4月14日(日)と15日(月)の2日間、ニンビンの美しい景色や歴史的建築物を堪能することができました。ニンビンの観光名所は点在しているため移動手段の確保が課題となります。今回は、ホテルに紹介してもらった現地ツアーを利用してホアルー遺跡、チャンアン、バイディン寺院を巡りました。また、自転車をレンタルしてムア洞窟やビッグドン寺などを観光しました。
現地ツアーを利用して観光名所を巡る
現地ツアーの概要
前回の投稿でも記載したのですが、ニンビンに関するツアーを探してもハノイ発の日帰りツアーが大部分なんですよね。仮にニンビン発のツアーを見つけても、私はホアルー遺跡とバイディン寺院は絶対行きたいと考えていたのですが、両方を観光するツアーは皆無でした。結局、良いツアーを見つけることができないままニンビンに移動したわけですが、今回お世話になったホテルで大変良い現地ツアーを紹介頂きました。ホアルー遺跡、チャンアン、バイデン寺院を1日で観光するツアーで、入場料込み昼食付で100万ドン(約6,100円)となります。ニンビンの日帰りツアーの相場が8,000円前後ですので、金銭面でもメリットがあります。
ツアーは4月14日(日)と15日(月)どちらでも参加可能だったのですが、日曜日はチャンアンが混雑するようなので15日にしてもらいました。
以下、現地ツアーの内容となります。
旅行代理店にて集合
8時10分になると、ツアーガイドの女性がホテルまで迎えに来てくれました。バスが通りで待機していると思ったのですが、どうやらそうではなく、すぐ近くにある旅行代理店まで連れて行ってくれました。他の参加者もこちらで合流するようなので、それまでこちらで待機する必要があるようです。待機している間、ベトナムのお茶などを出して頂きました。ちゃんと確認しなかったのですが、仮にホテルでツアーを紹介してもらわなかったとしても、こちらのお店に来ればツアーに参加できたようです。間もなくすると、ミャンマーから来た若い女性とその両親の3人組が合流しました。ベトナム北部を旅行していて、ハノイとサパを観光してニンビンに移動してきたそうです。女性は大変綺麗な英語を話すのが印象的でした。理由を尋ねてみると、タイのバンコクに留学したことがあって、ルームメイトが英語を話す人だったので上達したんだそうです。
◆旅行代理店
■8:30 リムジンバス到着
お店の前にリムジンバスが到着したので乗車します。既にスロベニアから来た男女2人組、フランスから来た女性1人、アメリカから来た女性が1人が乗っていました。バスは最初の目的地であるホアルー遺跡に向かいます。途中、ニンビン駅近くのホテルでアメリカから来た女性1人がさらに乗車しました。一昨日利用した乗合バスもそうだったんですが、欧米からの観光客が多いのが印象的です。ホアルー遺跡はタムコックから北北西の方向約10kmの場所にあります。
ホアルー遺跡
■9:00 ホアル―遺跡到着
何度か言及していますが、ニンビンのホアルーはかつて首都が置かれた場所です。
千年に及ぶ中国からの支配を脱した後、国内は安定せず12使君と呼ばれる地方豪族が割拠する時代に入ります。中国の歴史で言うと、唐が滅んで五代十国と呼ばれる時代に相当します。その地方豪族の中から、ディン・ボ・リン(丁部領)が出てきて国内を平定して丁朝(ディン朝)を開き、ホアルーに都を置きました。中国への依存勢力を一掃し、ベトナムの歴史で初めて独自の力によって国家組織を造り上げた王朝となります。首都をホアルーに置いたのは、この辺りが堅固な地域であったと同時に、ハノイにはまだ中国に従属した方が良いと考える勢力が優勢だったためだと言われれいます。
ベトナムの歴史で重要なマイルストーンとなった丁朝ですが、長くは続かず、ディン・ボ・リンの死後、後継者争いが起き、摂政のレ・ホアンが皇帝となります。これが前黎朝(前レ朝)の始まりですが、こちらも29年の短さで最後を迎えます。次に皇帝となったのがリー・コン・ウアン(李公蘊)でこれが、ベトナム初の長期政権となり、首都はタンロン(ハノイ)に移されることになりました。こうしてホアルーは首都の地位を喪失しましたが、13世紀から14世紀にはモンゴルや明の侵攻を食い止める軍事拠点として機能しました。
ホアルー遺跡の敷地内には、先に登場したディン・ボ・リンとレ・ホアンの二人の王の廟があります。ディン・ボ・リンについては、死後の諡名ディン・ティン・ホアン(丁先皇)の名前で祀られています。
◆東門
◆東門(敷地内から)
ディン・ティエン・ホアン廟
東門を抜けて通りを進むと、ディン・ティエン・ホアン廟が見えてきます。入口の門が趣があって印象的でした。
