2021年4月13日(火) 10日目
ホテルの朝食について
ホテル1階の食堂で、無料サービスのおにぎり軽朝食を頂きました。おにぎり2つ、副菜、味噌汁、沢庵というシンプルな構成です。
◆1階食堂
◆おにぎり朝食
別府地獄めぐり
今日は一日別府観光です。別府は社員旅行で一泊利用したことがあるんですが、まともな観光をした記憶がありません。まずは別府観光の大本命である「地獄めぐり」から始めます。
地獄めぐりとは、別府に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を周遊することです。別府にはさまざまな地獄がありますが、「海地獄」、「鬼石坊主地獄」、「かまど地獄」、「鬼山地獄」、「白池地獄」、「血の池地獄」、「龍巻地獄」の7つを巡ることを指します。
これらの地獄は鉄輪(かんなわ)・亀川地域にあるのですが、別府駅からは結構離れている(約5km)ので徒歩や自転車で巡るのは現実的ではありません。地獄めぐりをする一番簡単な方法は、亀の井バスさんが運営する定期観光バス「別府地獄めぐり」を利用することです。1日2便ある定期観光バスを利用すると、バスガイドさんの案内を聞きながら約3時間で一回りすることができます。料金は入場料込みで3,900円です。
バスガイドさんの案内は魅力的ではあるのですが、自分のペースで巡りたかったので、路線バスを利用することにしました。この場合、亀の井バスさんの「MyべっぷFree ミニフリー乗車券」を購入するのがお得です。これ一つで別府市内を走る「亀の井バス」の全路線バスに乗り放題となります。1日券は900円で、通常の切符で地獄めぐりをした場合でも930円かかるので損にはなりません。フリー乗車券は別府駅にある総合観光案内所で購入しました。
◆MyべっぷFree ミニフリー乗車券(1日)
別府は沢山のバスが運行しているので、バス乗り場やバスNoなどの案内が添付されているのは助かります。
地獄めぐりでは、別府八湯を循環する「ぐるっと」、別府駅・鉄輪・明礬を往復する「すぱっと」の2つの路線を利用します。どちらも日中は30分程度の間隔で運行していたので便利でした。
◆路線案内図
■09:30 別府駅出発
地獄めぐりは、どの順番で回ってもいいんですけど、観光案内所で教えてもらった通り「海地獄」から行くことにします。後で分かったんですが、海地獄は一番高いところにあるので、そこを起点に坂を下りながら巡ることができます。
別府駅西口3番乗り場から、往復バス「すぱっと」で「海地獄前」まで移動します。往復バスの何便かは写真のような赤のカラーリングをしています。
◆西口3番乗り場 ぐるすぱバス
別府の地形を全然把握していなかったんですけど、思いのほか坂道が多いのが驚きでした。途中、医療センターや老人ホーム専用のバス停があり、別府はリタイアした高齢者が沢山住んでいるイメージがあったので、これは間違いなさそうですね。約25分でバス停「海地獄前」に到着、そこから徒歩すぐで海地獄です。今日は朝から小雨だったんですけど、海地獄に着くころには止んでいました。温泉が近くにある影響でしょうか、空気が暖かいのが印象的でした。
海地獄
入口では共通観覧券を購入します。どの地獄も入場料は400円なんですが、7つの地獄に入れる共通観覧券は2,000円なので、5つ以上巡る予定であれば共通観覧券を購入したほうがお得です。さらに、フリー乗車券を持っていると1割引きで購入可能です。
◆長屋門(入口)
◆共通観覧券
無料のスタンプラリーがあるので、今回は挑戦してみました。
◆スタンプラリー
結論から言うと、最初に行った海地獄が一番広くてみどころがありました。逆に言うと、ここを最初に見てしまうと、他は物足りなさを感じてしまうかもしれません。
入口に入ると、蓮の池と庭園があるんですが、緑と花の色のコントラストが見事です。お客さんは数人しかいないので貸し切りの気分です。
◆蓮の池
◆庭園
◆足場
◆赤池地獄
