日本⇔ベトナムの移動はマカオ航空(Air Macau)を利用しました(マカオ空港経由)。航空券がLCCよりも安くて逆に不安になりましたが、多少の問題に目をつぶればコストパフォーマンスの高い航空会社です。また、マカオ空港はコンパクトで、乗り継ぎに便利な空港でした。
マカオ航空について
マカオ航空はマカオのフラッグ・キャリアです。LCCではないため、機内食や飲み物のサービスがあります。アジア圏内のみに就航しており、本拠地のマカオと中国本国、インドネシア、マレーシア、日本、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナムを結ぶ直行便を開設しています。
航空券について
約3ヶ月前にマカオ航空のサイトで購入しました。サイトは、日本語対応しているので、操作は難しくありません。クレジットカードによる決済も問題なく完了しました。航空券はキャンセル可能(有料)なのが地味に嬉しい点です。
エコノミークラスの航空券は、往復諸税込みで40,630円でした。他の航空会社と比べると、ベトナム航空で約8万円、LCCのベトジェットエアで5~7万円だったので、かなり安く購入することができました。この価格で、機内食、飲み物のサービスがあり、手荷物も20kgまで追加料金なしで預かってくれます。
フライトスケジュールについて
ここまでは完璧なんですが、問答無用でマカオ航空がオススメできない理由の一つがフライトスケジュールです。往路、復路共にマカオ空港での乗り継ぎとなるのですが、往路の乗り継ぎ時間が1時間、復路が9時間とバランスの悪いものになっています。
◆フライトスケジュール(往路)
| 出発/到着時刻(現地時刻) | 出発/到着空港 | 便名 |
| 4/10(水)16:00~20:05 | 成田 ⇒ マカオ | NX861 |
| 4/10(水)21:05~21:45 | マカオ ⇒ ハノイ・ノイバイ | NX982 |
◆フライトスケジュール(復路)
| 出発/到着時刻(現地時刻) | 出発/到着空港 | 便名 |
| 4/22(月)21:50~00:20 | ダナン ⇒ マカオ | NX977 |
| 4/23(火)9:30~15:00 | マカオ ⇒ ハノイ・ノイバイ | NX862 |
往路の1時間は、少し不安になるような短さで、復路は空港で待機するには長すぎで、かと言ってマカオのホテルに一泊するには微妙に足りないんですよね。
往路の短さについては、多少トラブってもいいやぐらいの認識でいたのですが、利用してみて基本心配する必要がない事が分かりました。まず同じ航空会社を利用した乗り継ぎなので、仮に成田発のフライトが遅れてもある程度は待ってくれるはずです。また、マカオ空港はコンパクトな空港なので、乗り継ぎに要する時間は比較的短く済みます。実際に利用した結果、往路・復路共に手荷物検査込みで30分もあれば十分でした。
最後に、これは良い点というより本当は問題点なんですが、マカオ航空の運航は割とルーズで、遅延が当たり前のように発生しているので、実質の乗り継ぎ時間が予定より長くなるのが常態化しており、この1時間という数字はあまり真に受けない方が良いという結論になりましたw
出発3日ぐらい前からマカオ空港での離発着の状況を確認していたのですが、マカオ発ハノイ行きの便はほぼ毎日出発が2時間~3時間遅れていました。これは私の勝手な推測ですが、20時前後のマカオ到着便の状況を見ていると、北京発マカオ着の便が毎日2~3時間遅れていて、これに引っ張られてマカオ発の便が遅れているように見受けられました。成田発の便は概ね予定通り到着しているので、実質3時間程度の乗り継ぎ時間があると考えてOKです。これで、乗り継ぎの不安はなくなったのですが、逆にハノイに到着する時刻が読めなくなってしまい、真夜中の到着になってしまうという別の心配が増えましたw
復路の9時間については、これはもう許容できるかどうかという個人の判断に委ねられます。マカオ空港は深夜になっても、空港から追い出されるようなことはないのですが、お店はクローズしているので時間を潰す手段がありません。ただ、Wi-Fiは使えるし、電子機器の充電も可能で、トイレ近くにある無料の給水機も利用できるので、比較的環境は整っています。また、空港内は空調が効きすぎて寒いため、上に羽織るものが必要です。
(往路)成田国際空港~ハノイ・ノイバイ国際空港
4月10日に利用した、マカオ航空往路の搭乗記録です。往路は首都ハノイから入国します。
前日にWebチェックイン
搭乗日前日の16時頃にWebチェックインをしました。ここで座席指定ができます。
成田国際空港
搭乗券受領
