2023年10月2日(月) 9日目
ブハラ最後の観光を楽しむ
ブハラでの滞在は今日が最後となり、午後からサマルカンドに移動します。旅行を計画していた段階では、ブハラをあまり重要視していなくて、3泊もする必要ないけど何かトラブった時のためのバッファとして取っておくか程度の認識だったんですけど、良い方の意味で期待を裏切られましたね。とにかく旧市街の雰囲気が良くて、何をすることもなくブラブラ歩いているだけで楽しかったです。イチャン・カラと同様に観光地化されてしまっているのは否めませんが、それでも良いものは良いです。
今朝の朝食は、ホテルに宿泊していた日本人の方と同席させて頂きました。年配の女性で、1人で旅行をしているそうです。先にサマルカンドを観光してブハラに移動するという私とは逆パターンのプランでした。タシケントからは日帰りでお隣のタジキスタンに行ったり、サマルカンドからブハラの移動ではキジルクム砂漠のキャンプに泊まるツアーを利用するなど、中央アジアを満喫されていました。ヒヴァではトルクメニスタンの地獄の門に行くツアーにも参加するとか。かなり旅行慣れしていると見受けられました。
◆朝食
11時少し前に、ホテルをチェックアウトして荷物を預けた後は、最後の旧市街観光を楽しみました。何回も行った同じルートを行ったり来たりするだけですが、行く度に新しい発見もあったりして飽きることがありません。歩き疲れたのでホテルに戻ったのですが、まだ駅に移動するには早いので近くのカフェで時間を潰すことにしました。「Donuts & Coffee Bukhara」というお店で、外国人観光客に大変人気のある本格的なカフェなんだそうです。
◆Donuts & Coffee Bukhara入口
店内はお洒落な内装で、ヨーロッパのカフェのような雰囲気です。置かれている一つ一つのオブジェもセンスがあるなぁと感心しました。
◆店内
お店はホテル「Sarrafon Guest House」と同じ敷地内にあるようで、雰囲気の良い中庭が見えました。
◆店内からの景観
お店の名前から分かる通り、ドーナツがオススメらしいのですが、メニューを眺めていたらシュークリームに目が行ってしまい、こちらを頼んでしまいました。コーヒーは無難にアメリカーノにしました。アメリカ―のは19,000スム(約230円)、シュークリームは15,000スム(約200円)でした。ホテルではコーヒーを飲む機会がなかったので、数日ぶりに頂いた本格的なコーヒーは格別でした。シュークリームも、柔らかい生地にたっぷりのクリームが入っていて美味しく頂けました。
高速列車アフラシャブ号でサマルカンドへ移動
13時を過ぎたので、少し早めではあるもののブハラ駅に移動しました。ラビハウズ北の大通りでYandex Goでタクシーを呼ぶと、数分で拾うことができました。
約30分でブハラ駅に到着です。料金は16,500スム(約200円)でした。
◆ブハラ駅(カガン駅)
駅舎に入る前に、すぐ近くにあるアミール宮殿だけ見ておきます。あまり有名な建物ではないらしく、ガイドブックにも載っていないのですが、ブログなどで紹介されていたので行ってみることにしました。
19世紀末に建てられたもので、アラビアのモチーフ、バロック、エンパイア、ネオ・ムーアを融合した建築様式だそうです。なかなか立派な宮殿で、一目だけでも見る価値はありました。後から調べたところ、宮殿の中にも入れるようです。
◆アミール宮殿(Emir’s Palace in Kagan)
■14:15 ブハラ駅
セキュリティチェックを受けて駅舎に入ります。ヒヴァ駅ではチケットのチェックをされたのですが、ここではノーチェックでした。スタッフの方はあまりやる気がなさそうで、駅によって、人によっても大分温度差がありそうですね。元社会主義国家あるあるですねw
待合室は結構混雑していて、外国人観光客の姿が目立ちました。
◆ブハラ駅待合室
今回利用するのは、ウズベキスタン鉄道の看板列車「アフラシャブ号」です。ツアーとかでも紹介されている高速列車です。ブハラからサマルカンドまでの約200kmを1時間40分で駆け抜けます。新幹線のような流線形の形状で、調べてみるとスペイン製のタルゴ系列の車両を使用しているようです。ウズベキスタン航空の機体を見た時も感じたのですが、ウズベキスタンおなじみの鮮やかな青色の塗装が印象的です。
チケットは、ウズベキスタン旅行会社さん経由で購入しました(3,000円)。日本人女性の方がサマルカンドで経営している旅行会社で、日本語でのやり取りがOKで、レスポンスも速く対応頂けました。個人でネット予約すれば950円ぐらいで済むのですが、現地の情報なども提供頂いたりしたので満足しています。実際、突然の到着駅の変更がアナウンスされたこともあって、日本に比べるとまだまだゆるい面があるので、何でもかんでも個人で手配するのはリスクがあると感じました。現地の情報をキャッチできる方と最低限繋がりを持っておくことは重要だと思います。
◆高速列車アフラシャブ号
出発20分前ぐらいになると、改札が始まりました。各車両の入口前に乗務員さんが待機していて、チケットのチェックをしてもらってから乗車する流れになります。
今回エコノミークラスを予約しましたが、座席は十分広く快適でした。
◆列車内
■15:20 ブハラ駅出発
ブハラからサマルカンドの途中の景観は、特に目ぼしいものありませんでした。
◆車窓からの景観
■17:00 サマルカンド駅到着
いよいよ、この旅行のハイライトともいえるサマルカンドに到着です。中央アジアに全く興味がなかった頃から、サマルカンドという地名の語感が良くてずっと頭の中にありました。
