中欧4ヶ国の旅 その6 ブダペスト~ウィーン(ホーフブルク王宮)

2018年5月11日(金) 6日目

ブダペストからウィーンへ移動

ブダペストの観光は観て良し、食べて良し(あまり食べていませんが)、物価は安く現地の人は親切と大満足でした。名残り惜しいですが今日は朝からウィーンへ移動します。ブダペストからウィーンへの移動は高速列車railjetを利用します。海外旅行で長距離列車に乗るのは今回が初めてなので楽しみであり、勝手も分からないので不安でもありました。

乗車券の購入について

乗車券は現地で購入せず、ハンガリー国鉄のサイトでネット購入しました。日本語対応はしていません(ハンガリー語、英語、ドイツ語のみ)。乗車券購入の流れは以下となります。

  1. 個人アカウントの作成(メールアドレスが必須)
  2. 列車を予約
  3. クレジットカードで決済
  4. 予約番号を取得
  5. 現地の自動券売機で乗車券を発券

今回は乗車日1ヵ月前に2等席乗車券を19ユーロで購入しました(1等席は39ユーロ)。座席は自動的に割り当てられるため、通路側/窓側の指定ができません(※)。

出発時刻/出発駅 到着時刻/到着駅
9:40/ブダペスト東駅(Budapest-Keleti) 12:21/ウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)

※補足

今回と逆方向、ウィーンからブダペストに移動する場合は、オーストリア国鉄のサイトで購入するのですが、こちらでは座席指定ができるようです。よって、ウィーン発の往復乗車券を購入すればブダペストからウィーンの列車も座席指定できます(ブダペストからウィーンへの片道乗車券は購入不可)。片道分が無駄になりますが、どうしても窓側/通路側を指定したい場合はこのような購入方法もありかもしれません。

ホテルをチェックアウトし出発駅であるブダペスト東駅に向かいます。東駅には地下鉄M2(Keleti Pályaudvar駅)が接続しているので移動は簡単です。

ブダペスト東駅は1984年に建てられたブダペスト最大の駅で、現在も当時の様式を残しています。まるで映画のワンシーンに登場するような趣のある建物ですが、実際にいくつもの映画で使われています。最近の映画だと「レッド・スパロー(原題:Red Sparrow)」のワンシーンで使われていました。

budapest keleti railway station exterior

budapest keleti railway station platform far

budapest keleti railway station platform near

ネット購入した場合は駅構内の自動券売機で発券する必要があります。手順は簡単で、ネット購入時に入手した予約番号10桁を入力するだけです。とまあ、いとも簡単に書いていますが、本当に乗車券を入手できるのか不安だったので、2日前に東駅に来て発券しています。。。

◆自動券売機

budapest keleti railway station e-ticket machines

◆自動券売機画面

budapest keleti railway station e-ticket machines display

◆発券された乗車券

budapest railjet ticket

こちらは「Thököly」という通り側にある入口です。入口から中に入るとフレスコ画のあるホールになります。こちらもいいですね。

budapest keleti railway station thokoly avenue entrance exterior

budapest keleti railway station thokoly avenue entranc inside

高速列車railjetに乗車

基本的にヨーロッパの駅には改札口が無いのでプラットフォームへの出入りは自由です。9:10を過ぎると電車が入ってきたので乗車します。

budapest keleti railway station railjet

2等席は満席で、ヨーロッパ系、アジア系、インド系と各国からの乗客が乗っており、私の隣に座ったのはロシア人と大変国際色豊かでした。

budapest keleti railway station railjet inside

この車両は指定席と自由席という区別が無く、空いている席に自由に座ることができます。写真のように予約済みの座席はランプが点灯しています。空いている席を捜してウロウロしているお客さんが結構いました。

budapest keleti railway station railjet seat

■9:40 高速列車railjet出発

予定時刻通りミュンヘン行きの高速列車が出発し、約2時間40分の電車の旅を満喫します。車内には次の停車駅等を表示するモニターがありアナウンスが聞き取れなくても安心でした。また、Wi-Fiが無料で利用できました。この辺の利便性の高さは日本より進んでいますね。

