カンボジアをゆっくり旅行する4 アンコール・ワット サンライズツアー

2024年12月5日(木) 4日目

アンコール・ワット サンライズツアー

いよいよ今日からアンコール遺跡群の観光が始まります。初日は、現地ツアー「アンコール・ワット サンライズツアー」に参加しました。早朝4時半開始のツアーで、アンコール・ワットの朝日を鑑賞することから始まり、その後、アンコール・ワット、タ・プローム、バイヨン寺院の3つの遺跡を巡る人気のツアーです。シェムリアップ中心に広がるアンコール遺跡群は未発掘のものまで含めると大小合わせて1,000以上はあると言われています。その中でも一番有名で最大規模を誇るのがアンコール・ワット、まずはここから観光したいと考えていました。

現地ツアーは予約サイト「Klook」経由で申し込みました。使い勝手が良いと評判で、多くの日本人観光客が利用しており、以前から気にはなっていたのですが使う機会がなく、今回初めて利用させてもらうことになりました。予約申し込みと決済が完了すると、間もなく、現地のツアー会社「Siem Reap Shuttle Tours」さんから予約確認の返信がありました。ちなみにホテルが紹介してくれた現地ツアーのいくつかも同じ会社が主催しており、シェムリアップでは知名度の高い会社なのかもしれません。ツアー料金は、ホテルまでの送迎込みで13.5ドルと驚くほどの安さです。

ツアー前日には、ツアー会社のマネージャーさんから改めて連絡があり、ピックアップに際してホテルの部屋番号まで確認する念の入れようでした。早朝なので、寝過ごすお客さんもいるんでしょうね。東南アジアの人々については、物事全般に対してルーズというイメージを持っていたのですが、カンボジアではこの会社に限らず、皆さん時間に正確なのが驚いたことの一つです。まあ、皆さんネット上の口コミ評価をかなり意識しているので、競争が激しそうな観光業界、自然とサービスの質が良くなっているのかもしれません。産業の少ないカンボジアでは観光業に優秀な人が集まっているようにも見受けられるので、他の観光地に比べて人材の質が良いという側面もあるのかなと勝手に思いましたが、実際の所は分かりません。

ちなみに、連絡はWhatsAppというアプリで行います。日本人には聞き慣れないアプリですが、東南アジアでは大体これが使われているので、インストールしておくと便利です。

■3:30 起床

こんなに早く起きたのは久しぶりですが、まだ時差ボケが完全に解消していない影響もあるのでしょうか、目覚ましが鳴る前に余裕で起きることができました。昨日までは万全だった体調ですが、慣れないエアコンを利用していた影響でしょうか、のどに痛みを感じるようになりました。

身支度をして1階のロビーで待機します。外はまだ真っ暗ですが、表の通りを見るとこの時間にも関わらず、車やトゥクトゥクが行き交っているのが見えました。

■4:40 ピックアップ

予定通りガイドさんがピックアップに来ました。私より少し年配と思われる、きさくな感じの男性です。英語の発音が非常に綺麗だったのが今でも印象に残っています。あまり難しい単語を使わずゆっくり話してくれるので、私の英語力でも理解できたので助かりました。通りには10名前後が乗れそうな中型のバスが待機していました。ホテルから外に出ると思った以上に涼しく、エアコンの効いた車内は寒いくらいでしたので、念のため長袖を持って来ておいて正解でした。車内には10名ほど乗車しており、私の後は2軒ほどホテルに寄ってからツアーが開始しました。

■5:00 チケットオフィス到着

このツアーはチケットオフィスの訪問から始まります。アンコール遺跡群の観光には、アンコールパスと呼ばれる入場券が必要です。一部の例外はありますが、このアンコールパスがあればほぼすべての遺跡に入場することができます。入場券の種類には1日券(37ドル)、3日券(62ドル)、7日券(72ドル)の3種類があります。3日券と7日券は有効期間内に使えば良く、連続して3日間(7日間)で使う必要はありません。なお、アンコールパスはシェムリアップ中心部から約5km離れたチケットオフィスのほか、ネット購入することが可能です。

ツアーに参加したのは13名で、私も含めて半数ほどがガイドさんに付いてチケットの購入に向かいました。チケットオフィスの中には既に多くの外国人観光客の姿がありました。窓口は1日券、3日券、7日券の日数別に分かれています。私は3日券の窓口に向かいました。ガイドブックでは概ね3日券の購入がオススメされています。

