中欧4ヶ国の旅 始めに

5月6日(日)~24日(木)の期間、中欧4ヶ国(ハンガリー、オーストリア、チェコ、ポーランド)を旅行してきました。中欧は中世の面影を残す都市が多く、一度は行きたい旅行先でした。念願叶い、約2週間強、中欧の美しい街並みを思う存分堪能できました。

今回の旅行では、オープンジョーの旅程(行きの到着空港と帰りの出発空港が異なる旅程)、国境越えと初めての経験が多かったのですがトラブルなく完遂できました。各都市間の移動は電車やバスを利用しましたが大変便利でした。食事にはあまり重点を置かなかったのですが、リーズナブルで美味しい食事ばかりで口に合いました。

旅行前に唯一気がかりだったのが対人ストレスです。旅行した方のブログを読むと、以前社会主義国だった影響か、チケット窓口の対応が良くない印象でした。この手のストレスで消耗することを避けるべく、チケットはできるだけネット購入するようにしました。実際のところ、現地では親切な人が多く、対応の悪いケースに遭遇することはほぼ無く杞憂に終わりました。

以上、今回はいい事ばかりで悪い点はほとんど思い浮かびません。元々中欧は人気のある旅行先ですが、個人旅行という観点からもオススメです。

旅行概要

中欧は見所が沢山ありますが、今回は以下の5ヶ所を観光することを目的としました。

  1. ブダペスト ・・・ 「ドナウの真珠」と呼ばれる美しい街並み
  2. 美術史美術館(ウィーン) ・・・ ブリューゲルの「バベルの塔」が有名
  3. プラハ ・・・ プラハ城や旧市街
  4. チェスキー・クルムロフ ・・・ 世界で一番美しい街と呼ばれている
  5. アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館(オシフィエンチウム) ・・・ 負の世界遺産

これにより、ハンガリーのブダペストを起点とし、オーストリアのウィーン、チェコのチェスキー・クルムロフ、プラハ、ポーランドのクラクフ、ワルシャワの順に観光するルートになりました。クラクフはアウシュヴィッツを見学するための拠点、ワルシャワは帰りの出発空港としての位置づけです。

root central europe

日程

旅行概要で挙げた5ヶ所を含め、各都市をゆっくり観光したかったので余裕のある日程を組みました。当初は5/8(火)に日本を出発予定だったのですが、誤って1日早い航空券を購入してしまいました。これによりブダペストの滞在が1日増えています。

日時 日程 宿泊
5/6(日) 自宅⇒羽田空港
5/7(月) 羽田⇒ドバイ、ドバイ⇒ブダペスト(エミレーツ航空) Sissy Residence(ブダペスト)
5/8(火)

ブダペスト観光

 

Anva House(ブダペスト)

5/9(水)
5/10(木)
5/11(金) ブダペスト⇒ウィーン(国際特急列車 railjet)

Hotel-Restaurant Frits Matauschek(ウィーン)

5/12(土) ウィーン観光
5/13(日)
5/14(月) ウィーン⇒チェスキー・クルムロフ(乗り合いバス CK Shuttle) Hotel Garni Mysi Dira(チェスキー・クルムロフ)
5/15(火) チェスキー・クルムロフ⇒プラハ(バス Student Agency) Brezina Pension(プラハ)
5/16(水) プラハ観光
5/17(木)
5/18(金) プラハ⇒クラクフ(電車+バス Leo Express) Pokoje U Filipa(クラクフ)
5/19(土) クラクフ観光
5/20(日) アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館見学
5/21(月) クラクフ⇒ワルシャワ(高速鉄道 EIP) Hotel Chmielna Warsaw(ワルシャワ)
5/22(火) ワルシャワ観光
5/23(水) ワルシャワ⇒ドバイ、ドバイ⇒成田(エミレーツ航空) 機内泊
5/24(木) 帰宅

準備

航空券

半年前にエミレーツ航空のサイトでネット購入しました。行きの到着空港がブダペスト、帰りの出発空港がワルシャワで、いずれもドバイ経由、サーチャージ等込みで87,150円です。