◆温室
◆庭園
◆蓮の池
園内には「ショップ蓮」というお土産屋さんがあり、大分銘菓や雑貨を販売していました。カフェスペースもあり、海地獄特製の「地獄蒸し焼きプリン」などが食べられるようです。2階にはギャラリーがあったようですが見逃しました。
◆ショップ蓮
ショップ連を抜けると、海地獄があります。水面が海のようなコバルトブルーに見えることからその名がつけられたそうです。あまりにも綺麗なコバルトブルーでつい見入ってしまいました。なんか南国の島にいるような気分で、ここに関しては地獄というより天国という感じです。
◆海地獄
◆白龍稲荷大神
◆展望台からの眺め
鬼石坊主地獄
海地獄のすぐ隣にあるのが「鬼石坊主地獄」です。
◆入口
灰色の熱泥が大小の球状をなして沸騰する様が坊主頭に似ており、鬼石という地名に由来して鬼石坊主地獄と呼ばれています。不規則にボコボコと出てくる坊主頭が面白いですね。
◆鬼石坊主地獄
◆鬼の高鼾
◆庭園
◆足湯
鬼石坊主地獄を出た後は、「地獄めぐり通り」を下り「かまど地獄」に向かいます。
◆地獄めぐり通り
◆八仙人彫刻像
かまど地獄
古来より氏神の竈門八幡宮(かまどはちまんぐう)の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いた習わしがあったところから名付けられました。
◆入口
◆足湯
◆かまど地獄一丁目
◆藤の花
◆かまど地獄二丁目
◆かまど地獄三丁目
かまど地獄ならではのみどころは、飲む温泉や蒸し湯などの体験コーナーです。
◆体験コーナー
◆かまど地獄四丁目
◆かまど地獄五丁目
◆かまど地獄六丁目
鬼山地獄
鬼山という地名に由来する鬼山地獄は、別名「ワニ地獄」の名で親しまれています。大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始め、現在、約80頭のワニを飼育しています。
◆入口
◆鬼山地獄
◆鰐の剥製
◆ガビアル
◆クロコダイル
白池地獄
白池地獄は、噴出時は無色透明の熱湯ですが、池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白色に変化します。園内では、温泉熱を利用して、各種の大型熱帯魚を飼育しています。
◆入口
◆白池地獄
◆一遍上人像
◆向原石幢
◆熱帯魚館
循環バス「ぐるっと」で血の池地獄と龍巻地獄へ
残りの2つ、「血の池地獄」と「龍巻地獄」は少し離れているので、バスで移動する必要があります。みゆき坂を下りて少し歩くとバス停「鉄輪」があります。この辺りはお土産屋さんや飲食店が軒を連ねているんですけど、コロナ禍の影響でしょうか、営業していないお店がチラホラありました。
◆みゆき坂
■11:15 バス停「鉄輪」到着
高速バスも停車する大きなバス停になっており、乗車券売り場や待合スペースもありました。
◆バス停「鉄輪」
今度は循環バス「ぐるっと」に乗り、約6分後「血の地獄前」に到着です。
血の池地獄
血の池地獄は、豊後風土記に「赤湯泉」と記された日本最古の天然地獄です。地下の高温、高圧化で自然に化学反応を起こし生じた、酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まります。
◆入口
◆血の池地獄
血の池地獄から湧き出る粘土から作られた皮膚病に効く軟膏を販売しています。
◆血の池軟膏売場
龍巻地獄
別府市の天然記念物にも指定されている間欠泉が龍巻地獄です。間欠泉は一定の間隔で熱湯と噴気を噴出します。世界の間欠泉の中でも休止時間の短いことにおいて注目を浴びています。
当日、間欠泉は約30分間隔で噴出していたんですけど、入るタイミングが悪くて、ちょうど噴出が終わった直後でした。間欠泉が噴出するおおよそのタイミングはアナウンスされているので、先に龍巻地獄の様子を伺ってから血の池地獄に行った方が良かったと反省しています。
