中国江南の古都を巡る11 エアチャイナで上海から日本へ

2025年3月13日(木) 11日目

ホテルの朝食について

このホテルには朝食を提供する場所はなく、通りの向かいにある「城市食堂」という食堂で頂くことになります。朝食付きプランで予約した場合、20元(約440円)分の朝食券を受け取り、食堂にて20元分の料理を選ぶ流れとなります。

このお店ですが、地図アプリにもまだ表示されてなかったので、最近できたばかりなのかもしれません。お店に入ると、レジにスタッフがいるので、こちらで注文して会計を済ませてから、カウンターで料理を受け取る仕組みになっていました。スタッフの女性は、外国人観光客慣れしているようで、英語が併記されているメニューを見せてくれたり、片言の英語で対応してくれました。メニューは麺料理や小籠包をはじめとして、幅広く扱っている印象で、結構迷ったのですが、金額的にも丁度よかった18元(約400円)のワンタンにしました。余った2元分ですが、2元ピッタリのゆで卵を勧められたので、それにしました。

◆城市食堂

shanghai chengshishitang exterior

注文後は、受け取った注文票をカウンターのスタッフに渡すと、ゆで卵と呼び出しベルを受け取りました。店内は奥の方にもスペースがあり、思った以上に広い建物のようでした。スタッフは女性が多く、皆さん黙々と動いているのが印象的でした。開店したばかりの時間にも関わらず、地元のお客さんが次々と入ってきたので、それなりに認知されているお店のように見受けられました。また、ホテルの宿泊客と思われる、欧米や中東からのお客さんの姿もありました。

◆店内の様子

shanghai chengshishitang inside

間もなくして、呼び出しベルが鳴ったので注文したワンタンを受け取りました。ワンタンは良くも悪くも普通のものでしたが、柔らかいワンタンが沢山入っておりボリュームは十分で、スープも好みの薄味で良かったです。食事をしていると、目の前で中東系のお客さんが箸の使い方が分からず、手こずっている姿が印象に残っています。

◆ワンタンとゆで卵

shanghai chengshishitang breakfast

上海浦東国際空港へ

チェックアウトまでは、若干時間の余裕があったのですが、どこにも出歩かずホテルでのんびり過ごしました。当初は、ホテル近くにある人民広場を軽く散策できれば良いぐらいの想定でいたのですが、残念ながら天気はあいにくの雨模様、さらに昨日歩き過ぎたことによる疲れもあり、モチベーションが尽きてしまいました。上海の観光名所に対しては、強く惹かれるものが無かったこともあり、今回のように1泊だけの滞在にしてしまいましたが、やはり時間が足りませんでした。 

■9:40 チェックアウト

今日はこれから上海浦東国際空港へ移動し、日本に帰国する流れとなります。ホテルをチェックアウトした後は、地下鉄2号線のある人民広場駅に移動しました。昨日利用した15番出口から入りましたが、そこから2号線のプラットホームまではかなり歩く必要があります。体感ですが10分ぐらいは歩いた気がします。3つの路線が乗り入れる人民広場駅はとにかく広大でした。

■10:00 2号線乗車

車内は思ったよりも空いており、無事座ることができました。人民広場駅から空港までは直線距離で約35km、約1時間掛かります。料金は7元(約150円)で、市内から空港に移動する方法の中では一番安く済みます。料金はともかく、バスやタクシーのように渋滞による遅延の心配がないのが一番のメリットだと思います。空港に行くと思われるお客さんが多く乗車しており、皆さん大きな荷物を抱えていました。座席は硬く、長時間座っているのはなかなか大変でした。空港近くになると、列車は地上に上がり、外の景色を見ながらの移動となりました。特に面白い景観は無かったのですが、空港の周辺はまっさらな土地が多く、まだまだ開発の余地が残されているのが分かりました。

