2024年12月2日(月) 1日目
羽田空港~首都プノンペンへ
羽田空港第3ターミナル
日本-カンボジアの往復は中国南方航空を利用します(広州白雲国際空港経由)。日本-広州間のフライトは一日に数便あり、羽田発と成田発のどちらもあったのですが、料金はほぼ同じだったので、羽田発のフライトを予約しました。まあ、当たり前ですよねw
過去の記録を見返してみたところ、羽田空港を利用するのは6年ぶりです。当日は地元から高速バスで新宿バスタに移動し、そこから羽田に移動したのですが、成田に比べると大変アクセスが良くて、改めて羽田の利便性を実感しました。山手線と京浜急行を乗り継ぎ、約50分で羽田空港第3ターミナルに到着です。チェックイン開始まで時間があると思ったため、ターミナルに直結している複合商業施設のエアポートガーデンを覗いてみました。
■11:45 チェックイン
ターミナルに戻ると既にチェックインが始まっていました。どうやら11:20には受付を始めていたようで、既に長い行列ができていました。半分以上が中国の方で、ヨーロッパやアメリカからのお客さんも結構います。日本人の姿はほとんどありません。日系のJALやANAではないとはいえ、以前はもっと日本人の姿があったような気がします。Youtubeでも、国際路線で日本人を見かけなくなったという感想をチラホラ見るのですが、どうやらこれは本当のようです。
並んでから気づいたのですが、このカウンターでは広州行きと北京行きのフライトのチェックインを同時に対応してるようでした。約30分並んでチェックインの手続きが完了しました。航空チケットは羽田からプノンペンまで通しで2枚発券されました。荷物もスルーバゲージでプノンペンで受け取り可能です。
◆フライトスケジュール
| 出発/到着時刻(現地時間) | 空港 | 便名 |
| 12/2(月) 15:05 ~ 19:30 | 羽田 ⇒ 広州 | CZ386 |
| 12/2(月)21:25 ~ 23:30 | 広州 ⇒ プノンペン |
OZ323 |
出発フロア(3F)にある両替所でドルを調達しようと思ったのですが、欲しかった5ドル紙幣が無いと言われたので、一旦保留します。一応、去年使い残したドルが残っているので、無理して両替する必要はありません。ひとまず4Fのレストランの方に行って、モスバーガー辺りでお昼を食べようかと思ったのですが、行列が出来ていたので諦めました。やることも無くなってしまったので、出国手続きに進みます。
■12:15 セキュリティチェック、出国審査
この時間帯はあまり混んでおらず、全部合わせて10分程度で完了しました。セキュリティチェックは以前より簡易化されたようで、PCや液体の類を外に出す必要もなくあっという間に終わりました。以前は、もっと時間が掛かったような記憶があるのですが、新しい検査機でも導入したんでしょうか?靴に関してだけは注意があって、丈の高いブーツなどは脱ぐ必要があるようです。出国審査は自動化ゲートを利用できるのでこちらもすぐ完了しました。
制限エリアに入った後は、フードコートに行って見ると、ネット上でオススメされていた六厘舎というお店があったので、こちらで昼食を頂きました。このお店だけ行列が出来ていたので、知名度がそれなりに高いのかもしれません。
◆六厘舎
特製つけ麺を注文しました(1,150円)。呼び出しベルを受け取り、10分ほど待機すると呼ばれました。麺は太くてこしがあり、スープは魚ベースでかなり濃厚でした。ボリュームは結構あったので、何とか完食したものの、フライト前はあまりお腹に食べ物を入れないように注意しているのですが、今回は判断を間違えた気がします。
◆特製つけ麺
続いて制限エリア内の両替所を回って見ると、SBJ銀行のレートがまずまずで、5ドル紙幣での両替も可能だったため、こちらで1万円ほど両替しました(65ドル)。さすがに全額を5ドル紙幣にするのは不可で、枚数の上限があったため、残りは10ドルと1ドルに両替してもらいました。これで旅行中は困らない程度の少額紙幣が入手できました。先の投稿でも書いたのですが、カンボジアでは50ドルや100ドルの紙幣は受け取ってくれないお店が多いので、1ドルや5ドル、10ドルの紙幣を多く持って行くことが推奨されています。早く海外旅行者もQR決済ができるようになるといいのですが、もう少し先になりそうです。
