4月19日(金)は、バスツアーを利用して、ハイヴァン峠や五行山を観光しながら次の目的地であるホイアンに移動しました。古い町並みが残るホイアンの旧市街は世界遺産にも登録されており、夜のナイトマーケットは大変な賑わいをみせます。
バスツアーを利用してホイアンへ移動
この旅行で一番悩ましかったのが、フエからホイアンへの移動手段です。当初は、ベトナム統一鉄道でフエからダナンに移動し(約100km)、ダナンからホイアンまではタクシーを利用する予定でした(約30km)。フエとダナンの間にある、景観が大変美しいことで有名なハイヴァン峠を通ってみたいというのが一番の理由です。効率の面では、フエとホイアンを結ぶ長距離バスを利用するのが一番楽なんですが、残念ながらバスは峠を通らないという情報がありました。粘って色々調べてみると峠を通る観光バスもあるようなので、一応鉄道のチケットは予約しておいて、後はフエに到着してからホテルや旅行代理店にでも相談する腹積りでした。実際、例の日本語が堪能な女性スタッフに相談したところ、ハイヴァン峠のほか、ランコー・ビーチなどの景勝地や観光名所を寄りながらホイアンに移動するバスツアーを紹介してもらえました。
バスツアーについて
タイントアン橋、ランコー・ビーチ、ハイヴァン峠、五行山の4ヵ所を観光しながらフエからホイアンに移動します。フエ市内のホテルでピックアップして、ホイアンのホテルで降ろしてくれます。料金は30万ドン(1,860円)です。ただし、五行山の入場料は含まれません。先に述べた鉄道+タクシーを利用する手段が約3,500円程度、長距離バスだと1,500円前後が相場なので、効率という面でもお金の面でも大変優れた手段なのが分かります。
◆ツアーの案内
当日は8時半過ぎにホテルでピックアップしてくれました。利用したのは黒色の大型バスで、私が乗車した時は、既にほぼ満席状態でした。欧米からの観光客が大部分のようで、アジアからのお客さんは私を含めて2,3人しかいませんでした。空調はちゃんと効いており、外は相変わらずの暑さだったので大変助かります。
ガイドさんは若い男性で、英語の発音が非常に綺麗で聞き取り易かったです。観光名所に関する知識も豊富で気配りもできる大変良いガイドさんでした。
この後、2軒ほどホテルに寄り全員のピックアップが完了したところで、フエから8km東に移動したところにあるトゥインタイン村に移動しました。
◆観光バス
フエの中心部を離れると、のどかな田園風景が広がります。ベトナムに来てから実感するのが、とにかく自然豊かな景観が多い事です。
◆のどかな田園風景
タイントアン橋
■9:10 トゥインタイン村到着
美しい田園風景に囲まれたトゥインタイン村は、昔ながらの伝統的な古民家や祠、廟などが点在する観光名所になっています。
バスを降車後、水路沿いの道路を歩きながら、一番の見どころであるタイントアン橋に向かいます。途中、屋台や売店、お土産屋さんが集まっているエリアもあって、思った以上に観光地化されている印象を受けました。
◆トゥイタイン村
タイントアン橋という名前の由来は、ホイアンの日本橋と形状が似ているところから来ているそうです。ベトナム語が分からないのでイマイチピンと来ませんが、この言葉の中にはその様な意味が込められているんでしょうね。日本橋と言えば、これから向かうホイアンの日本橋が有名なんですが、こちらもフエの日本橋と呼ばれており観光名所としての地位を確立しているそうです。ちなみに、ホイアンでは肝心の日本橋が修復中により見学できなかったため、ここで見ることができて良かったです。
1776年に建てられた木造の橋で、チャン・ティ・ダオという女性が私財をはたいて建てられたと言われています。
◆タイントアン橋
トゥイタイン村を出発して間もなく、美しい田園風景の中にポツンとある、ベトナム戦争の時に使われたバンカー跡がありました。フエはベトナム戦争の激戦地の一つとしても知られており、多くの建物が破壊され沢山の命が失われました。ガイドさんも、ベトナム戦争については思いがあるようで、事細かに熱心に説明していました。思った以上にベトナム寄りの話をするので、(負けた側の)アメリカから来た観光客の方々がどのような心境で聞いていたか少し心配になりましたw
◆バンカー跡
ランコー・ビーチ
約1時間ほどバスを走らせると、海と山に囲まれた豊かな自然が広がるランコー・ビーチに到着です。
■10:45 ランコー・ビーチ到着
天候の問題なのか、時期の問題なのかは分からないのですが、ガイドブックで見たような青い海と白い砂浜が広がる美しい景観を見ることは叶いませんでした。
◆ランコー・ビーチの景観