ホテルはレギスタン広場近くにあるのですが、駅から約7kmの距離があります。サマルカンドは首都タシケントに次ぐウズベキスタン第2の都市ということで、バスやトラムが運行しており、これらを利用しての移動が可能です。トラムで移動するのが面白そうだなぁと思い、停留所近くで様子を見ていたのですが、来る気配がなかったのでYandex Goでタクシーを呼んでしまいました。バスについては早々に諦めています。駅周辺は大変混雑していて、タクシーを呼ぶ場所を見つけるのに苦労しました。
ドライバーは愛想の良い若いお兄さんでした。道路は混雑していて、特に交差点付近はカオスな状況で、さすがサマルカンドは都会だなぁ、ブハラやヒヴァとは雰囲気が全然違うなぁと感じました。約30分でホテルに到着です。料金は22,500スム(約300円)でした。
◆車窓からの景観
マザフェア ホテル サマルカンド
今日から3泊お世話になるのは「マザフェア ホテル サマルカンド」です。サマルカンドの象徴的な観光名所レギスタン広場から徒歩5~10分程度の場所にあり、シャーヒズィンダ廟群やグル・アミール廟などの名所も一応徒歩で観光可能です。イチャン・カラやブハラ旧市街とは異なって、サマルカンドは広いエリアに観光名所が点在しているので、徒歩のみでの観光は難しくタクシー移動する人が多いようです。
料金は、1泊1人朝食付きで31.8ドルと、レギスタン広場周辺にあるホテルの中では比較的安い部類に入ります。booking.comの口コミ評価も9.2と非常に高く、安心してオススメできるホテルです。注意点としては、口コミ評価にも書いている人がいますが、英語が通じるスタッフが常時いるわけではないので、時間帯によってはコミュニケーションを取るのに苦労するかもしれません。スタッフの皆さんはいずれも親切な人ばかりでした。日本語が話せる方もいらっしゃるようですが、会う機会はありませんでした。
入口を抜けると、中庭の隅に受付用の小部屋があり、年配の男性がチェックインの対応をしてくれました。英語は全く話せないようで会話らしい会話はできませんでしたが、パスポートを提示して部屋の鍵を受け取るのみで完了しました。
◆入口
建物は雰囲気の良い木造建築で、中央アジアというよりはヨーロッパ(ロシア?)を彷彿させる外観です。
◆ホテル外観
部屋は広く、絵画なども掛けられていて、高級感がありました。バスルームも広くて、清掃が行き届いていて清潔感があり好印象です。あと細かい話ですが、トイレットペーパーが他のホテルのものより品質が良くて(柔らかい)安心して使えましたw 机にはミネラルウォーターが提供されていました。ドライヤーはありましたが、冷蔵庫はありませんでした。また、湯沸かしポットは部屋にはありませんが、地下の食事会場にある共用の湯沸かしポットが利用できました。ウォータータンクも置かれており、わざわさお店に水を買いに行く必要が無くて大変助かりました。
◆部屋
◆バスルーム
「ショフジャホン・ミッリ―・タオムラル」で夕食を頂く
夕食は「ショフジャホン・ミッリ―・タムオラル(Shoxjahon Milliy Taomlar)」で頂きました。ブログなどで、レギスタン広場周辺のおすすめのレストランとして紹介されていたお店です。
ホテルからは約1kmと若干距離があるのですが、今日は余力があったので徒歩で行ってみました。外は暗くなっていたので、まだ地理感覚が掴めていない中での移動は不安もありましたが、Yandex Mapを頼りに何とか到着できました。治安面の不安はありませんでしたが、通りは思ったより暗くて人によっては不安を感じるかもしれません。
◆レストラン外観
お店はいわゆるファミリーレストランで、地元のお客さん、それも家族連れが多くて、若干疎外感を感じましたが、一応外国人観光客の姿もありました。また、直前まで結婚式の2次会と思われるパーティが行われていたようで、着飾っていた方々の姿が目に付きました。皆さん良い雰囲気で談笑していて、地元の方々の生活の一部が垣間見えたような気がしました。
店名の「ミッリ―・タムオラル」は伝統料理という意味だそうで、メニューはウズベキスタンの伝統料理を中心に構成されていました。内装は結構派手な感じで、音楽も流れていました。若いスタッフが多く、皆さん忙しそうな感じです。
◆店内の風景
しばらくメニューを眺めていると、若い男性が注文を取りに来てくれました。今回はラグマンとシシャリク(シシケバブ)を注文しました。それぞれ30,000スム(370円)と22,000スム(270円)です。レギスタン広場周辺は、お値段高めのレストランも多いようですが、それに比べるとこちらのお店は良心的です。
ラグマンは日本でいうところのうどんに相当するもので、是非とも口にしたいと考えていました。男性は一応英語は話せたのですが、私の理解力が足らず、いまいち上手くコミュニケーションが取れませんでした。後に、注文した料理と一緒にパンが運ばれてきたので、パンがいるかどうかを聞いていたのだと分かりました。丸くて厚いパンはサマルカンド独自のものらしいです。ウズベキスタンは主食がパンなので、日本にも様々な米料理があるように、こちらにも多様なパンが作られているようですね。ただ、さすがにこの時は食べられなかったのでテイクアウトさせてもらってホテルに戻った後に頂きました。ラグマンは本当に日本のうどんを食べているような感じでした。スープはトマトベースでしたが麺とバッチリ合っていました。シシャリクはブハラで頂いたものとは違って、ひき肉をこねたハンバーグのような食感でしたが、肉汁がたっぷりでこれも美味しく頂けました。
◆ラグマン
◆シシャリク(シシケバブ)
◆パン

























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