2021年4月7日(水) 4日目
ホテルの朝食について
ホテル名の「B&Bパークホテル鹿児島アネックス」に含まれている単語「B&B」は「Bed and Breakfast」の略です。これは海外の宿泊施設ではよく見かける単語なんですが、要するに朝食付きって意味です。朝食は洋食(パンとコーヒーの軽食)と和食から選択できるんですが、私が利用したホテルの1Fでは洋食が、すぐ近くにあるもう一つの系列ホテルでは和食が提供されており、どちらも利用可能です。
今朝はあまりお腹が空いていなかったので、洋食の方で済ませました。パンとコーヒーだけのシンプル構成なんですが、このパンが思った以上に上等で、特に塩パンが印象に残る美味しさでした。
◆1F朝食会場
◆パンとコーヒーの軽食
城山展望台から桜島を望む
今日は朝から桜島に行く心づもりだったんですけど、「桜島フェリー」のサイトを眺めていると、「よりみちクルーズ」という観光客向けに1日1便のみ運行しているプチクルーズがあることを知りました。私が参照しているガイドブックでは紹介されていなかったんですけど、まだ認知されていないんでしょうか?この便で桜島に渡ったほうが面白いと思ったので、この便の出航時刻(11時10分)に合わせて、先に城山などを観光しながらフェリー乗り場に向かうことにしました。
桜島を観光する場合、「一日共通利用券CUTE(キュート)」を利用するのがオススメです。昨日利用した「一日乗車券(600円)」の対象(バス、市電)に、桜島フェリー、桜島を周遊するバス「サクラジマアイランドビュー」を加えたものです。販売価格は1日券が1,200円、2日券が1,800円です。また、上記で述べた「よりみちクルーズ」の乗船券(600円)を追加料金無しで受け取ることが可能です。よりみちクルーズを利用した場合、バスか市電を3,4回も利用すれば元が取れてしまう計算です。
◆一日共通利用券CUTE
城山は鹿児島市街地の中心部に位置する標高107mの小高い丘で、城山公園として整備されており、市民の散歩の場として親しまれ早朝ジョギングに利用する人も多いそうです。また、錦江湾や桜島が望める展望台は絶好の撮影スポットとして知られています。ここで「錦江湾(きんこうわん)」というのは実は別名で、正式名称は「鹿児島湾」なんですよね。日本語が理解できる人は異論ないと思うのですが、錦江湾の方が圧倒的に言葉の響きがいいし、なんかしっくりくるんですよね。そんなこともあってか、県内では専ら錦江湾が使われるそうです。ちなみにこの名前は、薩摩藩初代藩主・島津家久が詠んだ和歌が由来だそうです。
鹿児島中央駅前のバス停から「カゴシマシティビュー」を利用して「城山」まで移動します(約25分)。バス停のある駐車場からは、遊歩道を歩いて数分で城山展望台に到着です。綺麗に整備された遊歩道は緑豊かな自然に囲まれており、散歩するには本当にいい場所ですね。
◆バス停
◆遊歩道
今日は朝から晴天に恵まれ、素晴らしい桜島の景色を望むことができました。手前に錦江湾、市街地という構図もいいですよね。昨日から幾度となく見ている桜島ですが、見飽きることがありません。夜景も素晴らしいらしいのですが、今回は見る機会がありませんでした。
◆城山展望台からの眺め
展望台から市街地までは遊歩道が整備されているので、点在する観光名所を見ながら歩いて降りるのが面白そうなんですが、腰の調子が万全でないため諦めます。
西郷どんゆかりの地めぐり
バス停に戻り、周遊バスを利用して市街地へ戻ります。途中、バス停「西郷洞窟」を通過するんですが、下車せず車内からの撮影にとどめます。西南戦争後、西郷隆盛の一行は鹿児島に戻り城山に立て籠もりました。西郷が最後の5日間を過ごしたのがこの洞窟と伝えられています。
◆西郷洞窟
次のバス停「薩摩義士碑前」で下車します。この辺は観光名所が集まっているので、これらを巡りながら市電乗り場に向かいます。
◆西南戦争の銃弾跡
鹿児島城は、江戸自体初期に島津家18代家久によって築かれた島津家の居城です。一般に鶴丸城と呼ばれ、背後の城山は鶴丸山または鶴嶺(つるがね)山と呼ばれていました。
◆鹿児島城(鶴松城)跡