■14:15 CZ386便-搭乗手続き開始
搭乗口付近で休憩していると束の間、搭乗手続きが始まりました。今回利用する機材はボーイング787-9、エコノミークラスは3列-3列-3列でした。中国南方航空の機材はLCC並みという口コミがあったのですが、今回の機材は当たりだったようで座席の足元は思ったよりも広く、前面にモニターもありました。機内はほぼ満席でしたが、機体自体が大きいためか窮屈な感じはありません。
■15:00 CZ386便-出発
予定より少し早くターミナルを出発しました。離陸後間もなくして、スナックと飲み物のサービスがありました。スナックはピーナッツとドライフルーツが入ったものでした。CAさんはキビキビ動いているのが印象的で、英語も普通に通じるようです。
◆CZ386便-スナック
しばらくすると機内食が配られました。チキンとビーフの選択肢があり、チキンを選択しました。甘めのタレで味付けされたチキンや野菜はまずまずと言ったところです。
◆CZ386便-機内食
モニターを少しいじって見たのですが、エンタメはほぼ中国語のみ、観たい番組もなく、終始3Dのフライトマップだけ眺めていました。
広州白雲国際空港第2ターミナル
■19:10 CZ386便-広州白雲国際空港第2ターミナル到着
広州にはほぼ定刻通り到着しました。滑走路からターミナルまでは距離があるようで、出口が開くまで30分ぐらい掛かったような記憶があります。次のフライトまで2時間以上あり余裕があったため、入国のエリアなどを見つつ乗り継ぎカウンターに向かいます。復路は一応入国予定なので、入国カードも入手しておきました。24/144時間のビザ免除用のカウンターもありました。ほんの数日前、11月30日から日本人は中国への入国がノービザでOKとなりました(2025年12月まで)。これまでは、乗り継ぎの場合に限りノービザで入国できたのですが、専用のカウンターに行く必要があるなど手間でした。
乗り継ぎカウンターは行列が出来ており、15分程度掛かりました。広州はヨーロッパなどの路線も多く、世界各国、多種多様な方々が利用している印象です。次のフライトの航空券とパスポートを渡して、特に何も聞かれることもなく完了です。セキュリティは厳重でした。タブレットなどの電子機器やモバイルバッテリーは全て出して並べておいた方がスムーズに行くような感じです。身体検査も厳重で、体中を入念にチェックされました。乗り継ぎカウンターとセキュリティ合わせて30分程度掛かりました。ターミナル内の移動は難しくなく、空港は広いのでそれなりに歩きましたが距離にして10分程度でしょうか、多少混んでいても1時間あれば十分乗り継ぎは可能なのが分かりました。
◆広州白雲国際空港-乗り継ぎ
空港のフリーWi-Fiは、各所に置いてある端末にパスポートを読み込ませるとパスワードが発行され利用可能となります。日本では楽天モバイルを使用しているのですが、今回初めて海外ローミングの設定を試したところ、問題なく使えることが分かりました。データの使用料は、2GBまでは特に追加の費用が掛からないので、わざわざ現地でSIMを購入するほどでもない短期間の滞在などでは重宝しそうです。また、現地でSIMが入手できなかった場合などの、いざという時のバックアップにもなるので安心にもなります。最近の楽天は、日本国内の通信状況もかなり改善しており、先日問い合わせたサポートの対応も良かったので、個人的にはかなりおススメのキャリアになりつつあります。
◆Wi-Fi端末
中国の空港あるあるですが、広州の空港も例外なく大きいです。空港の大きさから考えるとフライト数は控えめで、他のハブ空港に比べると閑散としている印象でした。制限エリア内にはコンビニやレストラン、カフェなどのお店が沢山ありましたので、空港内で過ごすのは問題なさそうです。唯一の懸念点として、中国では電子決済が主流となっており、現金やカードが使えないお店が多いと聞いていたので、出国前にAlipayとWeChat Payをインストールしておきました。時間があったので、コンビニで使えるか試したところ、問題なく決済できました。
