2019年4月25日(木) 9日目
オープントップバスで台北101へ
明日は帰国を残すのみであり今日が実質最終日です。今日も朝から暑く30℃は間違いなく超えてくるであろうという状況、無理して観光したい気分ではありません。思案した結果、まだ行ったことが無く、且つ外を歩き回る必要のない「台北101」を観光することにしました。また「台北オープントップバス」という乗り物があることを発見したのでこれを利用して行ってみることにしました。
台北オープントップバス
パリやロンドンなどの観光地で見かける2階建てのオープントップバス、台北の街並みを眺めながら主要な観光スポットを回る交通手段として2017年から台北に登場しました。後述する日中チケットなどを購入すれば、何度も乗り降り可能なので効率良く観光できます。また音声ガイドを聞きながら台北の街並みを楽しむアトラクションとしても利用できます。
台北オープントップバスはレッドライン(紅線)とブルーライン(藍線)の2つの路線が運行しており、台北の主要な観光スポットをほぼ網羅しています。
■レッドラインの主な停留所
「台北駅」、「MRT龍山寺駅」、「中正紀念堂」、「信義永康街」、「台北101」、「MRT市政府駅」、「MRT国父記念館駅」
■ブルーラインの主な停留所
「台北駅」、「圓山飯店」、「士林官邸」、「故宮博物院」、「MRT剣潭駅」、「台北市立美術館」
出発駅は2路線共に、台北駅MRTのM4番出口前です。レッドラインは9:10~15:50が40分間隔、16:30~20:00が30分間隔で運行しています。ブルーラインは9:40~16:40で40分間隔の運行です。
今回は10:30発のレッドラインを利用して台北101に行って見ます。ホテルからだと、M4番出口へは地下街を利用することでほぼ地上を歩くことなく辿りつけます。外は既に30℃を超えているので大変ありがたいです。
バス停留所にはスタッフがいて誘導してくれます。出発時刻の10分前になるとレッドラインのバスがやって来ました。車内にはドライバーのほか、女性の添乗員さんがおりチケット販売や各停留所の案内などをしてくれます。
◆台北駅
バスの2階は前方が屋根付き、後方が屋根無しのオープンデッキになっています。屋根付きの方はエアコンが効いているので、勿論こちら側に座ります。最前列の席は前方が良く見えるのでオススメですが皆さん座りたがるので競争率が高いです。
車内ではWi-Fiが利用できます。各座席には充電用USBが配備されており電源の心配をする必要がありません。また、多言語音声ガイドが用意されており、各スポットの案内を聞きながら台北の街並みを楽しむことができます。
チケットは主に以下の4種類です。
- 4時間チケット 4時間乗り放題 300台湾ドル(約1,140円)
- 日中チケット 9:10~18:00乗り放題 500台湾ドル(1,890円)
- 24時間チケット 24時間乗り放題 600台湾ドル(約2,270円)
- 48時間チケット 48時間乗り放題 1,000台湾ドル(約3,780円)
最初4時間チケットを購入しようとしたのですが、添乗員さんが日中チケットを400台湾ドルにディスカウントすると言ってきたのでそれを購入することにしました。中々商売上手なお姉さんです。
これまで移動は専ら何も景色の無いMRTを利用していていたのでバスからの眺めは新鮮でした。既に行ったことのある場所もあるので、地上はこうなっているのかーとか各スポットの位置関係など新たに発見できることも多くありました。
◆MRT龍山寺駅
◆重慶南路一段
◆中正紀念堂近辺
◆信義永康街
◆信義建国路口
台北101
台北駅を出発後、約50分で「台北101」に到着です。台北101は高さ508m、地上101階、地下5階の超高層ビルです。
間近から見ると高さを実感しますね。
周囲は近代的な高層ビルが立ち並んでいます。歩道には街路樹が植えられており美しい景観が保たれています。
◆松廉路