マカオ航空は第2ターミナルにチェックインカウンタ―があります。当日は、出発時刻の2時間半前ぐらいから(14時30分頃)受付が始まりました。Webチェックイン済み専用のレーンがあるのですが、現地ではスタッフの方にWebチェックインが完了したエビデンス(SMS等)を提示する必要がありました。私の場合、SMSやメールで完了したメッセージを受信しなかったので、マカオ航空のサイトにログインしてチェックイン完了した画面を見せる必要があり手間取りました。
カウンターでは、搭乗券を受け取り、手荷物を預けました。荷物はバゲージスルーで、ハノイで受け取れることが確認できました。また、復路の便について質問を受け、予約済みのEチケットを提示しました。
手荷物検査、出国手続き
手荷物検査場は空いていたのですぐ終わりました。出国手続きも自動化されているので、パスポートを照合して顔認証が済めば完了です。制限エリア内は暑かったのですが、次第に空調が効いてきて涼しくなりました。
NX861便-搭乗
予定通り15時30分にNX861便の搭乗が開始しました。CAさんの中には日本人の方もいるようで、日本語が通じました。機内は9割ほど埋まっており、乗客の大部分は中国人のお客さんのようです。座席は3列-3列の並びで、座席は大手航空会社に比べると若干狭く感じました。パーソナルモニターはなく、個人のスマートフォンなどから機内Wi-Fiに接続して機内エンターテイメント等を利用することができます。機内エンターテイメントは中国語の作品ばかりで日本語はおろか英語版もありませんでした。機内を見渡しても、Wi-Fiに接続して利用しているお客さんは皆無といった感じで、各々タブレットやゲーム機で時間を潰していました。アメニティの類は無く、要望すれば毛布等が借りられるようです。機内は比較的空調は抑えめで、若干暑いぐらいでした。
16時過ぎ、NX861便は離陸しました。約5時間のフライトが開始です。
◆NX861
機内食、飲み物について
安い航空券なので、機内食ついては期待していなかったのですが、普通に美味しかったです。主菜は、揚げ物で甘めのソースで味付けされていました。その他、サラダ、蕎麦、フルーツが付いてきました。飲み物は、アルコールは無く、コーヒーやお茶、ジュースから選ぶことができました。
◆NX861便-機内食
マカオ国際空港到着
乗り継ぎ
ほぼ予定通り20時少し前に、マカオ国際空港に到着しました。航空機は沖止めで、バスに乗ってターミナルまで移動します。外に出ると、夜ということもあってかさほど暑さは感じないのですが、雨が降った後なのか、湿気が凄くて何もしなくても汗が勝手に出てきます。
◆マカオ空港
ターミナル到着後は、乗り継ぎと書いてある方に向かって移動します。大部分の乗客はイミグレーションに向かい、乗り継いだのは私も含めて数名だけのようです。
◆乗り継ぎの案内
案内に従ってしばらく進むと保安員さんがいて、パスポートと航空券の確認が行われます。問題無ければ、そのまま手荷物検査場に進みます。ブログなどを拝見していると、PSEマークのないモバイルバッテリーが没収されると書いてあったので、今回はちゃんとマークのついたバッテリーを持って行きました。特に何事もなく完了です。ここまでで約30分ぐらい掛かっています。
到着ロビーでは、すぐハノイ行きの便の搭乗ゲートを確認しました。遅れる前提で余裕をぶっこいていたのですが、電光掲示板を見ると、あれっ?おかしいな、何か定刻通りみたいだぞとw これは想定外だったのでビックリしました。ターミナル内を見学する余裕もなく速足で搭乗ゲートに向かいます。コンパクトなターミナルなので、搭乗ゲートの数も少なく、位置も分かりやすいです。寒いと聞いていたターミナルですが、このタイミングでは空調が効いておらず暑いぐらいでした。搭乗ゲート付近は既に行列ができていました。トイレだけ我慢できなかったので、そそくさと行ってくると搭乗が始まっていました。今日は幸運?だったのか定刻運行だったのですが、翌日以降はしっかりと遅れていましたw この間隔だと荷物はちゃんとハノイで受け取れるだろうかと心配になります。
NX982便-搭乗
搭乗ゲートを抜けると、バスに乗車して沖止めしている航空機まで移動します。機内は満席でした。乗客の大部分は中国のお客さんのようです。座席は3列-3列の並びで、シートやモニターなどについてもNX862と同様でした。
21時過ぎ、ほぼ予定通りNX982便が離陸します。約1時間半のフライトになります。
離陸後間もなく、お菓子が入った箱とミネラルウォーターが配られました。空港では水を飲む時間も無くて喉が渇いており、小腹も空いていたので助かります。箱の中には3種類のクッキーが入っていました。黒と白のクッキーは至って普通のクッキーで、残りの1つはアーモンドが入った落雁のような食感のお菓子で、これは私好みだったので印象に残っています。
◆お菓子
ハノイ・ノイバイ国際空港到着
ベトナム入国