車窓からはのどかな田舎の景色が続きます。これは、ハンガリーとスロヴァキアの国境付近にある「Dunaalmás」辺りのものです。

hungary dunaalmas view from railjet

ハンガリーから国境を越えてオーストリアに入った後の停車駅で保安員が乗り込んでパスポートチェックが始まります。何事もなく完了し、12時20分頃予定通りウィーン中央駅に到着します。ブダペスト東駅とは打って変わってモダンで洗練されています。ここでは大勢の乗客が降車しました。

◆ウィーン中央駅

vienna hauptbahnhof platform

ホテル「Hotel-Restaurant Frits Matauschek」

ウィーン中央駅には食事が取れそうなお店が結構あったのですが、あまりお腹が空いていないのでひとまずホテルに向かうことにしました。

◆観光マップ

map vienna 20180511

ウィーン中央駅は地下鉄1号線(U1)と接続しています。案内表示に従って地下鉄駅「Südtiroler Platz駅」に移動し、入口前の自動券売機で72時間フリーパスを購入します(17.1ユーロ)。これがあれば72時間ウィーン市内の地下鉄、路面電車、バスが乗り放題です。ブダペストと同様、ウィーンの地下鉄も改札がありません。購入したフリーパスは入口の打刻機で刻印する必要があります。フリーパスの場合は最初の1回だけ刻印します。ブダペストでは地下鉄駅の入口や車内で何回か乗車券チェックがあったのですが、ウィーンでは全く遭遇しませんでした。

vienna 72 hours vienna ticket

地下鉄U1で「Südtiroler Platz駅」から3駅北の「Stephansplatz駅」に移動し、3号線(U3)に乗り換え8駅西の「Hütteldorfer Straße駅」で降ります。地上に出るとホテルが見える場所にありました。黄色い建物なのですぐ分かりました。この辺はブライテンセアー通り(breitenseer straße)と呼ばれる場所で、ごみごみしていなくて落ち着いた雰囲気です。

今日から3泊お世話になるホテル「Hotel-Restaurant Frits Matauschek」に無事到着です。中心地から約5km離れているのですが、地下鉄駅からこれだけ近いのとあまり気になりません。ホテル前にはトラム停留所もあり立地の良さを実感します。

vienna hotel restaurant frits matauschek exterior

vienna hotel restaurant frits matauschek exterior far

建物自体は古いですがとても清潔で、ウィーンの古き良きホテルの雰囲気を味わえます。チェックインの対応をしてくれたのはオーナーの奥さん思われる年配の女性です。英語でのコミュニケーションも問題ありませんでした。

このホテルはシングル一泊(朝食付き)で46.5ユーロとかなりリーズナブルで「booking.com」でのクチコミ評価も高いです。但し、トイレとシャワーは共用です(トイレとシャワー付きの部屋もあります(59.5ユーロ))。

部屋はそれほど大きくありませんが必要な物は揃っており清潔感があります。木製の家具がいいですね。

vienna hotel restaurant frits matauschek room window

vienna hotel restaurant frits matauschek room door

ホーフブルク王宮

しばしの休憩後、ウィーン観光へ出かけます。今日のお目当てはホーフブルク王宮です。地下鉄U3で「Stephansplatz駅」に移動します。地上に出るとグラーベン通り(Graven)という中心部に出ます。雰囲気のある通りでウィーンに来たことを実感します。お洒落なお店が建ち並び、至る所にカフェがあります。観光のメッカなので大勢の観光客で溢れかえっていました。

◆グラーベン通り

vienna graben hogl store am

vienna graben tienda camper

グラーベン通りをしばらく進み、突き当りのコールマルクト通り(Kholmarkt)を左に進むとホーフブルク王宮が見えてきます(約10分)。ホーフブルク王宮は13世紀後半から600年以上にわたってハプスブルク家の居城としてきたところです。王宮の前は聖ミヒャエル広場、広場を挟んで聖ミヒャエル教会があります。

