2018年5月10日(木) 5日目
◆観光マップ
英雄広場
今朝はまずアンドラーシ通りの突き当りにある英雄広場に向かいます。アンドラーシ通りはエルジェーベト広場と市民公園(ヴァーロシュリゲット)を結ぶ大通りで、ネオルネッサンス様式の建物が並びます。アンドラーシ通りの地下を走る地下鉄1号線(M1)とともに世界遺産に登録されています。
◆アンドラーシ通り
高級ブティックやカフェ、レストランが軒を連ね、緑の並木が美しい大通りです。
◆国立オペラ劇場
100年以上の歴史を持つネオルネッサンス様式の建物ですが、現在改修工事中でした。毎日利用していた地下鉄「Opera駅」はこの建物のすぐ側にあります。
◆地下鉄1号線(M1)
1896年に開業した1号線は、ロンドン、イスタンブールに次いで世界で3番目に古く、電気運転の地下鉄としては世界初です。世界遺産に登録されている唯一の地下鉄でもあります。ホームは天井が低く、出入口や壁が木製だったりと歴史を感じさせます。また、黄色い車両がレトロ感満載で最高でした。これは当時の車両をあえて復元したのだとか。
「Opera駅」から5駅北にある「Hősök tere駅」で降ります。
◆英雄広場
ハンガリー建国1000年を記念して1896年に建設されたブダペスト最大の広場です。
広場中央に見えるのが、大天使ガブリエルを頂く高さ35mの建国1000年記念碑です。その回りを囲むのがマジャル人部族長7人の像です。左右対称で美しいですね。
早朝に来た時は誰もいなくて絶好の撮影タイムだったのですが、逆光でうまく撮れませんでした。このまま帰るのは心残りになりそうなので、午後取り直しに来ました。
(早朝)
(午後)
記念碑の後方左右に扇状に並ぶのは歴代の国王や将軍など14人のハンガリーを代表する英雄達の像です。
◆後方左
左からイシュトヴァーン1世(聖イシュトヴァーン)、ラースロー1世、カールマン1世、アンドラーシュ2世、ベーラ4世、カーロイ1世、ラヨシュ1世です。
◆後方右
左からフニャディ・ヤノーシュ、マーチャーシュ1世、ポチカイ・イシュトヴァーン、ベトレン・ガーボル、テケリ・イムレ、ラーコーツィ・フェレンツ2世、コシュート・ラヨシュです。
英雄広場を挟んで北側には西洋美術館、南側には現代美術館があります。
◆西洋美術館
諸外国の画家の作品を展示しており、ラファエロやレンブラントといった有名画家の作品もあります。ここは見学したかったのですが、2018年10月31日のリニューアルオープンのため閉鎖中でした。
◆現代美術館(ミューチャルノク)
現代アーティストたちの作品を定期的に展示しています。現代アートは良く分からないのでこちらはパスです。
英雄広場を抜けると市民公園(ヴァーロンシュリゲット)があります。まず視界に入るのが大きな池で、夏はボートが楽しめ、冬にはスケートリンクとなるそうです。
◆市民公園スケートリンク
奥に進むとヴァイダフニャディ城が見えてきます。1896年の建国1000年祭りではこの公園が博覧会場となり、展示館の一つとして建てられたものです。現在は農業博物館になっています。
◆ヴァイダフニャディ城(城門)
◆Jaki chapel
◆ヴァイダフニャディ城
ヴァイダフニャディ城は、ハンガリーの歴史上有名な城のデザインを融合し、中世から18世紀の建築様式を取り入れています。
ブダペストは世界にも類まれな温泉都市でもあります。数多くの温泉の中で最大規模を誇るのがセーチェーニ温泉です。
◆セーチェーニ温泉
ドハーニ街シナゴーグ
ハンガリーはヨーロッパでもユダヤ教徒の人口が多かった国です。特に19世紀半ばには、ユダヤ教徒に対する制限・差別が撤廃されたことで人口が増え、高まる存在感とその経済力を背景に建てられたのが「ドハーニ街のシナゴーグ」でヨーロッパで最大、世界で2番目の規模を誇ります。
シナゴーグはかつてユダヤ人居住区(ゲットー)のあったドーハニ通りにあります。ホテルから近いので徒歩で行きました(約10分)。
何気ない通り1つ1つに趣があります。
ピーク時は混雑しチケットを買うのが大変らしいので、開館10時前には着くようにしたのですが、既に行列ができていました。チケットは4,000HUFと少しお高い値段設定です。
入口の前には制服姿の警備員が何人もおりセキュリティチェックを受ける必要があります。面倒を回避するためにも荷物はあまり持ち込まない方が無難です。
