2018年5月17日(木) 12日目
ホテルで朝食を頂く
昨日同様、ホテル1Fの食堂でバイキング形式の朝食を頂きます。他のテーブルのお客さんを見ると、フランスやドイツなどのヨーロッパの方が多いようです。プラハでは中国人や韓国人観光客を頻繁に見かけるのですがこのホテルで遭遇することはありませんでした。
ヴィシェフラド
今日はプラハ起源にまつわる伝説の地「ヴィシェフラド」に行きます。プラハの歴史は、6世紀、スラヴ民族がチェコの地にやってきたことに始まり、現在のプラハとヴルタヴァ川対岸のヴィシェフラドに居住するようになりました。伝説によると、ボヘミア王国最古の王朝プシェミスル王朝は9世紀初め頃、王女リブジェが夫を迎えて創始したとされています。ヴィシェフラドは王女リブジェが住んでいたと言われる城で、プラハの繁栄を予言した伝説が残っています。また別の所では、スメタナ「わが祖国」の第1楽曲のタイトルにもなっており、チェコの人々にとってどれだけ親しまれているのかが窺い知れます。
現在、ヴィシェフラドは城跡が残るのみで公園として整備されています。ホテルからのアクセスは良く、地下鉄「I.P. Pavlova駅」の一駅南「Vyšehrad駅」が最寄り駅です。
◆地下鉄「Vyšehrad駅」周辺
公園までは徒歩で約10分の距離があります。途中、閑静な住宅街を通るのですが、観光客らしき姿が全く無いので、この方向で合っているのか不安が募ります。
公園東の入口「ターボル門」が見えてきてホッとします。
◆ターボル門
石畳の道をさらに西に進みます。途中、レオポルト門、聖マルティン教会のロトンダがあります。
◆レオポルト門
◆聖マルティン教会のロトンダ
ヴィシェフラドという言葉は「高い城」という意味があり、その名の通り崖の上にあり、西の終点「リブジェの沐浴場」からはヴルタヴァ川を見下ろせます。
◆リブジェの沐浴場
◆リブジェの沐浴場からの眺め(南方向)
◆リブジェの沐浴場からの眺め(北西方向)
次は少し北に向かいます。石畳の道を歩いていると、大きな像が立っているのが見えてきます。
◆プシェミスルとリブジェ王女の像
ほどなくして、この公園のシンボルである聖ペテル・聖パヴェル教会に到着です。
◆聖ペテル・聖パヴェル教会
教会の隣には墓地があり、多くの著名な芸術家や知識人達が眠っています。スメタナもその中の一人です。この墓地はかなり広いので地図を見ても目当ての墓を見つけるのが大変です。今回はたまたまチェコ人の老夫婦が居合わせて案内してくれました。
◆ヴィシェフラド墓地の地図
◆スメタナの墓
◆Slavin
聖リュドミラ教会
一昨日から地下鉄「I.P.Pavlova駅」から地上に出ると、東の方角に大きな教会が見えるのが気になっていました。地球の歩き方には載っていませんが、ホテルで受領した観光マップには記載されています。トラムで1駅隣の停留所「Náměstí Míru」から降りるとすぐのところにあります。中々存在感のある教会でした。
◆聖リュドミラ教会
◆平和広場
王の道
マナー・スナトラ地区~プラハ城
昨日のブログでも触れた通り、プラハ城からカレル橋を通り旧市街の火薬塔までのルートは「王の道」と呼ばれ、道沿いには多くの観光名所が並んでいます。一昨日はカレル橋、昨日はカレル通りを歩いたので今日は残りの部分を散策します。
何度もお世話になっているトラム22番でマナー・スナトラ地区にある停留所「Malostranské náměstí」に移動します。マナー・スナトラ地区は城下町として栄えた一帯で、バロック様式の建造物が立ち並んでいます。
◆聖ミクラーシュ教会
◆聖三位一体柱
ここからプラハ城へ行くには長い階段を登る必要があります。
階段を登り終えるとプラハ城の正門マチアス門に到着です。
◆マチアス門
◆フラチャニ広場
ユダヤ人街「ヨゼフォフ」に寄り道
王の道からは外れるのですがユダヤ人街に寄り道します。プラハにおけるユダヤ人との関わりは、10世紀頃、ユダヤ人商人がプラハに集まってきたのが始まりと言われておりユダヤ人居住区が形成されます。ヨーロッパ中でユダヤ人隔離政策が行われる中、オカタル2世(在位:1253-78年)の時代はユダヤ人保護政策が取られ中欧最大のユダヤ人街となりますが、ヴァーツラフ4世の時代の1389年には反ユダヤ暴動による大規模な迫害が起きたりと、その時々の統治者により幸不幸がもたらされます。ヨーゼフ2世の時代になると居住の自由や職業選択の自由が与えられました。さらにユダヤ人居住区(ゲットー)はプラハの一つの地区に組み入れられ、ヨーゼフ2世にちなんで「ヨゼフォフ」と命名されました。
トラム22番、17番を乗り継いて旧市街の少し北にある停留所「Staroměstská」に移動します。ユダヤ人街にはいくつかのシナゴーグがあるのですが、停留所から一番近くにあった「ピンカスシナゴーグ」辺りまで来ると腰が痛くなってきて見学して回る気力が無くなりました。周辺をウロウロして雰囲気を感じるに留めます。
◆ピンカスシナゴーグ
レストラン「Havelská Koruna」で昼食
昨日と同じレストラン「Havelská Koruna」で昼食です。ユダヤ人街からはそれほど遠くなく徒歩で約10分の距離です。時刻は14時を過ぎているのですが店内はほぼ満席という状況でした。今日はコンソメ風味のスープ、メインディッシュはフライドチーズにクリームソースを掛けて付け合わせはライスという内容です(194CZK)。空いている席は無かったので、立って食事を取るスペースで頂くことにしました。ライスを口にしたのは何日ぶりでしょうか?パサパサしていて日本のものとは大分異なる食感ですがソースと合っていました。
火薬塔
昼食後は旧市街広場からツェレトナー通りを歩いて王の道の終点、火薬塔に到着です。
◆火薬塔
プラハ中央駅、ヴァーツラフ広場
明日のクラクフへの移動の下見がてらプラハ中央駅に寄り道します。途中、Thenry’s Towerという印象的な建物がありました。
◆Henry’s Tower
◆プラハ中央駅
プラハ中央駅前は多くの屋台が営業していました。チェコ名物のお菓子「トゥルデルニーク」を売っていたので頂くことにします。屋台のおばちゃんの愛想が悪くて注文に手こずったのはいい思い出です。パイプに生地を巻きつけて、コンロの上でシナモンや砂糖をまぶしながらグルグル回転させると出来上がりです。表面はこんがり焼けてサクサクとした食感、中の方は柔らかくてシナモンの風味と合わさって中々の美味でした。
◆トゥルデルニーク
最後はヴァーツラフ広場を見てプラハの観光は終了です。
◆ヴァーツラフ広場







































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