◆入口の門(Meridian Gate)
門をくぐると風情のある中庭があるのですが、ガイドさんがどんどん先に行ってしまうので、ゆっくり見学している余裕がありませんでした。中庭の中央の通路を進んで、2本の柱の先にあるのが廟です。
◆2本の柱
◆ディン・ティエン・ホアン廟外観
廟の中にはディン・ティエン・ホアン像が祀られているのですが、混雑していて正面から撮影できませんでした。
◆廟の中
レー・ダイ・ハイン廟
ディン・ティン・ホアン廟から約500m離れた場所にあります。
◆外側の門
◆内側の門
◆レー・ダイ・ハイン廟
◆廟の中
ホアルー遺跡の周囲は大変良い景観となっていました。周囲は石灰岩の山に囲まれており、この辺りが守るのに適しているのが実感できます。
◆美しい景観
敷地内には資料館があり、保存された発掘現場や発掘品などが展示されていました。
◆発掘現場
◆発掘品(Bricks with the inscription)
チャンアン
■10:20 チャンアン到着
紅河デルタの南に位置するチャンアンやタムコックは、水に溶けやすい石灰岩などから構成された大地が、長年にわたる雨水や土壌水などによって浸食されたカルスト地形となっています。その壮大さから「ベトナムの桂林」や「陸のハロン湾」とも呼ばれています。
さすが世界遺産にもなっている人気の観光名所だけありますね、バスを降りてからチケットオフィスまでの通路は整備が行き届いており雰囲気がありました。こちらでアメリカから来た女性2人組がさらに加わりました。後で少し会話をする機会があったのですが、生まれは中国で、現在はアメリカのペンシルバニア州で生活しているそうです。
◆チケットオフィスに続く通路
チケットオフィスの建物の中は、色鮮やかなランタンで装飾されていました。ボート乗り場まで通路が続きますが、今日は比較的観光客が少ないのでスムーズに移動できました。混雑する休日などはボート乗り場に移動するだけでも時間が掛かりそうです。
◆ボート乗り場に続く地下道
◆ボート乗り場
チャンアンのクルーズは3つのコースがあり、それぞれ異なる洞窟や寺院を回ります。時間は2時間半~3時間です。ただし、私たちの場合、どうやらこれらとは別の、このツアー用にアレンジしたコースだったようで、コース2を省略した内容に近く、1時間半程度で終わりました。後から調べてみると、重要なポイントは網羅されているので、コンパクトながらも良いルートだったのが分かります。3時間と言っても、同じような景観が続いて途中で飽きると言及している人もチラホラいるんですよね。正直、元々ボートクルーズ自体にあまり興味がなかったこともあり、3時間もボートに乗っているのは大変だなぁと考えていたので、個人的にはこの内容で満足でした。ガイドさん曰く、このツアーの内容で1日で回るにはチャンアンの時間を減らすしかないということです。私は納得したのですが、事前の説明とは違っていたこともあり、何人かの観光客は不満を言っていました。
ボートの漕ぎ手の多くは女性のようです。私が乗ったボートは年配の女性が漕いでくれました。ボートは4人乗りで、スロベニアからの2人組とアメリカからの女性と私で乗りました。
◆ボートからの景観
最初の洞窟は60mと短いものでした。
◆洞窟(Lam Cave)
洞窟を出たところで、Cao Son Saint Templeの近くを通りましたが、こちらは素通りでした。
◆寺院(Cao Son Saint temple)
こちらは250mの洞窟でした。油断していると頭をぶつけそうになります。
◆洞窟(Vang Cave)
洞窟を出た後の景観です。
◆ボートからの景観
水中に浮かぶ寺院のある場所が、このコースのハイライトになるでしょうか?背景の景観も素晴らしいです。イーグルマウンテンと呼ばれているらしいです。
◆Dia Linh Mountain Pen Tower
この後くぐった洞窟がライトアップされており綺麗でした。
◆洞窟(Thanh Tuot Cave)
近くにあるボート乗り場から陸に上がります。ブーラム宮殿と呼ばれる場所で、陳王朝時代に軍事基地として使われた場所だそうです。13世紀のモンゴル軍の襲来に備えて、軍事訓練や食料の保管がされました。これと同時に、このエリアにはいくつかの寺院も建てられました。
こちらでは15分程度しか時間がなかったため駆け足の観光になってしまいました。いくつか寺院があったのですが、その中で一番大きかったのが福開寺と書かれている寺院です。
◆福開寺
寺院の中は黄金の仏像が祀られています。
◆福開寺の中