22時少し前に、ハノイ・ノイバイ空港に到着しました。イミグレーションはいつも混雑していると言われていますが、今回は比較的空いていました。カウンターでは、審査官にパスポートを提示してスタンプを押してもらって完了です。ここまでで約10分です。ちなみに、以前はベトナムへのビザなしの滞在期間は15日以内だったのですが、現在は45日までに緩和されています。この影響か分かりませんが、提出が必須とされていた復路の航空券情報(Eチケット等)については何も確認されませんでした。
バゲージクレームに向かうと、既に預けた荷物が置かれていました。仕事はやっ!今回、乗り継ぎ時間が短かったので、まあロストしても仕方ないなと考えていたので、無事回収できて安堵しました。税関では申請するものが無いので通過するだけですが、手荷物検査を受ける必要がありました。これで無事に入国の手続きが完了です。
今回、ベトナムで使えるSIMを日本で購入して持って来たのですが、これをメインで使うスマートフォンにセットしたところ開通せずに慌てます。少し試行錯誤したのですがNGで、ここで時間を消費するのは嫌なので、空港で別途SIMを調達することにしました。これについては、始めの投稿でも書いているのですが、日本から持って来たSIMは通信状況があまり良くなかったため、現地のSIMを調達して正解でした。
まずは両替所に向かいます。両替所はいくつかあったので、どれにしようか眺めていたところ、非常に商売熱心なお姉さんに呼び止められてしまいましたw アオザイという色鮮やかなベトナムの伝統衣装を着ていたのが印象的でした。まあ、レートは悪くないし、他の両替所も大差ないだろうと思っていたので、こちらのお店で両替してしまいました。こちらの両替所では、ちゃんとお札を一枚ずつ数えながら渡してくれたので、後から確認する手間が省けて助かりました。また、併せてSIMの販売もしていたので購入しました。15日間使用できる、通話ができないデータSIM(60GB)で25万ドン(約1,550円)でした。
◆今回利用した両替所
空港からホテルへ移動
空港から旧市街にあるホテルへの移動(27km)は配車アプリ「Grab」を利用しました。一番安い方法はエアポートバスですが、さすがにこの時間は運行していません。ピックアップ場所は、8番と書かれた柱にしました。8番の柱付近はタクシー待ちをしている人と、多くの車で混雑しており、呼んだタクシーを見つけることができません。Grabのメッセージ機能でやり取りしますが、上手くコミュニケーションが取れず15分もウロウロする羽目になりました。最後は、ドライバーさんが車から降りて私を探しに来てくれました。
この時間、道路は空いており、約35分で旧市街のホテル前に到着しました。料金は32万ドン(約2,000円)と相場通りです。後日、流しのタクシーを拾ってボッタクリに遭ってから実感しましたが、距離が長いだけにちゃんとGrabを利用しておいて良かったです。
(復路)ダナン国際空港~成田国際空港
4月22日~23日に利用した、マカオ航空復路の搭乗記録となります。復路はベトナム中部のダナン国際空港から出国しました。
Webチェックイン
今回のように22日と23日のフライトで乗り継ぎするような、日付が跨いだ場合は何時からWebチェックインができるか疑問に思っていました。21日の午後に、22日のフライト(ダナン⇒マカオ)についてWebチェックインを試したところNGで(勿論23日のフライトもNG)、22日の午後になると双方のフライトに対してWebチェックインが可能となりました。
ダナン市内から空港まで
ダナン市内のホテルから空港までの移動(約3km)は、配車アプリ「Grab」を利用しました。空港は、国内線の第1ターミナルと国際線下第2ターミナルの2つがあるため、目的地を間違えないように指定する必要があります。ホテルの前の通りは交通量が少ないため、タクシー待ちするには適しています。今回のドライバーさんは、英語は話せないものの、国内線に行くのか国際線なのか短い言葉で確認してくれたので安心しました。空港は市内から近いため、約20分で到着しました。
◆ダナン国際空港第2ターミナル入口
ダナン国際空港
搭乗券受領、手荷物検査
第2ターミナルはコンパクトで近代的な外観の建物でした。空調もバッチリ効いています。フライトは22時過ぎに集中していることもあり、まだこの時間帯(18時台)は閑散としていました。マカオ航空のカウンターはまだ開いてなかったため、ターミナルの隅にあるハイランズコーヒーで時間を潰します。旅行中、何度もお世話になったコーヒーチェーン店で、最後のベトナムコーヒーを楽しみます。参考まで、市内にある同一チェーン店に比べると値段設定が1.5倍でした。
◆第2ターミナル内
19時になるとカウンターで受付が開始しました。並んでいるのは数名で、すぐ自分の番になりました。無事搭乗券を受領して荷物を預けることができました。