間欠泉以外には、お土産コーナーやジェラートショップはあるんですけど、あとは特にみどころがないため、石のベンチに座って次の間欠泉が噴出するのを待ちます。時間が経つにつれ、少しずつ人が集まり始めました。
◆入口
◆龍巻地獄
待つこと30分後、ようやく間欠泉が噴出し始めました。まさに地獄に吹き荒れる龍巻のようで圧倒されますね。
◆間欠泉
とり天発祥の店「東洋軒」へ
地獄めぐりを終えると12時を過ぎていました。別府の地元グルメと言えば「とり天」が有名なんですよね。一回はとり天を食べたいと思っていたので、とり天発祥のお店「レストラン東洋軒」に行きたいと思います。お店は別府港付近にあり、別府駅方面への帰り道の途中に位置するのでタイミング的にもバッチリです。
循環バス「ぐるっと」に乗ると、坂を下り、亀川駅経由で海岸沿いの道路を別府駅方面に走行します。約20分後「別府交通センター」で下車します。別府交通センターは別府を中心に、九州の特産や工芸品を多数取り揃えた物産館です。バス停から10分ほど歩くと東洋軒さんが見えてきました。バス停からは少し離れているんですよね。駐車場が見えてくると、停まっている車がないことに気づきます。嫌な予感がしてきたのですが、案の定、入口には定休日の看板が掛かっていました。ネットで調べると月曜日は定休日、昨日は祝日だったので今週は今日(火曜日)が定休日でした。普段はちゃんと定休日は確認してから行くんですが、今日に限って忘れていました。近くには他に良さそうなお店もなく、打ちひしがれながらバス停の方に戻ります。
■13:00 レストラン東洋軒到着
◆東洋軒
バス停に戻った後は、別府交通センター内を覗いてみたのですが、あまりピンとくるものも無く退散します。レストランとかもあるんですが、お客さんの姿もほとんどなくて寂しい感じでした。
◆別府交通センター
◆別府港
この後は、一度ホテルに戻り夕方まで休憩しました。
十文字原展望台
別府最後の観光は「十文字原展望台(じゅうもんじばる)」です。別府市北西部の高台、海抜500mに位置し、別府市街地をはじめ、大分市、日出市、国東半島、遠くは四国まで眺めることができます。大分県有数の夜景スポットとして知られており、日本の夜景100選に選ばれています。
この展望台は今朝利用した往復バス「すぱっと」で行くことが可能です。今気づいたんですけど、この往復バスの終点はAPU(立命館アジア太平洋大学)なんですよね。そういえばどこかの記事で、立命館大学の国際関係の学部が大分県にあり、えらい評判が良いと読んだ記憶があるんですけど、ここにあったのか!という感じの発見でした。
バスは鉄輪地域を通過すると別府八湯の一つ明礬温泉のある明礬エリアに入るんですけど、この辺から坂の勾配もきつくなってどんどん海抜が上がっていきます。約30分後、バス停「十文字原展望台前」に到着です。名前から分かる通り、この辺りは十文字原という名の草原が広がります。
■17:30 バス停「十文字原展望台」到着
◆バス停「十文字原展望台前」
展望台の案内らしきものが見当たらず、人の気配もしないので不安になってくるんですが、Googleマップを頼りに展望台を目指します。バス停から展望台はそれほど遠くないのですが、十文字原テレビ・FM放送所近くの分岐で間違った方(右側)に行ってしまいます。写真でいうと、真ん中の道を進むのが正解でした。間違ったのは私だけではなくて、後から自動車で来た別のお客さんも間違っていました。
◆十文字原テレビ・FM放送所
◆十文字原展望台
展望台からは別府市街、別府湾が一望できます。夜景100選に選ばれるのも納得の素晴らしい景観です。
◆展望台からの眺め






















































































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