2023年9月27日(水) 4日目
早朝のイチャン・カラを散歩
結論から言います。イチャン・カラは早朝が最高です。メインストリートは人影が少なく、鳥のさえずりと、箒を掃く音が聞こえるのみで、古のシルクロードにタイムスリップしたような感覚が味わえます。メインストリート周辺に見どころがコンパクトにまとまっており、小一時間散歩するにはちょうど良いボリュームなんですよね。また、早朝に限らず清掃作業をしている方が大勢いたのが印象に残っているのですが、イチャン・カラに限らず空港や鉄道駅など至る所が綺麗で、ゴミとかも全然落ちていなくて、こういった現地の方々の努力の賜物なんだなぁと感じ入りました。
◆メインストリート
◆オタ・タルヴォザ(西門)
◆カルタ・ミノル
◆クフナ・アルクの城門
◆イスラム・ホジャ・メドレセとミナレット
◆パフラヴァン・マフムド廟
Feruzkhan Hotelの朝食について
ホテルに戻ると8時を過ぎていたので、朝食を頂きました。ビュッフェ形式で、パン、野菜(キュウリ、トマト)、果物(ブドウ、リンゴ)、ハム、ソーセージ、チーズ、目玉焼き、ゆで卵といった定番メニューに加え、ローカルフードとして「グンマ」と呼ばれるひき肉などを包み揚げしたもの、「カーシャ」と呼ばれるとっても甘いお粥が提供されていました。雰囲気の良い中庭のテラス席で、青空の下で頂く朝食は格別でした。
◆朝食
イチャン・カラ観光(2)
今日は終日イチャン・カラを観光します。地図を片手に、西門近くのマドラサやモスクから一つ一つ見て回ります。
カルタ・ミノル近くの一角にラクダがいました。お金を払えば乗ることができるようです。
◆ラクダ
今回お世話になったホテルは「ムハマンド・ラヒム・ハン・メドレセ」という建物です。「フェルズシャ―」というニックネームの詩人としても知られていた、サイード・ムハマンド・ラヒム・ハンにより1876年に建てられました。最初、この建物の中はホテルだけだと思っていたのですが、ホテルの反対側は博物館としても利用されていました。正確に言うと、入口のある表側が博物館で、裏側がホテルになっています。博物館は共通入場券で見学可能です。展示数はそれほど多くなく10~20分もあれば見終わってしまいます。このメドレセでは、ヒヴァの歴史(特にヒヴァ・ハン国)をテーマにした展示がされており、歴代ハンの写真や絵画、当時の衣装などが陳列されていました。他にもいくつもの展示を見ましたが、個人的にはここが一番面白かったです。
◆ムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセ
◆メドレセ内の展示物
「ジュマ・モスク」は中央アジアでは類似のない珍しいモスクで、柱の上に平坦な天井がある構造になっています。古代アラビアのモスクに同様の構造のものがあったそうです。約3m間隔で213本の柱が立っています。建物内は広く、柱以外に特筆すべきものはなかったのですが、研究者と思われるグループが熱心に柱の写真を撮ったり寸法を測ったりしていました。
◆ジュマ・モスク
「イスラム・ホジャ・メドレセ」はヒヴァ最後のハン「イスフェンディヤル・ハン」の大臣イスラム・ホジャによって1910年に建てられました。ミナレットはヒヴァで一番高く約45mあります。ミナレットには118段の階段があり上ることができますが(有料)、私が滞在したタイミングでは不可になっていました。メドレセ内は博物館になっており、ハンの衣装や食器などが展示されていました。
◆イスラム・ホジャ・メドレセとミナレット
◆メドレセ内の展示物
青のドームで印象的だった「パフラヴァン・マフマド廟」ですが、中に入るには別途料金が必要だったのでパスしました。大変素敵な廟らしいのですが、まあお金を払ってまで見なくてもいいやと言う感じです。以前だったら、余さずガツガツ見て回るんですけど、この辺年齢を重ねて色々枯れてきた証拠だなと実感するところであります。
◆パフラヴァン・マフマド廟(入口)
パフラヴァン・マフマド廟からメインストリートに戻る途中に、「絨毯・スザニ工房」があります。建物に入ると、絨毯やスザニなどの伝統工芸を製作している現場を見ることができます。路上においても、露店の店番をしながらイスに座って縫物をしている女性が大勢いたのが印象に残っています。
◆絨毯・スザニ工房