19時半過ぎ、出国手続きに向かいます。こちらも全く人の気配がなく、カウンターも1つしか開いていませんでした。パスポート、搭乗券を提示するだけで完了です。続いて、手荷物検査です。こちらでは靴も脱ぐように指示を受けました。手荷物検査場には私しかいなくて、保安員さん達も手持無沙汰な感じでした。
制限エリアは免税店をはじめ、レストランやカフェがありましたが、噂に聞いた通り非常に高価な値段設定でした。値段はドル表記で、例えばミネラルウォーターが2ドルと市内のものと比べると約8~10倍ってところでしょうか。
搭乗ゲートに移動して電光掲示板を見ると、マカオ行きのフライトに遅れの表記が出ていました。実際のところ、乗り継ぎ先のマカオ空港で9時間待つ必要があるので、ダナンでいくら遅れても問題ないんですよね。まあ、こちらでは飲料水は自己調達する必要があるので、待機するならマカオ空港の方がいいのですが。
NX977便-搭乗
結局、約2時間40分ほど遅れて23時30分過ぎ、搭乗手続きが始まりました。その間、搭乗ゲートが変更されています。機内はほぼ満席で、大部分は中国人のお客さんのようです。座席は3列-3列で、シートやパーソナルモニターなど往路と同様です。
23日に日付が変わって0時40分、NX977が離陸しました。1時間半のフライトです。
離陸後間もなく、往路と全く同じお菓子の箱とミネラルウォーターが配られました。制限エリアでは何も買わずにいて、さすがに喉が渇いていたので大変ありがたいです。
マカオ国際空港到着
乗り継ぎ
3時過ぎ、約2時間40分遅れで空港に到着しました。着陸後間もなく、シートベルトのサインが消えていない状況で、席を立ち通路の前方に向かう乗客が沢山いて、CAさんが慌てて止めるなど一時騒然となりました。ここまで民度の低い乗客を見たのは初めてですが、私の場合、怒りというより面白い物が見れたなぁなんて思いながら眺めていました。まあ、到着が3時過ぎになってしまったのも影響しているかもしれません。
航空機は沖止めで、バスでターミナルに移動します。ここから手荷物検査を経て搭乗ゲートまでの移動は往路と同様です。相変わらず乗り継ぐ乗客は少なく、大部分はイミグレーションに向かいました。
今回は時間がたっぷりあるので、ゆっくりターミナル内を見学することができました。とはいえ、端から端まで歩いも10分も掛からず、特に見どころもなく終わってしまいました。
◆ターミナル内
往路と異なる点として、ターミナル内は噂通り空調が効きすぎて寒かったことです。これについては事前に知っていたので、長袖等上に羽織るもの持って来ていたので事なきを得ました。お店の類は一切クローズしています。自動販売機はあるのですが、マカオの現地通貨、もしくは現地の決済アプリが必要で、現時点何も買うことができません。トイレ近くには無料で利用できる給水機があります。ターミナル内は乗り継ぎで待機しているお客さんがチラホラおり、ベンチに横になっている人もいました。私も横になれるベンチを探して仮眠を取ります。しばらくすると、清掃するスタッフが現れたりと仮眠するには難しい状況でした。マカオ空港では実質6時間ほどの滞在でしたが、旅行帰りで疲れていたこともあってか、何をすることもなくボーッとしていたら、いつの間にか朝になっていました。
NX862便-搭乗
8時を過ぎるとお土産屋さんなどのお店がオープンし、搭乗ゲートにも乗客が集まり始めます。8時40分過ぎ、予定通り搭乗手続きが始まりました。バスで沖止めしている航空機まで移動します。夜中から早朝にかけて雨が降っていたようで、外は物凄い湿気で、ターミナル内の寒さとの落差が大きくて驚きました。
機内は9割ほど埋まっており、大部分は中国人のお客さんのようですが、日本人の方の姿もありました。座席は3列-3列で、シートやパーソナルモニター等については、これまでと同様です。
9時30分になると、予定通り離陸しました。約4時間半のフライトが始まります。
離陸後間もなく機内食が配られました。今回はビーフとポークから選べたので、ビーフを頂きました。主菜のビーフは、日本人好みの醤油ベース?の味付けで、野菜が沢山入っていたのが嬉しい所です。お腹が空いていたので、その他のサラダや蕎麦、果物、いずれも大変美味しく頂けました。
◆NX862便-機内食
寝不足のためか、朝食後はいつの間にか気絶していたようでw、気づくと成田国際空港に着く寸前でした。
14時50分、予定より少し早く成田国際空港に到着しました。第2ターミナルは全部ボーディングブリッジで乗り降りすると思い込んでいたのですが、今回初めて沖止めを体験しました。バスでターミナルへ移動後は、入国手続き、預けた荷物を回収し帰途につきました。














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