バスが停車した周辺にはカフェが何軒か並んでおり、どのお店も大盛況でした。私も休憩がてら、ガイドさんがオススメしていたココナッツ・コーヒーを頂きました(5万ドン≒300円)。
◆ココナッツコーヒー
約20分間の休憩後、次の目的地ハイヴァン峠に向かいます。
◆名前の分からない橋
ハイヴァン峠
フエとダナンの間にあるハイヴァン峠は、美しい絶景を望めることで有名です。特にベトナム統一鉄道を利用しての車窓からの景観が大変素晴らしく、ブログやYoutube等で紹介されています。
◆バスからの景観
■11:30 ハイヴァン峠頂上到着
山頂にはカフェや売店、お土産屋さんが営業しているエリアがありました。
◆頂上の景観
ベトナムの歴史においては、ハイヴァン峠は常に戦略的な要所であり続けました。山頂にはグエン朝ミンマン帝の時代に建てられた見張り台が残っています。
◆見張り台
ベトナム統一鉄道の線路に比べると、道路はさらに内陸側を走っているため、海岸線は若干遠くに感じました。鉄道からの景観には一歩譲るものの、美しい景観を堪能できました。ちなみに、フエからダナン方向のバスに乗る場合は、左側の座席に乗るのが正解なのが分かりました。私はたまたま左側に乗っていたので終始車窓からの景色を楽しむことができました。
◆バスからの風景
ツアーの中には、ダナンが終点のお客さんもいたようで、中心部近くで何名かが降車しました。また、どこかのお店に停車した際、ガイドさんが軽食用にバインミーを調達してきて、各自に配布してくれました。中身はピーナッツバターという簡単なものですが、少しお腹も空いていたのでありがたく頂きました。
五行山
正直なところ、ダナンに関してはあまり心惹かれる観光名所が無くて、復路のフライトのために最後に寄る場所という位置づけでした。唯一外せないと考えていたのがツアー最後の観光名所である五行山です。ダナンの中心部から南に約10kmの場所にあります。ホイアンに移動する途中の場所にもなっていて、どのタイミングで行こうか思案していたので、このツアーで訪問できてしまったので余計な移動が発生せずに助かりました。
五行山は、名前の通り5つの山から構成されており、それぞれの山には、陰陽五行説に基づき、火、水、木、金、土にちなんだ名前が付けられています。山全体が大理石からできていることから、別名「マーブルマウンテン」とも呼ばれています。この中でも一般的に観光客が訪れるのが、水に相当する標高が一番高いトゥイソン山で、これが世間では五行山という認識になっています。
■13:00 五行山到着
ガイドさんから簡単な説明があり、ここからは各自での観光となります。時間は50分しかないため、急ぎ足での観光となってしまいました。
入場料は5万ドン(約310円)、これとは別に最初の階段をショートカットできるエレベーターを利用する場合、1.5万ドン(約100円)の料金がかかります。時間がない事に加え、この暑さの中で体力をセーブするためエレベーターを利用しました。ここでスタッフの若い女性にお釣りを誤魔化されるなどのトラブルもありましたが、事なきを得ます。
五行山には洞窟や寺院、展望台など多くの見どころがあります。ガイドさんに説明してもらった通りの順番で観光しました。
◆地図
◆エレベーター
エレベーターで上がってくると最初に目に入るのがサーロイ塔です。
◆サーロイ塔
◆仏塔
次に見学したのがリンウン寺で、エレベーターを利用せずに、階段で上がってくると最初に到着する場所にもなります。
◆リンウン寺
◆門
◆白い仏像
◆龍の彫刻
展望台にも寄りながらどんどん先に進みます。急峻な石段が体力を順調に削って行きます。
◆展望台
◆ヴァントン洞窟
◆山道
五行山の一番の見どころがホアギエム洞窟と、その奥にあるフェンコン洞窟です。
◆玄空關と書かれた門
◆ホアギエム洞窟の女神像(ポーナガ―)
◆フェンコン洞窟
最後に五行山の中心に位置するタムタイ寺周辺を散策して入口まで戻りました。
◆タムタイ寺
◆入口近くの石段
◆入口
入口に戻ったタイミングでは、集合時刻より若干早く、ガイドさんの姿も見えなかったため、通りを挟んだところにあるカフェで休憩しながら待つことにしました。こちらで頂いたアイスコーヒーは4.5万ドンでした(約280円)。ベトナムコーヒー特有の苦みと大量のコンデンスミルクが良く合います。
◆Laluna Bar & Restaurant
◆アイスコーヒー(コンデンスミルク入り)
無事ガイドさんと合流し、残りの参加者が集まるのを待ちます。南米辺りから来たと思われる超ルーズなカップルが一組いたので、あの連中は絶対遅れるだろうと踏んでいたのですが、ギリギリセーフで戻ってきました。