◆チケットオフィス

siem reap ticket office inside

窓口では顔写真の撮影があり、これがチケットに印刷されたものが渡されます。購入時、チケットはスマホなどで撮影しておくようアドバイスされました。仮に無くした場合でも、この写真データがあれば、再発行してくれるようです(多分、そう言っていたと思います)。

◆アンコールパス

angkor pass1

ガイドさんの話を聞きながらアンコール・ワットに移動します。アンコール・ワットはシェムリアップの中心から北に約6kmの場所にあります。

◆バスの中

ankor wat sunrise tour bus inside

アンコール・ワット

ワンコール・ワットはスーリヤヴァルマン2世(1113年即位)によって、30年の歳月をかけて建造されたヒンドゥー教寺院です。クメール語で、アンコールは国都、ワットは寺院を意味します。それまでのアンコール朝で主流だったシヴァ派に代わり、ビシュヌ派の寺院として創設されました。以前の投稿でも説明していますが、多神教のヒンドゥー教ではシヴァ、ブラフマー、ビシュヌの3つの神様が中心に置かれ、それぞれを信仰する宗派(派閥)が形成されています。

■5:40 アンコール・ワット到着

アンコール・ワット周辺は灯りの類がなく真っ暗でしたが、周囲からは多くの観光客の声が聞こえてきます。思った以上に日本語を話している人が多かったのが意外でした。ここに来る途中、日本人を全く見なかったので、プノンペン経由で来る人は少数派なんでしょうか?朝日を鑑賞するにあたって、良い場所は競争になるらしいので、何処も寄り道せず真っ直ぐに鑑賞ポイントに向かいます。昨日から分かっていたことではありますが、今日は曇り予報だったので、朝日を見ることは出来なさそうです。ガイドさん曰く、曇っていても幻想的で素晴らしいと仰っていたので、それを期待します。

途中、チケットの検閲がありました。アンコールパスの裏面には1から31の数字が書いてあり(これが日付に相当します)、該当の日付をパンチで穴をあけて、その後は見せるだけで通れるようになります。

鑑賞ポイントである、中央参道の左右にある池のほとりに着きました。既に大勢の観光客が陣取っており、最前列はさすがに無理で、少し後ろの方にはなってしまいましたが何とか撮影できそうな場所を確保しました。ここから約40分間、時間の経過に従って、少しずつ明るくなっていく夜明け前の景観を楽しみました。予報通り朝日を見ることはできなかったのですが、太陽を雲がうっすら覆った景観も幻想的で良かったです。

◆アンコール・ワットの朝日(5時40分頃)

angrok wat sunrise1

◆6時5分頃

angrok wat sunrise2

ガイドさんが予想していた日の出の時間(6時20分)を過ぎても、朝日をハッキリと確認することができず、池のほとりから1人、また1人と離れていくので、最前列から見ることができるようになりました。この幻想的な景観の余韻に浸りながら、しばしの時を過ごします。

◆6時20分頃

angrok wat sunrise3

■6:30 アンコール・ワット遺跡の観光開始

本日のツアー参加者は13名、女性が多く、ヨーロッパ、USA、インド、韓国と多種多様でした。6時半を過ぎると、辺りは大分明るくなってきました。遠目ですが、何度も写真で見たアンコール・ワットを直に見ると、自然と心が湧きあがるものがあります。ここ数年、それなりに色々なものを見てきた中で、だんだん感動が薄れてくることを感じていたのですが、やはり本物は違いますね。

この時間帯は涼しくて、快適に観光できたのが良かったです。ガイドさんの説明を聞きながら第三回廊に向かいます。

ガイドさんは大変知性を感じる方で、説明していた内容は大部分忘れてしまったのですが、サンスクリット語に関する話など、かなりアカデミックな話もされていました。

◆アンコール・ワット正面

angkor wat front early morning front

朝日の観賞を終えた観光客が一斉に遺跡の観光を始めているので、大体どこも混雑しています。時間に余裕がないのか、ガイドさんも見どころの一つである十字回廊付近ではあまり時間を費やさず、第三回廊の方に移動しました。

なお、十字回廊とか第三回廊とか書いても上手く伝わらないと思いますので、簡略化した全体図を載せておきます。あくまで位置関係のみを意識した図なので、縮尺は合っていません。

◆アンコール・ワット(超簡易図)

angkor wat map

他のほとんどの寺院が東側を正面としているのに対し、アンコールワットは西側が正面となります。これは、西側が西方浄土、死を意味しているとされ、これがスーリヤヴァルマン2世のお墓として作られたと考えられる根拠にもなっています。全体図を見ると分かるのですが、アンコール・ワットは幾何学的に整然としており、完璧な対称性は美しさを感じます。他にも、視覚的なトリックが多く仕込まれており高い建築技術を垣間見ることができます。