  日時 都市/空港 便名
行き

5/7(月)0:30

5/7(月)6:45

羽田空港 

 ⇒ ドバイ国際空港

EK313

5/7(月)8:50

5/7(月)12:45

ドバイ国際空港 

 ⇒ (ブダペスト)リスト・フェレンツ国際空港

KE111
帰り

5/23(水)15:00

5/23(水)22:45

ワルシャワショパン空港

 ⇒ ドバイ国際空港

EK180

5/24(木)2:40

5/24(木)17:35

ドバイ国際空港

 ⇒ 成田国際空港

EK318

ホテル

半年前にbooking.comで予約しました。半年前なので、そこそこ割安でクチコミ評価が高いホテルを予約できました。クチコミ評価はいくつか項目があるのですが、「スタッフ」と「ロケーション」を重視しました。実際、いずれのホテルも立地が良く、スタッフも親切でした。

余談ですが、いくつかのホテルではbooking.comの評価を掲示してクチコミ評価の高さをアピールしていました。必然的にユーザ側の視点に立ったサービスを提供しようとする努力が伺えました。以前からbooking.comはクチコミ評価に力を入れており、信用できる指標だと感じていたのですが、今回改めてユーザとホテル双方をwin-winの関係にする仕組みにもなっていると実感しました。

場所 ホテル名 感想
ブダペスト Sissy Residence

1泊60.3ユーロ。朝食は別料金(5.9ユーロ)。大通り沿いにあり、トラム停留所が前の前、地下鉄駅からも徒歩圏内。スタッフは親切で英語でのコミュニケーションも問題無し。

Anva House

1泊35ユーロ。朝食付き(果物とヨーグルト)。中心地に位置し地下鉄駅から徒歩圏内。スタッフは親切で英語でのコミュニケーションも問題無し。繁華街にあるため夜は若干騒がしい。

ウィーン Hotel-Restaurant Frits Matauschek

1泊44.5ユーロ。トイレ、シャワーは共用。朝食付き。地下鉄駅が目の前、中心地へ約20分。トラム停留所が目の前にあり、シェーンブルン宮殿に10分でアクセスできる。大きなスーパーが近くにある。スタッフは親切で英語でのコミュニケーションも問題無し。

チェスキー・クルムロフ Hotel Garni Mysi Dira

1泊44ユーロ。朝食付き。中心地は徒歩圏内。新築なので部屋が綺麗。スタッフは親切で英語でのコミュニケーションも問題無し。

プラハ Brezina Pension

1泊35ユーロ。朝食は別料金(6ユーロ)。地下鉄駅、トラム停留所が徒歩圏内。プラハ城等主要な観光地へのアクセスが大変良い。スタッフは親切で英語でのコミュニケーションも問題無し。

クラクフ Pokoje U Filipa

1泊47ユーロ。朝食付き。クラクフ中央駅から徒歩5分、旧市街も徒歩圏内。スタッフは親切で英語でのコミュニケーションも問題無し。

ワルシャワ Hotel Chmielna Warsaw

1泊47ユーロ。朝食は別料金(6ユーロ)。トラム停留所、バス停が徒歩圏内、旧市街へのアクセスが大変良い。スタッフは親切で英語でのコミュニケーションも問題無し。

 

各都市間の移動

全ての移動について日本を出発前にネット購入しました。総額約113ユーロ(15,000円)と移動した距離から考えると割安感があります。移動は午前中に開始し、明るいうちにホテルに到着できるようにしました。これについては、現地に行ってから気づいたのですが、この時期の中欧の日没は20時過ぎなので午後から移動しても大丈夫でした。

出発地⇒目的地

手段、所要時間

備考

ブダペスト東駅⇒ウィーン中央駅

高速特急列車(railjet)、2時間40分。

ハンガリー国鉄のサイトで購入。2等席で19ユーロ。座席指定不可。チケットは自動券売機から入手する必要がある(予約番号を入力して発行する)。
ウィーン⇒チェスキー・クルムロフ 乗り合いバス(CK Shuttle)、3時間30分 CK Shuttleのサイトで購入。ドア to ドアで44ユーロ。予約時に16ユーロ支払い、現地で残りの28ユーロを支払う。
チェスキー・クルムロフ(AN)⇒プラハ(Na Knížecí)