◆広州白雲国際空港-制限エリア
掲示板には次のフライトCZ323便は145番ゲートと表示されていたので、そちらに向かいます。トイレに行ったりコンビニを覗いていると、いつの間にか掲示板の表示が148番ゲートに変わっていました。ここで初めてプノンペンの中国語表記は「金边」と知りました。プノンペンという発音と全く関連性のない言葉で不思議に思ったのですが、どうやらクメール語の発音が元になっているようです。また一つ勉強になりました。
■20:55 CZ323便-搭乗手続き開始
プノンペン到着が夜遅くのフライトなので、観光客というよりは仕事で利用している感じのお客さんが多く、大半は中国の方でした。私含めて中国以外の方は小数でした。機材はエアバスのA320で、エコノミークラスは3列-3列です。機内の通路は狭くて、トイレは後方にしかないので移動するのが大変でした。また、前方にモニタは付いていませんでした。座席の足元は広くはないですが、LCCの機体ほど狭くはなく、まあ3時間程度なら許容できるレベルです。乗客の皆さんは結構大きな荷物を持って来るので収納棚はあっという間に満杯になり、後から入ってきた人が場所を見つけるのに苦労してました。
■21:25 CZ323便-出発
CZ323便は予定通り出発、ふと前方を見ると大型犬の姿がありました。盲導犬か何かでしょうか?大変珍しい光景でついつい目が行ってしまいます。
◆CZ323機内の様子
離陸後間もなくして、飲み物とスナックのサービスがありました。スナックはCZ386便と同じものです。それからほどなくして、機内食のサービスも始まりました。パンやバナナ、ヨーグルトが入ったボックスに加えて、焼き飯や焼きそば等から1品が選択できました。この時間帯にも関わらず機内食の量にビックリしましたが、あまりお腹が空いていなかったため、ボックスだけ頂くことにしました。約2時間半のフライトなので時間的な余裕がないこともあり、CAさんは終始忙しそうでした。通路が中々空かないので、トイレに行くのが大変でした。安い航空券のフライトなので、乗客の民度が低い事は覚悟していましたが、皆さん礼儀正しい方ばかりでした。
◆CZ323便-機内食
プノンペン国際空港
■23:03 CZ323便-プノンペン国際空港到着
予定より約20分早く、空港に到着しました。コンパクトな空港なので、着陸後は10分程度でターミナル着きました。
お昼から少し食べ過ぎてしまった影響でしょうか、着陸少し前からお腹が痛くなってしまい、ターミナルに降りた後は急いでトイレを探します。大分先にあったので少し焦りましたが、何とか事なきを得ました。今回の旅行、お腹を壊したのはこの時だけで、入国後は全く問題なく過ごせました。
落ち着いた後は、入国審査場に向かいます。カウンターの手前にはアライバルビザの窓口があるのですが、結構行列が出来ていました。窓口は空いているという噂を見ていたので意外でしたが、事前にe-Visaを申請しておいて結果オーライでした。
入国審査場の方は空いており、すぐ順番が回ってきました。パスポートとe-Visa、往路の搭乗券を提示して無事入国できました。ここまでで約30分です。税関を通って出口を出ると、この時間にも関わらず混雑していました。あと、当たり前ですけど普通に暑いですね。
◆プノンペン国際空港-出口付近
何とか24時前に入国できたので、出口を出たところにあるSIMカードショップも営業していました。カンボジアのキャリアはいくつかあるのですが、Smart、Metfone、Cellcardの3つが有名です。Smartは安くて人気があるため、列ができていました。Metfoneは郊外でも比較的通信状況が良いとされているので、こちらのSIMを購入しました。誰も並んでいなかったのですぐ購入できました。購入時にはパスポートを提示する必要があります。14日間使用可能、データ量は40GBのSIMが8ドルでした。他の国に比べると大変リーズナブルですよね。設定もしてもらい無事開通しました。