最後に、映画「キングコング 髑髏島の巨神」で使われたロケーション近くを通ってボート乗り場まで戻りました。
◆映画「キングコング 髑髏島の巨神」で使われたロケーション
昼食
■12:00 Trang An Bangalow到着
チャンアンから約2kmの場所にあるホテル「Trang An Bangalow」のレストランにてビュッフェ形式の昼食を頂きました。近くにレストランやミニマートなどが無い影響でしょうか、ホテルにはレストランや売店などがありホテル内で完結できるようになっていました。
◆Trang An Bangalow レストラン
こちらではビュッフェ形式で昼食が頂けるようですが、お店側の準備がまだのようだったので、とりあえずアイスコーヒーを注文して時間を潰します。間もなくすると、食事ができるようになりました。メニューはベトナム料理から洋食まで多彩なラインナップでした。
◆昼食
昼食後はムア洞窟の観光になりますが、私は昨日に個人で観光済みだったのでパスさせてもらいました。その間、こちらのホテルのプールサイドにて待機していました。
◆プール
バイディン寺院
丁朝、前黎朝、李朝の時代に仏教は大いに広まり、仏教は国教としての地位を確立します。この期間、多くの仏教寺院が建てられましたが、その中の一つがバイディン寺院です。
現在の寺院は、李朝時代の1136年に禅僧グエン・ミン・ホンによって建てられた古い寺院をもとに2003年から新しい寺院として整備されました。これについては調べた限りではハッキリせず、丁朝時代にディン山の西側に建てられたという説明もあります。ちなみに、バイディンを漢字で書くと「拝頂」となります。
バイディン寺院は東南アジアで最大の敷地面積誇り、隅から隅まで観光すると3時間は掛かるそうです。先述した通り、ニンビンの日帰りツアーにはホアルー遺跡とバイディン寺院の両方が入っているものが無いと言及しましたが、チャンアンや後述するムア洞窟も含めてこれらを1日で観光するのは時間的に不可能なのが理由だと思います。
15時過ぎにムア洞窟を観光してきた一行に合流して、ホアルー遺跡からさらに約10km西にあるバイディン寺院に向かいます。お昼前にいたメンバーのうち半数はいなくなっていました。彼ら(彼女ら)はムア洞窟で終了となり散会したようです。
◆レセプションセンター
こちらのバイディン寺院ですが入場料自体は無料で、別途電動カートの利用料金がかかります。レセプションセンターを抜けると、電動カートに乗って寺院の入口まで移動します。敷地は広大で歩いて移動するのは大変なのが実感できます。
◆三関門
建物に入るといくつかの像が祀られており、関羽と思われる像が祀られていました。ちょうど、中国生まれのアメリカ在住の2人組が居たので、関羽についての話で盛り上がったのですが、ガイドさんは全然知らない様子でした。
◆関羽の像
敷地の両側にあるのが長い回廊で、石像がずらりと並んでいます。500体はあるそうです。金の装飾が全然嫌味が無くて、木造の建物とも調和しています。石像の背後にも小さい石像が収められています。ここの回廊は本当に素晴らしくて強く印象に残っています。
◆羅漢回廊(Arhat Statue Corridor)
回廊を半ほどまで進んだところで敷地の中央に見えてくるのが鐘楼です。欧米の方々にとって鐘楼は大変興味深かったようで、色々ガイドさんに質問していました。日本でもこんなに大きな鐘楼は見た記憶はありません。
◆鐘楼
鐘も巨大です。
鐘楼からの景観です。緑豊かな自然に囲まれた仏舎利塔の佇まいが見事ですね。今日は残念ながら仏舎利塔に行く時間は無いようです。
◆鐘楼からの景観
続いて観世音殿を見学しました。
◆観世音殿
中にあるのが、バイディン寺院最大の見どころである千手千眼観音像です。熱心にお祈りをしている地元の方々の姿もありました。
◆千手千眼観音像
◆千手千眼観音像の脇に鎮座する像
最後に見学したのが釈迦仏殿です。
◆釈迦仏殿
中にある釈迦如来像は東南アジア最大の仏像だそうです。
◆釈迦如来像
◆釈迦如来像の脇に鎮座する像の数々
◆鐘
◆仏舎利塔
その他の観光名所について
ハノイからタムコックに移動した翌日の4月14日(日)は、自転車をレンタルして近場の観光名所であるムア洞窟やビッグドン寺、タイヴィー寺を巡りました。
ムア洞窟