正面中央には「御楼門」があります。これは明治6年(1873年)の火災で焼失しましたが、2020年に日本最大の城門として復元されました。復元されてまだ間もないということで、我ながら良いタイミングで来ました。当時の趣とかはないんですけど、威風堂々とした佇まいは存在感抜群でした。
◆御楼門
最後に西郷隆盛銅像、小松帯刀像を見て市電乗り場に向かいます。
◆西郷隆盛銅像
◆小松帯刀像
市電の停留場「朝日通」前には格調高い建物があるんですが、これは「山形屋」さんという老舗のデパートだそうです。
ここで市電に乗り、桜島フェリー乗り場に一番近い停留場「水族館口」に移動します。
◆朝日通停留場
「よりみちクルーズ」で桜島へ
■10:30 桜島フェリー乗り場到着
市電「水族館口」駅から徒歩5分でフェリー乗り場に到着です。
◆桜島フェリー乗り場(鹿児島側)
ターミナルは思ったよりも広く、お土産屋さんのほか、ラーメン屋さんやカフェなどのテナントも入っています。フェリーは24時間運航しており、この時間帯だと1時間に3~4便の間隔で運行中です。料金は大人片道200円、所要時間は約15分です。また、冒頭で触れたんですけど、1日に1便「よりみちクルーズ」という、通常の航路から少し外れて約50分のプチクルージングをしてから桜島港に到着する観光客向けの便があります。今回はこれに乗りたかったので出航時刻(11時10分)を待ちます。10時40分を過ぎると、よりみちクルーズの案内があり、乗船券販売所で乗船券(600円)を購入します。一日共通乗車券CUTEを所持している場合は600円を払う必要はありません。これだけでCUTEの半分は元が取れてしまいます。
◆乗船券販売所
◆よりみちクルーズ乗船券
◆展望スペースからの景色
■10:50 乗船手続き開始
乗船する「第二桜島丸」は定員600名、車両積載能力約64台の立派な船でした。これだけの人数を収容できるのであれば、よほどの繁忙期でもなければ乗れるかどうかを心配する必要はなさそうです。今日は数名しか乗客がおらず、チャーターしたような気分です。
◆第二桜島丸(サクラフェアリー)
◆車両デッキ
◆客室
コロナ禍の影響で営業していなかったのですが、船内には売店がありました。また、帰りのフェリーではうどん屋さんが営業していました(行きのフェリーにあったかは未確認)。桜島フェリーの名物らしいです。
◆売店
◆オープンデッキ
■11:10 よりみちクルーズ出航
鹿児島港を出た後は進路を南に変えてしばらく進み、神瀬灯台をぐるっと回り桜島を横切りながら桜島港を目指す約50分のコースです。
乗客が少ないのでオープンデッキに陣取ることができました。船内にはボランティアのガイドさんもいて、桜島の歴史などを説明してくださいました。
◆桜島
◆沖小島
◆神瀬灯台
◆桜島フェリー乗り場(桜島側)
桜島観光
桜島は周囲52km・面積80㎢、山は北岳(標高1117m)、中岳(同1060m)、南岳(同1040m)からなる火山島です。約29,000年前、現在の錦江湾北部で超巨大噴火が起こり、姶良(あいら)カルデラとシラス台地が形成されました。超巨大噴火から3,000年後、カルデラの南端に桜島が誕生しました。以来大噴火を繰り返し、以前はその名の通り「島」でしたが、1914年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ大隅半島の一部となりました。
■12:00 フェリー乗り場(桜島側)到着
◆フェリー乗り場(桜島側)
◆桜島港フェリーターミナル
桜島では「サクラジマアイランドビュー」という観光に便利な周遊バスがあります。30分間隔で運行しており固定運賃ではなく距離に応じた料金(120~440円)です。1日乗車券は500円で販売されています。私の場合は一日共通利用券CUTEを持っているので自由に乗り降り可能です。
桜島港にバス停があるんですが、12時ちょうどのバスが出発した直後でした。ここであと30分次のバスを待つのも面白みがないので、次のバス停のある「火の鳥めぐみ館(道の駅桜島)」まで歩いてみました(約10分)。