◆SIMカードショップ
さて、ここからがこの旅行一番の難関であるホテルまでの移動となります。毎回、空港からホテルまでの移動は苦労するんですよね。夜間の到着が多いので、視認性が落ちて何を見つけるにも苦労するし、特にベトナム旅行の時は、配車アプリを利用したのですが、ピックアップ場所の車が多すぎて手配したタクシーを見つけるのに苦労した苦い記憶があります。
プノンペン空港は大変親切設計で、Grab専用の乗り場が設置されていました。場所も大変分かりやすく、出口から少し大通りの方に歩いたところにありました。途中何人ものドライバーさんに呼び止められましたが全て無視しました。乗り場についてから、Grabでトゥクトゥクを手配したところ数分で乗ることが出来ました。こんなにスムーズに空港を出れたのは初めてなので、これだけでもカンボジアに対する印象が良くなりましたw トゥクトゥクの費用はこの時間帯にも関わらず5ドル程度と、10ドル前後が相場と聞いていたので大分安く済みました。
◆プノンペン国際空港-Grabピックアップ場所
◆24:00 ホテル到着
約30分でリバーサイドにあるホテルに到着しました。繁華街なのでホテル前の通りは明るく人通りもありました。
Sun Chakra Boutique Hotel
今晩から2泊お世話になったのが、リバーサイドエリアにある「Sun Chakra Boutique Hotel」です。リバーサイドはプノンペンの中心地を流れるトンレサップ川沿いのエリアで、レストランやカフェ、バーが集中しています。観光地である国立博物館や王宮も徒歩圏内にあります。
夜中のチェックインになるため、事前にAgoda経由で連絡を入れたのですが、返信が無く若干の不安がありましたが、問題なくチェックインできました。スタッフの方は24時間体制で運営しているようです。スタッフの方は皆さん印象の良い方ばかりでした。
◆ホテル外観(日中に撮影)
◆レセプション
後述しますが、部屋には湯沸かしポットがない代わりに、ロビーに無料のコーヒーサービスがあります。結構本格的なコーヒーマシンで美味しいコーヒーを飲むことができました。
◆コーヒーの無料サービス
建物はかなり年代を感じますが、清掃は行き届いています。エレベータは無く、階段は勾配が急なので、年配の方や大きな荷物がある場合は大変そうです。今回予約したのは一番安いスタンダードダブルルーム(窓無し)で、一泊素泊まりで約17ドルです。広州で乗り継ぎに失敗する可能性を考えて、安めのホテルの中で口コミ評価が良かったこちらのホテルを予約しました。部屋は広く一人で使うには十分な広さです。ベッドも柔らかく、枕も大きくて寝心地は良かったです。コンセントの位置が使い勝手の悪い場所にあるのは気になりました。エアコンは使えましたが、冷蔵庫は使えませんでした。湯沸かしポットはありませんでした。セキュリティボックスは備え付けられていました。
◆スタンダードダブルルーム(窓無し)
ウェルカムドリンクでミネラルウォーターのサービスがあります。
◆デスク
シャワーはこれまでに見たことのない類の機械で、使い方に若干戸惑いました。水の蛇口の位置が分かりずらいのですが、ボイラーの右下の所を良く見ると、手動で回す構造のものがあります。他のホテルでもこのタイプだったので、カンボジアではスタンダードなのかもしれません。
◆バスルーム
◆シャワー
空港から移動する中で結構汗をかいてしまったので、早速シャワーを浴びようと思ったのですが、肝心の水が出ませんでした。フロントに行ってスタッフの方に聞いたところ、時間帯により使えないことがあるんだそうです。この辺の日本では当たり前のことが当たり前でない現実を経験すると、皮肉でも何でもなく、カンボジアに来たんだなぁ、海外旅行しているんだぁという実感が湧いてきます。仕方ないので、ウェットティッシュで体を拭いて寝ることにしました。フォローしておくと、早朝の5時はシャワーが問題なく使えました。






















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