ムア洞窟は人気のある観光名所のため、早朝の空いている時間帯を狙って行ってきました。ホテルがあるタムコックから直線距離は約1.5kmと近いのですが、コの字で迂回する必要があるため実際は約5km移動する必要があります。自転車はホテルでレンタルしました。1日5万ドン(約300円)です。ベトナムでは外国人でも原付が乗れるらしいのですが、日本でもバイクに乗った経験がないド素人なのでパスしました。また、急峻な階段を500段も上がる必要があると聞いていたので、ハンドタオルやミネラルウォーターなどの携帯も忘れないようにしました。
朝6時頃ホテルを出発します。日中のホテル周辺は大変騒がしかったのですが、さすがにこの時間帯は静かでした。メイン通りをしばらく走って、途中から民家の無いエリアに入ると、道路の舗装状況が悪くなります。のどかな田園風景を眺めながらムア洞窟を目指します。私以外にも自転車を漕いで洞窟に向かう観光客の姿がチラホラありました。
◆タムコックの田園風景
ムア洞窟が近くなると、レストランなどの建物も見えてきました。6時20分頃にムア洞窟の入口に到着したのですが、既に何台かの乗用車や自転車がありました。
チケットを販売する窓口にだけスタッフの方が1人いました。入口で入場料10万ドンと自転車の駐車料金5千ドンを払います(合計で約650円)。
入口を抜けたエリアにはレストランや売店などの建物がありましたが、さすがにこの時間は営業しておらず、スタッフの姿もありません。
◆入口付近の様子
この辺を歩いているだけでも、周囲の景観は大変良くて自然とテンションが上がってきます。
◆地上からの景観
ムア洞窟という名前の観光名所ではありますが、こちらの見どころは洞窟よりも、ムア山の山頂からの景観です。ただし、山頂に着くまで500段の急峻な階段を登る必要があります。
敷地を奥に進むと石の階段が見えてきました。
◆山頂に続く石段
石段の脇は龍の彫刻が施されています。ハノイのタンロン遺跡でも似たような彫刻を見たのは記憶に新しいですが、ベトナムの人々も中国の方々に劣らず龍とか虎が好きみたいですね。この辺り、文化面での中国からの影響を強く感じます。
◆龍の彫刻
気温はまだ25℃程度でさほど高くは無いのですが、湿気があるせいでしょうか、少し登っただけで汗が噴き出てきました。50段登っては休憩を繰り返して少しずつ上がっていきます。
石段自体も段々急峻になってきます。普段の運動不足の影響でしょうか、心拍数もかなり上昇して若干気持ち悪くなってしまいました。体力的には大変厳しいのですが、噂通りに景観が素晴らしいのが心の慰めになります。
◆段々急峻になる石段
10分ぐらいヒーヒ―言いながら登って、ちょうど中間辺りに差し掛かると、休憩するスペースがありました。まだ営業していませんが小さな売店もあります。山頂も見えてきたので、もうひと頑張りです。既に登頂を終えた観光客が降りてくる姿もチラホラありました。
◆ムア山の景観
石段は途中で二手に分かれます。この山には山頂が2つあり、それぞれに繋がっています。低い方の山頂には仏教寺院にあるような塔が建っているのが印象的です。
この時点で大分疲れており、両方の山頂に行く気力はないと判断したため、高い方のみ行くことにしました。
◆山頂の様子(低い方)
ここからは石段がさらに急峻となり道幅も狭くなります。汗でびっしょりになりながら、一段一段ゆっくり登って何とか山頂一つ手前にある展望デッキに到着しました。
◆山頂付近の石段
天候が曇りなのが残念でしたが、展望デッキからの景観は素晴らしく疲れが一気に吹き飛びました。風の通りも良くて涼しかったのも良かったです。ここからは低い方の山頂が良く見え、背後の石灰岩の山々とも合わさって最高の景観を演出しています。
◆展望デッキからの景観
展望デッキから最後の石段を登ると山頂に到着です。
◆山頂(高い方)
◆山頂にある石像
眼前にはタムコックの川が見えます。この時間なのでボートは見えないのですが、営業時間になればボートクルーズしている観光客が見えるはずです。今回、タムコックのボートクルーズには参加しなかったのですが、ここからの景観が見れれば十分です。
◆山頂からの景観
山頂からの帰りは体力的には楽でしたが、急峻な石段なので一段一段用心しながら降りる必要がありました。滑りやすい場所もあったので、雨が降ったりしていると大変危険だと思います。
地上に降りた後は、地上の様子を見ながら洞窟に方に行きました。敷地内には池があったりランタンが飾られていたりと景観良く作られていました。
◆地上の様子
洞窟の入口には集合写真用のスペースがありました。洞窟の中は正直オマケ程度の内容です。山頂からの景観に比べるとイマイチなのは否めません。
◆集合写真用のスペース
◆洞窟の入口
◆洞窟の中