五行山は見どころが多く、急ぎ足の観光になってしまったのが少し残念でした。これについてはガイドさんも謝っていました。ただし、ちゃんとした理由があって、何でもホイアンの旧市街には大型車両が入れる時間に制限があって、16時過ぎには入ることができないため、14時にはここを出発する必要があるからなんだそうです。
バスが出発後、間もなくしてホイアンに入った後は、順番に各々のホテルで降ろしてくれました。私はほぼ最後の方でした。
ホイアンで利用したホテルやレストランについて
Hoi An Vi Khoa Villa
4月19日(金)、20(土)の2泊、Hoi An Vi Khoa Villaにお世話になりました。ホテルは、旧市街の西側に位置し、中心部から歩いて数分の場所にあり、観光するには大変便利な立地です。夜になってもホテル周辺は明るいため、安全面の不安がなく街歩きができます。ホテル前の通り(Dao Duy Tu St.)にはレストランやカフェ、ミニマートが並んでいます。料金は一泊(朝食無し)約3,000円で予約しましたが、これはセールの時の料金なので、通常はもう少し高めです。
料金は一泊(朝食無し)で約3,000円です。オーナーと思われる年配の女性がメインで対応してくれましたが、親切で気配りの利く方でした。こちらからお願いしなくても、現地ツアーやタクシーの手配が必要かなど声を掛けてくれましたので大変助かりました。
◆外観
◆レセプション
唯一の難点としてはエレベーターがない事です。私は大した荷物が無かったので問題ありませんでしたが、大きな荷物の場合は注意が必要です。まあ、スタッフの方が運んではくれると思いますが。
建物は4階建ての木造建築で、部屋数は10程度あるように見受けられました。私が宿泊した部屋は4階にあるスーペリアダブルルームでした。1人で使うには十分な広さ、清掃も行き届いていて綺麗な部屋でした。落ち着きのある内装は高級感もあり、置かれているカップや茶碗も陶磁器のような1ランク上のものでした。個人的には、クローゼットが広くて荷物を置くのに便利でした。エアコン、冷蔵庫、湯沸かしポットなど一通りの設備は揃っています。
◆ダブルベッド
◆机やクローゼット
バスルームはトイレとシャワーが同じ部屋にある形式でした。お湯の出力も全く問題ありません。
◆バスルーム
Go Go Burger House
ホイアンにもカオラウ、ホワイトローズ、揚げワンタンといったローカルフードがあり、いくつか候補のレストランをピックアップしておいたのですが、滞在中は格別食べたいという気分にはならず行かず仕舞いとなりました。毎日、毎食ベトナム料理を口にしていたわけでもないのですが、それなりの日数旅行しているせいでしょうか、若干飽きが来ていたのかもしれません。代わりに利用したのがホテルから直ぐ近くにある「Go Go Burger House」というハンバーガーをメインに扱っているお店です。ホテルのスタッフの方もオススメしていました。
年配の夫婦が営業しているお店で、英語はあまり通じませんでしたが、対応が親切だったので印象に残っています。私が行ったタイミングでは、店内にはお客さんがおらず、ちょうど休憩中だったようで、私にもお茶を出してくれたりとアットホーム感満載です。
手作りのハンバーガーは、スタンダートな作りではありますが、ボリュームたっぷりで美味しく頂けました。料金はアイスコーヒーを合わせても13万ドン(約800円)です。
◆外観
◆メニュー
◆チーズバーガー
翌日の夕方もローカルフードを食べる気分にはならず、再びこちらのお店を利用させてもらいました。この時は、ローカルフードの焼き飯と、サンドイッチをテイクアウトさせて頂きました。料金は飲み物も合わせて20万ドン(約1,200円)です。
◆焼き飯
◆サンドイッチ
ハイランズコーヒー
ホイアンにもハイランズコーヒーが何店舗か営業していました。お洒落なカフェは沢山あったのですが、この時はとにかく暑かったので、確実に空調が効いているこちらのお店を利用しました。混雑状況については、時間帯によって大分違いがあるようで、この時(14時半頃)は空いていたのですが、翌日の朝来た時にはほぼ満席でした。
◆外観
◆店内(1階)
◆店内(2階)
こちらではアイスコーヒーとチーズケーキのセットを頂きました。料金は7.2万ドン(約440円)です。
◆アイスコーヒーとチーズケーキ







































































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