アンコール・ワットは南北1,300m、東西1,500mの環濠で囲まれています。西塔門から伸びる参道は約350mです。本堂は中央祠堂を中心に3重の回廊がめぐらされた構造となっています。第一回廊の壁面には美しいレリーフがびっしりと描かれています。第一回廊と第二回廊の間は十字回廊で繋がれており、4つの沐浴の跡地が残っています。第二回廊の内部は特に見どころはありませんが、外側の壁面にはデバター(女神像)が描かれています。そして13mの高さのある第三回廊があり、その中心には約65mの中央祠堂がそびえ立ちます。

◆十字回廊

angkor wat cross corridor morning

第二回廊から中庭に出ると、壁面に描かれている美しいデバター(女神像)のレリーフがありました。

◆デバターのレリーフ

angkor wat 3rd corridor reliefs1

angkor-wat-3rd-corridor-reliefs2

第三回廊に入るには、勾配のある階段を登る必要があります。なお、月に数回仏日と呼ばれる日があり、この日は第三回廊に登ることができないため注意が必要です。私のシェムリアップ滞在中は、12月8日(日)が仏日でした。一応、これを意識して予定を組んでいます。

第三回廊については自由行動(約25分間)となり、8時までに下に戻ってくるように指示されました。

◆第三回廊に続く階段

angkor wat stairway to 3rd corridor

第三回廊は、一辺が60mの正方形、回廊の四隅には尖塔があり、中央には祠堂があります。

◆尖塔

angkor wat 3rd corridor tower

◆デバターのレリーフ

angkor wat 3rd corridor reliefs3

西側は、かつて王しか見ることができなかった景観が広がります。

◆第三回廊から見た西側の景観(王の見た風景)

angkor wat 3rd corridor view west

建造当初、中央祠堂にはヴィシュヌ神像が祀られていたと考えられていますが、改修後に何処かへ持ち去られてしまい、現在は仏像が安置されています。

◆仏像

angkor wat 3rd corridor buddha

最後は第一回廊のレリーフを鑑賞します。アンコール・ワットの中でも大変見応えのある場所となっていますが、時間の制約でしょうか、このツアーでは一部の「天国と地獄」と「乳海攪拌」を鑑賞するに留まりました。個人的にはレリーフはじっくり鑑賞したかったので残念ではありましたが、こんな流れになることを予想していたので、明日もアンコール・ワットを個人で再訪するスケジュールを組んでおきました。

◆天国と地獄

angkor wat heaven and hell1

angkor wat heaven and hell2

◆乳海攪拌

angkor wat samudra manthan1

Kampu Chea Kitchen Restaurant

アンコール・ワットの裏側(東側)から出て参道をしばらく歩いたところでバスと合流します。ドライバーさんから冷たいおしぼりとミネラルウォーターのサービスがありました。気温も高くなってきていたため、大変助かります。

この後、次に観光するタ・プローム近くにあるレストラン「Kampu Chea Kitchen Restaurant」で朝食となりました。

■9:00 レストラン到着

◆レストランの外観

kampu chea kitchen restaurant exterior

レストランの中は広くて綺麗でした。多くの団体ツアーが利用しているように見受けられます。室内なのでエアコンも効いていて涼しかったです。トイレも大きくて清潔でした。スタッフの方々の対応も良く、皆さん親切でした。

◆レストランの中

kampu chea kitchen restaurant inside

メニューにはカンボジアの料理が並んでいましたが、朝から重い料理を食べる気分ではなく、野菜の炒めご飯とアイスコーヒーを注文しました。それぞれ5ドルと2.5ドルという若干高めの値段設定です。まあ、この辺りのレストランはどこも観光地価格だと聞いていたので、こんな感じだと思います。料理は割とすぐに運ばれてきました。炒めご飯は、いわゆる普通のチャーハンですがあっさりとした味付けで食べ易かったです。

◆野菜の炒めご飯(野菜)

kampu chea kitchen restaurant fried rice

タ・プローム

タ・プロームは12世紀末、ジャヤ・ヴァルマン7世によって創建された仏教寺院です。ジャヤ・ヴァルマン7世が自身の母のために造った菩提寺と言われています。ジャヤ・ヴァルマン7世については以前も触れましたが、アンコール王朝全盛期の王であり、仏教に篤く、多くの仏教寺院を建設しました。次の観光地バイヨン寺院も彼の手によるものです。タ・プロームという名前ですが、当時は「ラージャヴィハーラ(王の僧院)」と呼ばれていたそうで、これの現代における名前を意味するようです。