敷地の外側は蓮の池が広がっています。ピークの時期は素晴らしい景観が見れそうですが、6月過ぎがピークらしいので大分先となります。暑さがピークになる時期でもあり、どうやら私には一生縁のない植物なのが分かりましたw
◆蓮の池
ビックドン寺
ニンビンは基本的には静かな田舎ですが、タムコックのメイン通りだけは交通量が多く、日中は大変混雑しています。ハノイに比べればマシではありますが、道路を渡るのも少し大変だったりします。バイクを利用している外国人観光客も多く、これについてはハノイより危ない面があると思います。ホテルでは原付もレンタルできたのですが、私は自信がなかったため大人しく自転車で回れる範囲だけ観光しました。先に記載した通り、移動距離があるホアルー遺跡やバイディン寺院についてはツアーを利用しました。
◆メイン通り
タムコック周辺には素敵な寺院がいくつもありました。今回は、自転車で行けたビックドン寺とタイヴィー寺に行っていました。
ビックドン寺はタムコックから北西にあり約3kmの距離にあります。タムコック中心部から離れて建物がないエリアになると、田園風景が広がります。そんな中、奥の方にポツンとお店のようなものが見えて興味が湧いたのですが、これはカフェでした。こちらについては、観光してからの帰り道に休憩がてら寄ってみました(先の投稿で記載)。
◆のどかな田園風景
正直、ビックドン寺は観光名所としては大したことは無いと思っていたのですが、着いてみると大変な混雑ぶりで驚きました。観光バスも何台か停まっていて、ツアーでもルートに入っている場所なのだと認識します。売店やレストランもあり観光地としての体を成していました。
駐輪所では5千ドン払う必要があります(約60円)。拝観料は無料です。
入口の門の佇まいが大変良いです。
現在のビックドン寺の原型は、黎朝の1428年に建てられました。1705年になると、下寺、中寺、上寺の三つ層からなる寺院として再建されました。
◆ビックドン寺入口
ビックドン寺は入口の奥に見える山の中に下寺、中寺、上寺の3つの建物から構成されており、中寺、上寺は入口の奥に見える山の中腹と山頂近く建てられています。
◆下寺付近
◆下寺(Ha Pagoda)
◆石柱
◆下寺の中
石段を登ると中寺があります。背後はそそり立つ崖になっていて、なかなか壮観な景観です。下寺でもそうだったんですが、地元のベトナムの方々が熱心にお祈りをしていたのが印象的で、信仰心の深さを実感しました。
◆中寺(Trung Pagoda)
中寺の脇からは上寺に続く洞窟になっていました。大変広くて見応えのある鍾乳洞でした。
鍾乳洞がありました。洞窟から出てから急峻な石段を登ると上寺に到着です。この辺りは、どこも同じ地質構造なので中は自然と鍾乳洞になるのでしょう。
◆上寺に続く洞窟
◆上寺(Thuong Pagoda)
◆上寺の中
◆上寺からの景観
タイヴィー寺
タイヴィー寺はタムコックの北約1.5kmの所にあります。ボート乗り場などを見ながら自転車で向かいました。自然が織りなす雄大な景観が楽しめるチャンアンに対して、こちらはのどかな田園風景を楽しめるのが特徴です。今回、タムコックのボートクルーズには参加していません。ムア洞窟からの景観や、自転車で周囲を散策して十分満足しました。
◆タムコックボート乗り場
◆遊歩道
◆橋からの景観
ボート乗り場周辺には数多くのホテルが密集して建っています。奥の方に行ってみると毛細血管のように路地が張り巡らされていているのも面白いところです。
◆タムコックの路地
この後、Googleマップ上は行ける場所が行き止まりになっていて、ボート乗り場まで戻って別の道路から移動する羽目になりました。
大型車両の屋根の上で営業しているカラオケバーがいくつかありました。
◆カラオケバー
ちなみに別のお店ですが夜はこんな感じで大変騒がしくなっております
◆カラオケバー(夜)
タムコックの素晴らしい景観を楽しみながら寺院に向かいます。
◆タムコックの景観
タイヴィー寺は13世紀に建てられました。陳朝の陳太宗が引退後に宗教的な実践を追求した場所としても知られています。こちらの寺院の敷地はそれほど広くなく、見どころとしては鐘楼や本堂ぐらいでした。途中の景観は素晴らしいため時間に余裕があれば来ることをオススメします。
◆タイヴィー寺入口
◆鐘楼
◆本堂






































































































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