工房の前の通りには、スカーフなどを売っている露店が並んでいたので、一つぐらい買っていくかぁと眺めていたところ、近くで座っていた別のお店の女性店員さんに捕まってしまいましたw 私がネギをしょったカモに見えたんでしょうか?まあ、嫌な感じの押し売りでもなかったので、店員さんに誘われるがまま、工房の隣にあるお店に入ってみました。お店の中は広くて、洋服やバッグ、靴下などが陳列されており、スカーフだけ陳列している部屋もあり、露店とは比べ物にならない品揃えでした。ただ、この手の物には全く興味がないため、どれが良いのか皆目見当つきません。店員さんは察してくれたのか、いくつかオススメを紹介してくれました。その中に鮮やかな青一色のシルクのスカーフがあったので買ってしまいました。模様が全くないので面白みは無いのですが、ウズベキスタンと言えば青ですからね、どうしても目が行ってしまいました。また、ヒヴァの名産キャメルウールのスカーフも紹介頂いたのですが、これがとても手触りが良かったので合わせて購入してしまいました。100%手作りだそうです。お値段は、それぞれ20ドル、30ドルと思ったよりも良心的で、購入の際は合わせて40ドルに値引きしてもらいました。まあ、値札が貼ってあったわけではないため、本当に値引きしてくれたかは分かりませんw
◆スカーフ
ティーハウス・ミルザボシで昼食
昼食は「ティーハウス・ミルザボシ」で頂きました。このレストランは席数が多く、スタンダードなローカルフードが提供されています。旅行のブログとかを読んでいると、団体のツアーでもよく使われているようです。お昼の時間を外して14時過ぎに行ったのですが、ほぼ満席でした。ヨーロッパ方面の団体ツアーと思われるお客さんが大部分で、皆さん大体食べ終わって談笑している雰囲気でした。スタッフさん達は親切で、私が日本人だと分かるとカタコトの日本語で対応してくれました。
◆ティーハウス・ミルザボシ
メニューは豊富でどれも美味しそうなんですが、一人ではいくつも食べられないのが悩むところです。迷いに迷った結果、チキンスープ(32,000スム≒約400円)、グンマ(60,000スム≒約700円)、プロフ(50,000スム≒約600円)を注文しました。
チキンスープは絶品でした。中華料理屋さんで出される鶏ガラスープに近く、一緒に入っていた細麺はラーメンみたいな食感でした。グンマは焼き立ての熱々で、中にはお肉と野菜がふんだんに入っており、口に入れるとあふれ出る肉汁が凄かったです。プロフは想像していたよりも油はきつくなく美味しく頂けました。
◆チキンスープ
◆グンマ
◆プロフ
イチャン・カラ観光(3)
午後は主に東門付近の建物を見学しました。早朝は肌寒くて長袖を重ね着したぐらいだったのですが、この時間になると30℃近くになり大分暑くなってきました。
「アブドラ・ハン・メドレセ」では、ホレムズ地方で栽培されている野菜や果物に関する資料や、野鳥や動物の剥製なとが展示されていました。
◆アブドラ・ハン・メドレセ
「クトゥル・ムラド・イナク・メドレセ」では、何点か絵画が展示されていたほか、中庭には地下に続く階段がありました。中は空洞になっているようでしたが、下に降りようとしたところ係員さんに制止されてしまいました。
◆クトゥル・ムラド・イナク・メドレセ
◆アラクリ・ハン・メドレセ
アラクリ・ハンの時代にヒヴァの政治・商業の中心はイチャン・カラの東部に移され、クフナ・アルクに匹敵する建物として建てられたのが「タシュ・ハウリ宮殿」です。タシュ・ハウリは「石の庭」という意味らしいです。
◆タシュ・ハウリ宮殿-アイヴァン(テラス)
◆タシュ・ハウリ宮殿-2階建てのハーレム
◆ムハマンド・アミン・イナク・メドレセ
◆マトパナヴィ・メドレセ
北門にも行ってみました。メインストリートからは徒歩で10分程度で、途中には民家やホテルが立ち並んでいます。北門付近には城壁の上に登れる階段があるのですが、途中で行き止まりになっていました。チケットオフィスで貰った地図を見ると、城壁には×マークがついているので、現在は入場不可になっていると思われます。
◆バフチャ・タルヴァザ(北門)
◆城壁
イチャン・カラ観光(ライトアップ)
夜になるとイチャン・カラ全体がライトアップされ、大変良い雰囲気になります。露店やカフェは夜遅くまで営業しており、メインストリートは日中並みに人で賑わっています。昼間何度も見ている同じ建物でも、夜は夜で日中とはまた異なる趣なので見飽きることがありません。
◆カルタ・ミノル
◆クフナ・アルク
◆ジュマ・モスクとミナレット
◆イスラム・ホジャ・メドレセとミナレット












































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