■9:50 タ・プローム到着

タ・プロームは、ハリウッド映画「トゥームレイダー」のロケ地になったことで有名で、巨大樹の根が遺跡に絡みつくように根を張っているのが特徴で、アンコール遺跡群の中でもトップ3に入る人気があります。ちなみに、私はそこそこ映画を見る方だと思うのですが、トゥームレイダーに関しては見る機会がなく今日に至っています。

気温は30℃を超えて暑さを感じるようになってきました。早朝は拝むことが出来なかったお日様ですが、この時間帯はクッキリと見え、青空が広がっています。もう少し早く晴れてくれば良かったのですが、こればかりは仕方ありません。

バスはタ・プロームの東側に停車し、そこから参道をしばらく歩きます。

◆東参道

ta prohm approach

まず見えたのが東門近くの遺跡で、苔に覆われている様子が大変素晴らしく、ついつい見入ってしまいます。ダルマサーラという名前が付いているようです。全体から漂う廃墟感が、昔滅んだ文明を偲ばせるものがあり、アニメやゲームのワンシーンに出てきそうな景観です。アンコール・ワットとは全く異なる趣で、いかにも遺跡という雰囲気が出ており人気があるのが理解できます。

◆ダルマサーラ

ta prhom ruins near eastern gate

◆東門

ta prhom estern gate diagonally

東門の中に入ったところです。大樹の根が遺跡に張り付いている様子が、自然の力強さをまざまざと見せつけます。この大樹はスポアンという名前で、カジュマルの一種です。

◆東門に絡みつく大樹

ta prhom eastern gate big tree

次のバイヨン寺院もそうだったんですが、タ・プロームも遺跡全体が入り組んでいて、後から見返しても自分がどの場所にいたのかイマイチ分からないんですよね。私の記憶に間違いが無ければ、この後、前柱殿と呼ばれる建物の中に入ります。

◆前柱殿

ta prohm front piller hall

◆前柱殿の中

ta prohm front piller inside1

タ・プロームは、後にヒンドゥー教寺院に改宗されてしまい、ヒンドゥー教徒によって、かつて仏像が彫られていた壁面は削られてしまいました。

ta prohm front piller inside2

ta prohm front piller inside3

◆中央祠堂付近

ta prohm center1

ta prohm center2

中央祠堂の北東に建つ祠堂内では、胸を叩くと反響してエコーが響くことで知られています。

◆エコーする祠堂

ta prohm center3

有名なスポアンの回りには大勢の観光客が集まっていました。

◆血管のように絡まる木

ta prohm center tree

◆最も有名な巨木

ta prohm big tree1

ta prohm big tree2

遺跡のあちこちには美しい彫刻が施されており、これらも見応えがあります。後から調べてみると、有名なレリーフやデバターもあったようですが、時間の問題でしょうか、この辺を鑑賞する機会はありませんでした。

◆美しい彫刻

ta prohm sculpture

帰りは西門から出て、西側の参道を通った先にある場所で、待機していたバスと合流しました。ドライバーさんはここでも冷たいおしぼりと冷やしたミネラルウォーターをサービスしてくれました。体がかなり暑くなっていたところなので大変助かります。このツアーは約8時間という限られた時間を効率よく回れるように綿密にスケジュールされており、本当に無駄がないのが分かりますし、サービスも行き届いていて、こんなに洗練されたツアーが13.5ドルは安すぎると思いました。

◆西門

ta prohm western gate

◆西塔門

ta prohm western tower gate

バイヨン寺院(アンコール・トム)

タ・プロームで登場したジャヤ・ヴァルマン7世ですが、12世紀後半、アンコール・ワットの造営から約半世紀後、一辺が約3kmの城壁に囲まれた都市を建設します。この王都がアンコール・トムと呼ばれ、その中心に位置するのがバイヨン寺院です。

バイヨン寺院はアンコール・トムのほんの一部であり、アンコール・トムの全体を回ると1日以上かかります。この辺を勘違いする人が結構いるようで、ツアーにアンコール・トムがスケジュールされていても、実際はバイヨン寺院のみというケースがあるため注意が必要です。

■11:00 バイヨン寺院到着

バイヨン寺院も中央祠堂を中心とした対称構造となっているため、後から見返すとどの入口から入ったのか分からなくなります。入口で撮影した下の写真はおそらく北側だったと思います。なお、バイヨン寺院は東側が正面入口となっています。