ビルの地下1階から地上5階はショッピングモールとなっており、オッサン一人で入るのは憚れるお洒落な空間です。当然この辺には一切立ち寄らず展望台へ向かいます。
展望台の入口は5階にあります。
チケット窓口は空いていましたが、あえて自動券売機で購入します。日本語対応しているので簡単に操作できました。大人一枚600台湾ドル(約2,270円)です。現金決済ができたので1,000台湾ドル札を入れたのですが、お釣りで50台湾ドル硬貨が8枚出てきて苦笑します。さすがに重くて嫌だったので窓口に行ったところ、少し話始めただけでスタッフの方もすぐ分かったようでお札に変えてくれました。同じようなリクエストが多いのでしょう。
土日など混雑している場合は待ち時間が発生するようですが、今日は待ち時間ゼロでした。混雑時はファストパスという1,200台湾ドルのチケットを購入すれば優先して入場できます。
入場後は簡単なセキュリティチェックを通ってエレベーターに向かいます。2004~2015年は世界最速だったようですね。89階の展望台までわずか37秒で着いてしまうようですが、実際乗ってみるとあのエレベータ特有の重力を感じることがありませんでした。揺れもほとんど感じず耳詰まりもありません。この上昇速度でこの快適さは凄いことです。
展望台からは360度台北市内を見渡せます。若干曇っていたので遠くがボンヤリでしたが素晴らしい景観を楽しむことができました。
◆北方向
◆東方向
◆南方向
◆西方向
展望台の中心部は吹き抜けになっていて、「ウィンドダンパー」と呼ばれる制振システムを見ることができます。ビルの内部構造を見る機会はそうそうないので面白い試みだと思います。
良品牛肉麺
展望台から地上に戻るとお昼の時間になっていました。ビルの中は勿論のこと周辺にも多くの飲食店がありますがどこも混雑している上にピンとくるお店もありません。オープントップバスが来るタイミングだったので台北駅に戻ることにしました。「MRT市政府駅」や「MRT国父記念館駅」などに停車し、「忠孝東路」という大通りを通って台北駅に到着です(約30分)。
◆国立国父紀念館近辺
お昼は台北駅近くにある「良品牛肉麺」で頂くことにしました。ホテルから近く、Googleマップのクチコミ評価が3.9と高評価だったのが決め手です。なんか気づくといつも牛肉麺を食べています(笑)。特段麺好きという訳でないのですが、どうやら牛肉麺が口に合うようです。お店はホテルが入っているビル(アジアプラザタワー)の隣にある「新光三越」から西に伸びる通り「開封街一段」沿いにあります。
◆良品牛肉麺
店内は思ったより空いており待ち時間なく座席に着くことができました。メニューは英語が併記されているので分かり易いです。注文を取りに来たスタッフのお姉さんは私が日本人だと分かると片言の日本語で対応してくれました。外国人観光客慣れしているので利用し易い印象です。
今回は「人気半筋半肉牛肉麺」を頂きました。170台湾ドル(640円)です。麺は細麺と太麺から選べますが今回は細麺を選択しました。名前に人気と冠しているだけあって、万人向けのオーソドックスな牛肉麺でした。個人的にはスープが私好みの薄味でGoodです。
オープントップバス(ブルーライン)
昼食後は暑さのピークで、わずかな距離を歩くのも嫌になってきたのでホテルに戻り休憩します。15時を過ぎても相変わらずの暑さなので、今度はオープントップバスのブルーラインに乗って一回りすることにしました。出歩かずに観光した気分になるので暑い日にはオススメの方法です。同じように考えている人は他にもいて、午前中のレッドラインで見覚えのある顔の方が乗っていました。日本人のようだったので話しかけたところ、私と同じような理由で利用していました。
ブルーラインは台北駅から北にある観光スポットを回ります。こちらは少し郊外を走るので変化に富んだ景観を楽しむことができました。特に「圓山大飯店」というホテルがあり、これはこれで見応えのある立派な建物なんですが、少し高台にあるので周囲の景観も印象的でした。高いホテルは立地も最高なんだという良いお手本です。