幾何学模様が美しいこの独特な建物はムーア様式と呼ばれる手法で建てられました。ムーア様式というのは初めて聞いた言葉ですが、北アフリカとスペインの一部、ポルトガルのイスラム様式を融合させたものらしいです。入口の上にあるユダヤ教のシンボル「ダビデの星(六芒星)」が印象的ですね。
シナゴーグ内部に入るときは、男性はキッパと呼ばれる帽子を被る必要があります。無い場合は入口付近のスタッフから紙製の簡易キッパを受け取ります。
シナゴーグ内部はもはや別空間で、荘厳な雰囲気に圧倒されます。このシナゴーグは3,000人もの人数を収容できるそうです。
シナゴーグ内では英語やドイツ語、フランス語等によるツアーが開催されております。イギリス国旗のプレートの近くで待機しているとガイドさんが現れます。女性のベテランガイドさんで、英語は聞き取り易く、私の英語力でも5割ぐらいは理解できました。
シナゴーグ内部の説明が終わると、ユダヤ人墓地、ラウル・ワレンバーグホロコースト記念公園の見学をして終了です。
◆ユダヤ人墓地
ホロコーストで犠牲となったユダヤ教徒が眠っています。
◆ラウル・ワレンバーグホロコースト記念公園
ラウル・ワレンバーグは、第2次世界大戦末期にハンガリーで多くのユダヤ教徒を救ったスウェーデンの外交官です。
◆ホロコースト記念碑
柳の木を象った銀のオブジェ(Emanuel Tree)はハンガリーの彫刻家ヴァルガ・イムレによる作品で、葉の一枚一枚にはホロコースで犠牲となったユダヤ教徒の名前が刻まれています。
こちらのお墓の回りには石が積まれています。ユダヤ教徒の方々は、日本のように花や食べ物を供えることはせず石を供えるようです。
レストラン「Frici Para」で昼食
ブダペストでの食事は専らスーパーで買ったもので済ませていたのですが、1回ぐらいはレストランで食事しておこうかなと「Frici Papa」というお店に向かいます。ホテルから近く、安くて美味しいとblogで紹介されていました。googleマップの口コミ評価も高く、一人旅の観光客も結構利用しているようです。
ランチの時間帯は混雑するようなので少し早めに行きました。地元のお客さんが多いですが、外国人観光客と思われる人もチラホラいます。一人で食事している人も居たので入りやすい雰囲気でした。
メニューは英語表記付ですがさっぱり分かりません。仕方ないのでウェイターさんに「グヤーシュ」を食べたいと伝えたのですがないと言われました。「グヤーシュ」はハンガリーの伝統料理(スープ)です。代わりに「ビーフシチュー」を勧められたのでそれを頂きました。メニュー上は「Beefgoulash(ビーフグヤーシュ)」と書かれていたのでグヤーシュの一種のようです。また付け合わせはNokedli(Noodle)が人気らしいのでそれにしました。
■Nokedli(ノケドリ)
ドイツ語でシュペッツレ。柔らかい卵麺の一種であり、ドイツ、オーストリア、アルザス、南ティロル料理で使われる。
ビーフシチューは牛肉は柔らかく味も濃厚で大変美味しく頂けました。Nodedliはマカロニのようなもちもちとした食感でシチューに合いました。ボリュームも満点だったのでお腹いっぱいになり、この後夕食が食べられなくなりました。これでお値段は1,400HUFとリーズナブル過ぎます。
ブダ王宮で夜景を鑑賞
昼食後はまた腰が痛くなってきたので一旦ホテルに引き上げます。この後、郊外に足を伸ばすことも考えていたのですが、この旅行はまだ先が長いので無理をしないことにしました。郊外にはローマ軍の円形劇場跡、グドゥルー宮殿、彫像公園など観光したい場所があったのですが、どれも行けずじまいでした。美術館も結局1つも行っていないし。。。1つの都市に3日間丸々滞在するのは長すぎるかもしれないという心配は全くの杞憂でした。
ただ、夜景観賞だけは諦めることができず、夕方まで休憩したのち重い腰を引きづってブダ王宮に向かいます。ゲッレールトの丘は少し歩く必要があるので諦めました。
20時少し前にブダ王宮の展望台に着き、ドナウ川の景色を眺めながら日没を待ちます。夜景目当ての観光客も大勢いました。夜景は素晴らしいの一言でいつまでも見飽きることがありませんでした。
■20:20頃
■20:50頃











































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