、ショールームやレストラン、ショッピング施設が軒を連ねています。

また、建物から出ると大阪湾に面したウミエール広場というリラックススペースがあります。ここからの大阪湾の景観は大変良く、さんふらわあのフェリーも見えます。午後から気温が上がってきて暖かくなったのでベンチに座って大阪湾の景色を楽しみながら時間を過ごしました。近くにはコンビニやカフェもあるので飲み物などの調達にも困りません。コロナ禍でもなければ、この辺も人で溢れているんでしょうが、例外なく閑散としていました。

◆アジア太平洋トレードセンター O’s棟

atc o's

◆アジア太平洋トレードセンター ITM

ATC ITM

◆ウミエール広場からの景色

atc view from umie-ru square

フェリーさんふらわあ

フェリーさんふらわあ」さんは以下の3つの航路を運航しており、今回往路は大阪→志布志(鹿児島)の航路で九州へ上陸します。

  • 大阪⇔別府
  • 神戸⇔大分
  • 大阪⇔志布志(鹿児島)

本州に住んでいる人間からすると、志布志って初めて聞く地名でどこにあるんだろう?というのが最初の反応です。志布志市は、鹿児島県の東部、大隅半島の付け根、宮崎県と接する位置にあり、鹿児島市からは約100kmの距離にあります。ウィキペディアによると、志布志港は国の中核国際港湾として整備されており、国内外への複数の航路が設けられていて、南九州地域での重要な役割を担っているそうです。そうなると、志布志市から鹿児島市への移動手段が心配になるのですが、鹿児島市行きの無料シャトルバスが利用できるので大丈夫です。

map-kagoshima

■16:30 志布志(鹿児島)行きフェリーの乗船手続き開始 

ターミナルは2つあって、第1ターミナルでは別府行きの手続きが行われます。志布志行きの場合、第1ターミナルから無料シャトルバルを利用して第2ターミナルに移動する必要があります。第1ターミナル受付近くには待合室があるのですが、乗船手続きの時刻が近づいても数人程度とあまり利用者は多くないようです。このフェリーはトラックなどの物流業者さんも利用するので、今日に限って言えば観光客よりも仕事目的で利用している人の方が多い印象です。

◆フェリーさんふらわあ第1ターミナル受付

ferry sunflower osaka ticket office

◆無料シャトルバス

ferry sunflower shuttle bus

第2ターミナルに着くと、検温、必要事項を書類に記入して乗船手続きをします。手続きは大変スムーズで、1か月前にさんふらわあさんのウェブサイトでネット予約したので、予約番号等の情報を提示するだけで済みました。

さんふらわあさんのフェリーでは、下はツーリスト(雑魚寝)から最上級のスイートまで何段階かの等級があり、また往復した場合などの割引プランがいくつか用意されていて値段も様々です。今回は「舟遊プラン」を利用し、客室は下から2番目の「プライベートベット」を選択しました。

舟遊プランとは、往復で「瀬戸内海航路」と「太平洋航路」をそれぞれ片道ずつ購入することです。瀬戸内海航路は大阪⇔別府航路、神戸⇔大分航路、太平洋航路は大阪⇔志布志航路を指します。今回は往路を大阪⇔志布志航路、復路を神戸⇔大分航路としたので、往復の料金が14,360円になります。料金の支払いについては、往路の乗船手続き時に11,710円を支払い、残りの2,650円は復路の手続き時に支払います。

船内で一泊して大阪から鹿児島までの移動を考えた場合、片道約15時間という時間の制約を除けば、飛行機や電車などと比較するとかなりお得感があります。格安の高速バスによる長距離移動と比べても、しっかり睡眠がとれて朝に目的地到着というのは理想的だと思います。

◆さんふらわあターミナル(大阪) 第2ターミナル

ferry sunflower osaka terminal2

ferry sunflower osaka terminal2 inside

■17:00 乗船開始

タラップで船内に移動します。間近でみると本当にデカい船です。この船は「さんふらわあ きりしま」という名前が付けられており、2018年に就航したばかりの新造船なので、船内設備は最新、船上プロジェクションマッピング等様々な趣向を凝らしているようです。船内に入るとエスカレーターで船室のある6Fに移動します。写真を撮り忘れたんですがエレベーターもあります。エスカレーターを上がると吹き抜けのあるエントランスホールに出るんですが、これがまるで豪華ホテルのようで驚かせてくれます。

◆さんふらわあ きりしま

ferry sunflower satsuma kirishima exterior

◆入口エレベーター

ferry-sunflower-stsuma-kirishima-escalator

◆エントランスホール

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エントランスでスタッフの方からルームカードキーを受け取り部屋へ移動です。今回利用するプライベートベットは、区画で区切られた一室を16人で利用する相部屋です。通常のカプセルホテルとほぼ同じです。一番下の雑魚寝スタイルのツーリストだとちゃんと寝れるか不安があったので、このタイプにしたのですが、それなりにプライバシーも確保できるし、音さえ気にならなければ快適に過ごせそうです。幸いにも、私以外は一人しかいなかったので個室のように利用できました。

各部屋には毛布とシーツ、ハンドタオル、歯ブラシセットが準備されており、コンセントやTVも備え付けられています。コインロッカーもあるのでセキュリティは万全、その他、共用のトイレはウォシュレット完備と何から何までホテルと変わりません。

◆プライベートベット

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ferry-sunflower-satsuma-kirishima-private-bed-room2

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■17:55 出航

そうこうしているうちに出航を知らせる銅鑼が鳴りました。

ferry-sunflower-satsuma-kirishima-entrance-hall3

外の様子を見たくなったのでデッキに出てみます。ターミナル前にはスタッフの方々が並んで手を振って見送ってくれました。風が強くて肌寒かったんですけど、天気は良かったので、刻一刻と変わる夕方の素晴らしい景色を楽しむことができました。

◆デッキからの眺め

ferry sunflower view from open deck1

ferry sunflower view from open deck2

ferry sunflower view from open deck3

ferry sunflower view from open deck4

ferry sunflower view from open deck5

■18:30 レストランで夕食

船内レストランではバイキングとテイクアウトメニューが提供されています。今日はまだ本格的な食事を取っておらず、お腹が空いていたのでバイキングで頂くことにしました。バイキングは一人2,000円です。レストランの写真を撮るのを忘れたのですが、本格的なレストランで和洋取り交ぜたメニューも様々、好みの物ばかりで美味しく頂くことができました。個人的には、カツオのお刺身やカルパッチョ風に味付けしたチキンが印象に残っています。食後のデザートやコーヒーなども充実しているので満足度は高いと思います。

◆夕食

ferry sunflower dinner1

ferry sunflower dinner2

■19:30 入浴

船内には展望大浴場まであるんですよね。本当に至れり尽くせりで驚くばかりです。大浴場の撮影はできなかったのですが、一度に10人以上は利用できる大きな浴場です。昨日の車中泊の影響もあって体が疲れていたので、ばっちりリラックスできました。蛇足ですがこの間、ルームカードキーを部屋に置いたまま出てしまうというミスを2回ほどやらかしました。かれこれ30時間以上起きているので、寝不足で大分頭が悪くなっているようですw

■21:00 就寝

入浴してつかの間、自分の部屋に戻って速攻で就寝してしまいました。船の揺れで寝れるんだろうかなんて心配は杞憂に終わり爆睡です。

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