バス(Student Agency)、2時間55分

Student Agencyのサイトで購入。早期予約で5.2ユーロ。座席指定。
プラハ中央駅⇒クラクフ中央駅 電車+バス(Leo Express)、6時間15分 Leo Expressのサイトで購入。エコノミー席で19.5ユーロ。座席指定。
クラクフ中央駅⇒ワルシャワ中央駅 高速鉄道(EIP)、2時間23分 ポーランド国鉄のサイトで購入。2等席で25ユーロ。座席指定はできないが、窓側/通路側等の指定は可能。

 

チケット購入

以下については事前にチケットをネット購入 or 予約しました。

項目 備考
ナイトクルーズ(ブダペスト) 1週間前にLEGENDA CRUISESのサイトで購入。18.33ユーロ。

国会議事堂(ブダペスト)

英語ツアー。1週間前だと公式サイトは売り切れだったので、VELTRAで購入。28ユーロ。

アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館 唯一の外国人公式ガイド中谷剛氏宛にメールで予約を申し込む。15ユーロ(当日の参加人数によって変動あり)。

その他

外貨の調達について

羽田空港の両替所で5万円分ユーロに両替して、あとは現地のATMでキャッシングしました。今回はクレジットカードとプリペイドカードを1枚ずつ携帯しました。

海外旅行保険

三井住友海上の海外旅行保険に申し込みました。費用は8,030円です。海外旅行保険が付帯したクレジットカードを持っているのですが、いざという時本当に役に立つのか半信半疑なので毎回申し込んでいます。

インターネット環境

個人旅行でパスポートの次に重要と言っても過言ではないインターネット環境、今回はイギリスの通信会社「Three UK」のプリペイドSIMを利用しました。

◆Threeデータ通信専用プリペイドSIM【3GBタイプ】

three sim

ヨーロッパの多くの国で利用できるのが特徴で、Amazonで1枚2,100円(税込み)で購入できます。注意点はイギリス以外だと3G通信になること、利用期間が3ヶ月であることです。

Wi-Fiをレンタルすると約1日1,000円、長期間の旅行になると無視できないコストになります。今回は2枚購入したのですが、それでもWi-Fiをレンタルするより大分節約になりました。

正直なところ、出発前は本当に使えるか不安ではあったのですが、全ての都市で問題なく使用できました。各都市間の移動中、郊外では使用できないケースがありましたが許容範囲だと思います。主な用途はGoogle Mapやメール、ネット検索なので3Gという通信速度も気になりませんでした。なお、今回の旅行では約1Gしか使わず2枚目は不要でした。思ったよりデータ消費量が少なく済んだのですが、Wi-Fiを利用できる場所が多かったこと、また次で述べる通りGoogle Mapのオフライン機能を利用したことが主な要因です。

Google Map

インターネットが使えない時に役に立つのがオフラインマップです。事前に地図データをダウンロードしておくことでオフライン時でも使用できます。以前は「CityMaps2Go」をフリー版で使用していたのですが、いつの間にか使えなくなっていました。

他に良いアプリは無いか探したところ、Google Mapにオフライン機能があることを知りました。地図データをダウンロードしておくと、オフライン時に使用できることは勿論ですが、オンライン時でも逐一データをダウンロードしなくなるのでデータ通信量の節約にもなるため大変便利です。

ガイドブック

ダイヤモンド社の「A25 地球の歩き方 中欧」を携帯しました。中欧15ヵ国の旅行情報が1冊にまとまっています。結構分厚い本なので、4ヵ国分だけ切り取ると大分軽量になります。電子書籍版も販売されているのですが、何かあった時の保険として最低限の情報は紙媒体で持つようにしています。

guide book central europe

各国を詳細に扱った以下の書籍もあります。これらを全部携帯すると結構な重さになるので、電子書籍版を購入するのも選択肢だと思います。

  • 「A17 地球の歩き方 ウィーンとオーストリア」
  • 「A26 地球の歩き方 チェコ ポーランド スロヴァキア」
  • 「A27 地球の歩き方 ハンガリー」

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