◆コールマルクト通り

vienna kohlmarkt

◆ホーフブルク王宮

vienna hofburg exterior front

◆聖ミヒャエル広場

vienna saint michael's square

この辺りは観光用の馬車が走っていてビックリしました。そのせいか若干動物臭が漂っているんですよね。。。昔はもっと臭かったんだろうなーと妙なリアル感を味わいました。

vienna saint michael's square charriage

◆聖ミヒャエル教会

vienna saint michael's church

ホーフブルク王宮の正面ミヒャエル門に入ると右手に「銀器コレクション」、「シシィ博物館」、「皇帝の住居」への入口があります。

vienna hofburg sisimuseum entrance

中に入るとチケット売り場があり、ここでは「シシィチケット(29.9ユーロ)」を購入します。そう、シシィはブダペストで登場したエリザベート皇妃のことです。シシィチケットは以下を見学できるコンビチケットのことです(有効期間は1年)。

  1. シェーンブルン宮殿-グランドツアー(※17.5ユーロ)
  2. ホーフブルク王宮(銀器コレクション・シシィ博物館・皇帝の住居)(※13.9ユーロ)
  3. ウィーン家具博物館

※は単体でチケットを購入した場合の値段

本当のお目当てはシェーンブルン宮殿だったのですが、大変混雑するので現地でチケットを購入するは大変だという情報がありました。代わりに比較空いているこちらでシシィチケットを購入すれば、シェーンブルン宮殿でチケットを購入する必要が無くなり混雑を回避することができます。

vienna sisi ticket front

銀器コレクション

王宮で保管されてきた銀器、金器、磁器などの膨大な数の食器が展示されています。正直、この手の類に興味が無いのですがオーディオガイドの解説が充実していたので思った以上に楽しめました(中身は忘れてしまいましたが。。。)。

vienna hofburg silver collection gold plate

vienna hofburg silver collection silver unit

vienna hofburg silver collection painted plate

vienna hofburg silver collection porcelain

シシィ博物館

ここからは撮影NGとなります。エリザベート皇妃(シシィ)のイメージは死後に作られたものが多く、実像はかなり異なっていたとか。この博物館では、彼女にまつわる伝説とその実像について比較しながら展示しています。

皇帝の住居

フランツ・ヨーゼフ1世とエリザベート皇妃の執務室や居住用の部屋を見学できます。豪華絢爛な食堂などとは対照的に、フランツヨーゼフ1世の質素な執務室が印象的で、彼のその人となりが表れていました。

トラムでリンク一周を試みるも達成できず

ウィーンにはリンク大通り(Ringstraße)と呼ばれる旧市街を囲む環状道路があり、主要な観光スポットはリンク内側や周辺に集中しています。リンク沿いにはトラムが運行しており、「地球の歩き方」ではウィーンに着いたらまずこれに乗って市内の見所を一通り眺めることをオススメしています。停留所「Oper」でトラム1番に乗り、「Schwedenplatz」でトラム2番に乗り換えて再び「Oper」に戻るルートになります。

地下鉄M1で「Karlsplats駅」に移動し、徒歩約5分で停留所「Oper」に到着です。到着後、しばらくトラム1番が来るのを待っていたのですが一向に来る気配がありません。おかしいなと思って周囲を見渡したところ、何やら注意書きらしきものがあります。どうやらリンクの一部区間が工事中になっていて迂回運行している模様。工事期間は5/10~21と始まったばかりでウィーン滞在中と重なってしまいました。これによりリンク1周の試みは達成できませんでした(残念!)。

◆停留所「Oper」

vienna tram oper

◆迂回運行のアナウンス

vienna tram oper announce

以上で今日の観光は終了しホテルに戻ります。途中、ホテル近くのスーパー「MERKUR Markt」で夕食を調達します。大きなスーパーなので品揃えが豊富で、様々な種類のソーセージやハム、チーズ、ヨーグルト等が置かれていました。これだけ豊富だと長期間滞在しても飽きることがなさそうです。

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