◆バイヨン寺院(北側入口)

bayon diagonal far

◆仏像

bayon north buddha

◆デバター

bayon devata

バイヨン寺院で一番有名なのが、四面に観世音菩薩が彫られた四面塔です。この微笑みを浮かべる、穏やかな表情は「クメールの微笑み」とも呼ばれています。

◆四面塔

bayon four faces near

バイヨン寺院の第一回廊の壁面にも素晴らしいレリーフがあります。

◆第一回廊のレリーフ

bayon east reliefs1

バイヨン寺院の見学は30分程度でした。アンコール・ワットやタ・プロームもそうでしたが、じっくり鑑賞するには全然時間が足りないのが正直な感想ですが、朝の4時半からかれこれ8時間近くも動き回っているわけで、仕方ない部分はあります。まあ、こんな感じになることは予想していたので、明日もアンコール・ワットとアンコール・トムを観光する予定にしてあります。

■12:00 ホテル到着

早朝からの観光だったおかげで、本当に暑かったのは2時間程度だったこともあり、過度に消耗することなく済んだのは良かったです。アンコール遺跡群の中でも最も人気のある3つの遺跡を見学できたので、一応この旅行の目的は果たした感があります。

Mikeav Siem Reap

ホテルでしばらく休憩後、遅めの昼食に出かけました。朝にご飯を食べてしまったので、お昼は麺類が食べたい気分になり、事前にピックアップしておいた「Mikeav Siem Reap」という麺料理のお店に行って見ました。いつも混んでおり、地元の方にも人気のあると評判のお店です。ホテルからは約700mの距離にあります。暑さがピークの時間帯だったので、歩くには少し距離があったのですが、何とか頑張って向かいました。

◆お店の外観

mikeav siem reap exterior

15時を過ぎていたので、店内はさすがに空いていました。驚いたのは席数の多さで、これでも食事の時間帯は満席になるようです。これだけのお客さんを捌くにあたり、スタッフも沢山いましたが、今は若干暇そうで手持無沙汰な感じでした。厨房の方は、後片付けで忙しそうな雰囲気です。店内はかなり暑く、席に座ると近くの扇風機を付けてくれました。

◆お店の中

mikeav siem reap inside

水を持参するのを忘れていたことに気づき、何か飲み物を買おうか迷っていたのですが、お茶のサービスがありました。日本の番茶のような飲み物でした。熱かったのですが、美味しく頂くことができました。店内にはメニューらしきものはなく、店員さんがスマホを出してきて、料理の写真を見せてくれるので、そこから選んで注文する流れでした。

◆お茶

mikeav siem reap tea

料理はすぐ運ばれてきました。麺はベトナムのフォーに近い食感ですが、これはクイトゥと呼ばれるお米と塩でできた麺だそうです。スープは私好みの薄味です。これで2.5ドルと大変良心的な値段設定でした。地元の方にも人気なのが頷けます。

◆クイトゥ(ワンタンと牛肉入り)

mikeav siem reap noodle

ワットボー寺

帰り道、近くにあった「ワットボー寺」に寄り道しました。ガイドブックには記載されていないのですが、シェムリアップの中でもかなり大規模の寺院らしいため興味がありました。

入口は大変立派で、赤と茶色の中間のようなカラーリングが独特な印象を与えます。そういえば、プノンペンの国立博物館もこんな感じでしたね。

参拝している地元の方が一組いるだけだったので、少し入りにくさを感じたのですが、軽く敷地内を見て行きました。敷地はかなり広いのですが、あまり観光客を意識した施設ではないようで、案内図の類が無く、どれがどの建物か良く分かりませんでした。

◆入口

wat bo pagoda entrance

敷地内にはいくつか建物があったのですが、一番大きく見応えのあったこちらが本堂だと思います。

◆本堂

wat bo pagoda main hall1

wat bo pagoda main hall2

◆鐘

wat bo pagoda bell tower

ホテルからこの辺に来るまでは、お寺の名前を冠した「ワットボー通り」を歩いて来たのですが、帰りはシェムリアップ川沿いの遊歩道を歩いてみました。緑豊かな景観は相変わらず素晴らしく、各所には休憩するためのベンチやモニュメントなどが配置されており、良く整備されているのが伺えます。シェムリアップは観光客が多い場所ではあるのですが、日中は皆さん遺跡の方に行っているのか、割と閑散としており、静かなのも気に入りました。

◆シェムリアップ川

siem reap river daytime2

◆遊歩道

siem reap river promenade

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