中国西安の旅 3日目前半
今日はまず陝西歴史博物館に向かいます。陝西歴史博物館は、中国でも最大規模と誇る博物館の一つで、先史時代から明時代までの貴重な文化財が展示されており、中国5000年の歴史を一度に巡ることができます。
陝西歴史博物館には、西安駅前から周遊バス「游6」に乗って行けるようですが、地下鉄「小寨駅(小寨站)」から1km程度とそれほど遠くなさそうだったので、確実に行けそうな地下鉄で行くことにしました。ところが、今朝は地下鉄入口のセキュリティチェックで引っかかってしまいました。荷物を通した時、何か鳴ったような気がしたのですが、しれっと自動券売機の方に行くと、保安員のお姉さんに呼び止められて中国語で何か言ってきますがさっぱり分かりません。このお姉さん、仕事を始めてまだ1,2年目といったところでしょうか、初々しさが残っています。少しはにかんだような表情で何度も同じことを繰り繰り返してきます。少し途方にくれていると、「フー」という音が頭の中で引っかかりました。中国語で飲むを「喝(フー)」と発音します。リュックサックに水が入っていたので、多分これが引っかかったのだと解釈しました。ペットボトルを出してお姉さんに渡すと、再度チェックをしてOKだったので返してもらいました。中国で飲み物を携帯する場合は、気を付けましょう。
「五路口駅(五路口站)」からの運賃は3元でした。
小寨駅から出て東に歩くこと約10分、陝西歴史博物館の入り口が見えます。ここは、パスポート(中国人の場合は身分証)を見せることで無料でチケットを入手できます。外国人の場合は、パスポート提示のほか、別紙に氏名、性別、パスポートNoを記入する必要があります。また、一日の入場者数に制限があり、午前2,500人、午後1,500人までのようです。
開館時刻8:30より1時間ぐらい前には着いたのですが、既に並んでいる人がいました。
しばらくすると門が開きます。
ホールに入ると巨大な獅子像が出迎えてくれます。これは、則天武后の母、楊氏の陵墓から出土したものです。中国の墓というと、荒らされて何も残っていないというイメージがあるのですが、これは大きすぎて盗めなかったのでしょうか。
1階の第一展示室は先史時代から周、秦代の文物が展示されています。
◆日己方彝 酒盛器 (西周中期 紀元前10世紀中頃~前9世紀中頃)
青銅器の時代、既にこれだけ精巧なものを作る技術があったとは驚くばかりです。
◆杜虎符 兵符(秦代 紀元前221~前207年)
この虎の形状をした金属は、平時は2つに分けて保管され、右半分を皇帝が、左半分を地方で駐留している将軍が所持します。そして、戦時、皇帝の命を受けた使者が右半分を持ち将軍の元へ行き、将軍のものと合符して初めて軍隊を動かせる仕組みになっていたようです。個人的には、この兵符を見た時が一番テンションが上がり、つい見入ってしまいました。
第一展示室には兵馬俑も展示してありました。秦始皇帝陵博物院で150元払わなくても、ここで見ることができるわけですね。
2階に上がり、第二展示室に入ります。ここは、漢代から魏晋南北朝時代の文物が展示されています。
◆金怪兽 (戦国 紀元前475~前221)
英語表記だと「Gold Monster」、何かのゲームにでも出てきそうな名前です。一際目を引いており、大勢の観光客が集まっていました。
三国時代の展示物もありましたが、他の時代に比べると若干訴求力が低いような。。。
◆独孤信多面体煤精组印 (西魏 535~556年)
最後の第三展示室は、隋、唐、そしてそれ以降の時代の展示物です。
ここは目を引く展示物が目白押しでした。
◆赤金盆 (唐 618~907年)
◆四鸾衔绶金银平脱镜 (唐 618~907年)
◆三彩盘 (唐 大足元年 701年)
◆绿釉碗 (唐 大足元年 701年)
個人的には、緑一色のこの陶器が気に入りました。














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