◆中山北路
◆基隆河
◆圓山大飯店
◆至善路二段
饒河街夜市
夕方からは士林夜市に次いで規模の大きい「饒河街夜市」に行きます。士林夜市は世界的に有名になってしまったことで良く言えば洗練されてしまっている、悪く言うとローカル感が薄れてしまったのに対し、こちらの夜市はまだローカル感が残っているとのこと。
最寄り駅はMRT松山新店線(緑)の終点「松山駅」で台北駅からだと約20分です。
5番出口から出て右に進むとまず目に飛び込んでくるのが正面奥に見える「慈祐宮」と呼ばれる廟です。ライトアップされていて華やかですね。
そして交差点を挟んで夜市の入口です。大勢の観光客で賑わっていて活気があります。
饒河街夜市の名物グルメと言えば「胡椒餅」です。胡椒餅とは、胡椒をきかせた豚肉と葱を台湾式のパンで包み焼いたものです。入口付近に有名なお店があったと頭の片隅にあったのですが名前まで覚えておらず、真っ先に見つけたお店で一つ買ってみたのですが、すぐに「武大郎胡椒餅」という別のお店だと気づきました。後述する有名店「福州世祖」のものではないですが、こちらの胡椒餅もサクサクとした食感で美味しかったです。豚肉と葱の組み合わせは相性抜群ですね。
少し進むと「福州世祖」という胡椒餅のお店がありました。長い行列が出来ておりこちらが有名なお店だったと気づきます。狭いスペースの中で大勢のスタッフが忙しそうに作業しているのが印象的でした。今回は縁が無かったと思って素通りです。
他にも沢山のお店があったのですが、胡椒餅だけで満足してしまったたので一通り眺めて終了です。
最後に入口にあった「慈祐宮」を観て帰ります。夜市のついでに寄って行くオマケ程度の建物だと思って入たのですが、200年以上の歴史を有する立派な廟でした。媽祖と呼ばれる女性の神様を祀っています。高雄の旗津で見た廟「旗后臨水宮」と同じ神様ですね。私は信仰心の類は全くないのですが、道教の考え方には心惹かれるものがあります。熱心に参拝している地元の方々が多く沢山のお供え物が置かれてたのが印象的です。
佳徳糕餅(Chia Te)
夜市からの帰り、隣の「MRT南京三民駅」で下車して「佳徳糕餅」に立ち寄ります。「佳徳糕餅」は台北で有名なパイナップルケーキのお店です。前回の台北旅行時に両親がお土産で購入して帰ったところ方々で好評だったのを思い出して買って帰ることにしました。
お店は駅から徒歩数分の距離です。直接販売しているのがこの本店のみらしく、常に混雑するようなんですが、19時過ぎという時間帯だったのか比較的空いていました。
箱単位で購入する場合は、入口付近に置いてある注文伝票の該当商品にチェックを入れてカウンターに持って行くと、スタッフの方が奥から商品を持ってきてそのまま会計という流れになります。
今回は定番のパイナップルケーキ12個入りを購入しました。1箱360台湾ドル(1,360円)です。他にも何種類かあり、グランベリーケーキが気になったのですが賞味期限が約2週間と短かったので見送りました。パイナップルケーキの場合は40日です。
龍山寺
この旅行最後の締め括りは「龍山寺」です。龍山寺は清時代に創建された約280年の歴史を持つ台北最古のお寺です。前回の台北旅行時に観光して雰囲気の良いお寺だったので印象に残っていたのですが、夜間の龍山寺もオススメという情報があったので行って見ました。
最寄り駅はMRT龍山寺駅で台北駅からMRT板南線(藍)で2駅です。20時近くになっていたのですが、多くの参拝客で賑わっていました。皆さん熱心に参拝しているのが印象的で、台湾の人々の信仰心が伝わってきます。
◆入口
◆前殿
◆本殿
◆後殿
























































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