火の鳥めぐみ館には、お土産屋さんや食堂があり、食堂ではカンパチのお刺身定食が美味しそうだったんですけど、ちょうどお昼の時間で沢山人が入っていたので諦めました。
◆火の鳥めぐみ館(道の駅桜島)
しばらく休憩していると、時刻通りに周遊バスがやってきました。乗客は私一人だけで貸し切り状態でした。
◆桜島アイランドビュー
当初は「桜島ビジターセンター」で下車して、桜島の噴火の歴史や自然に関する展示を見てから他を回る予定だったんですけど、実際の景色を早く見たくなってしまったので飛ばしました。次のバス停「烏丸展望所」で降りて、そこから「赤水展望広場」まで歩きます。人影は相変わらずの少なさです。たまにレンタサイクルで観光している方とすれ違う程度でした。
■12:40 烏島展望所到着
ここは元々海の上に浮かぶ島だった場所、大正噴火で溶岩が海を埋め立てながら進み、沖合約500mにあった「烏島」を飲み込みました。現在は、桜島と錦江湾を一望できる展望所として整備されています。周辺は溶岩と植物に囲まれ、当時島であった面影は全くありません。
次のバス停「赤水展望広場」までは徒歩で10分程度の距離なので、歩いて向かいます。
◆烏島展望所
◆引ノ平川
■12:50 赤水展望広場到着
2004年に長渕剛さんのオールナイトコンサートが開催された場所で、そのコンサート会場の跡地を整備して作られたのがこの「赤水展望広場」です。
ここは休憩スペースがあるので、次の周遊バスが来るまで展望所からの景色を楽しみます。
◆叫びの肖像
◆赤水展望広場からの眺め
■13:30 湯之平展望所到着
赤水展望広場から周遊バスに乗り、約20分で湯之平展望所に到着です。湯之平展望所は標高373m、桜島において一般の人が入ることのできる最高地点です。ここでは周遊バスが約20分程度停車するので、その間に展望所からの景色を楽しむことができました。
周遊バスで桜島港フェリーターミナルに戻り、そのままフェリーで鹿児島港に戻りました。
天文館通り
桜島フェリーターミナル(鹿児島側)に着いた後は、周遊バス「カゴシマシティビュー」で天文館まで移動です。
天文館は、鹿児島市にある中心繁華街・歓楽街の総称で、観光に欠かせない老舗店や名店が集まっています。鹿児島中央駅からは市電で約10分の距離にあります。ここではあまり長時間滞在せず、「蒸気屋」さんというお菓子屋さんに立ち寄った程度です。
◆天文館通
◆蒸気屋 駄菓子屋横丁
この旅行はまだ先が長く、お土産を買うタイミングではなかったので、ばら売りしていたものを個人で食べる分だけ買いました。後日食べた感想なんですが、個人的には「かすたどん」というカスタードクリームをスポンジで包んだお菓子が印象に残っています。
◆かすたどん
◆かるかん饅頭
とんかつ川久で黒豚を頂く
鹿児島の地元グルメといえば黒豚が有名で、黒豚のしゃぶしゃぶが代表的な料理として紹介されているんですが、一人で食べるには気が引けるので、代わりにとんかつ屋さんに行きたいと思います。ネットで調べると、鹿児島中央駅付近に「とんかつ川久」という良さそうなお店が紹介されていたので行ってみました。混雑を避けるために少し早めに行ったのですが、既に先客がいました。
◆とんかつ川久
今日はお腹が空いていたので、ボリュームのある「上黒豚ロースカツ(250g)」を頂くことにしました。お値段は2,500円と少し高めでしょうか。注文の際、店員さんに「中のお肉は少し赤くても良いですか?」と聞かれて、良く分かんないけど問題ないって答えたんですけど、理由は聞かずじまいだったので今だに少し引っかかっています。写真を見ると分かりますが、確かに少し赤いですよね。まあ、実際に食べるとそんなことはどうでも良くなって、肉の厚みと柔らかさに驚きます。これまで幾度となく口にしてきた「トンカツ」ですがこれは別格でした。
◆上黒豚ロースカツ(250g)
ここでは初めてPayPayで支払いをしました。PayPayは最近登録したんですけど、結構普及していることを実感しました。



























































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