◆車窓からの景観

shanghai view from metro-line2

■11:00 上海浦東国際空港到着

往路と同様、復路も第2ターミナルを利用します。ターミナルの入口では荷物検査がありました。若干ですが行列ができていました。

中国でもトップクラスの規模を誇ると思われる第2ターミナルですが、広いのは勿論のこと、天井が高く開放感のある建物になっていました。発着する便も多く、フライトスケジュールの掲示板を眺めても、なかなかこれから乗る便が見つかりません。複数ページにまたがって表示されているのですが、ページの切り替わるタイミングが遅いのが非常に気になりました。何とかカウンターの場所を見つけて向かうと、既に手続きは始まっており長い行列ができていました。半分以上が中国のお客さんですが、日本人の姿も多く、ノービザで中国に入国できるようになった効果は出ているように見受けられました。

◆フライトスケジュール

出発/到着時刻(現地時間) 空港 便名
3/13(木) 14:20 ~ 18:10 上海 ⇒ 成田 CA919

約20分並んで、チェックインの手続きが無事終わりました。手続きの対応をしてくれた若い女性は、ほぼ英語を話さず、中国語で押し通す気満々でしたw 私のパスポートを確認している際、どこかに電話を掛けていましたが、多分ビザの必要有無を確認していたように聞こえました。良くある話ですが、ノービザの件に限らず、入出国に関する細かいルール変更が現地のスタッフにはあまり周知されていないのが良く分かります。

特にすることも無いので、そのままセキュリティチェックに進みます。こちらでも約20分並びましたが、問題なく終わりました。広州の空港を利用した時と同様の厳しさだったように思います。

■12:10 制限エリア

制限エリアに入ると12時を過ぎていました。いくつか食堂を見かけましたが、あまり食事したい気分でも無かったので真っすぐ搭乗口に移動しました。どうやら今回利用する搭乗口は、サテライトターミナルという別の建物にあり、専用のシャトル列車で移動する必要があります。

◆シャトル列車

shanghai pudong airport shuttle train

列車に乗ること数分でサテライトターミナルに到着しました。こちらも開放感のある巨大な建物ではありましたが、店舗は少なく、人の気配もありませんでした。

◆CA919外観

shanghai putong airport ca919

搭乗口に着くと、すぐ目の前にお土産屋さんがあったので覗いてみました。お客さんは全くおらず、店員さんが1人で黙々と商品の整理をしてました。品揃えは思ったよりも良く、上海だけでなく、近隣地域の名産品なども幅広く扱っているようでした。値段についてですが、現地でもあまりお土産屋さんには入らず、値段を確認する機会はほとんど無かったので割高なのかどうかは分かりません。昨日、龍井茶を初めて頂いたことが頭の片隅にあったこともあり、お茶のコーナーを眺めたところ、コンパクトな缶にパッケージされた手頃な龍井茶があったので1つ購入しました。缶の裏面には、杭州産の一級龍井茶と書いてあり、50gで料金は120元(約2,650円)でした。これが安いのか高いのかは何とも言えませんが、通販のサイトで似たような商品を探すと2,000円前後で売っているので、まあまあ妥当な金額かなと思います。あと、店員さん(年配女性)の対応が丁寧だったのが印象に残っています。

◆龍井茶

longjingcha package

■13:40 CA919便-搭乗開始

今回乗った機材はA350-900、エコノミークラスは3-3-3の配置です。新しい機材のようで、全般的に設備が綺麗でした。座席は窮屈だとは感じず、3時間前後乗る分には全く問題ありません。個人用のモニターも新品同様で、動作も軽く、フライト情報が最新の3D表示でした。このフライト情報が良くできており、機内では専らこれを眺めて過ごしていました。エコノミークラスは満席で、日本人の乗客が多く、あちらこちらから日本語が聞こえてきました。エアチャイナはヨーロッパなどの長距離路線が格安で利用できるので、上海経由で帰国するお客さんが多いようです。

◆個人モニター

air-china ca919 monitor

■14:20 CA919便-出発

離陸後しばらくすると、飲み物と軽食が配られました。この中には、マントウのような形状をした小吃が提供され、熱々で美味しかったのですが、むせる程辛かったのが記憶に残っています。

◆CA919-軽食

air-china ca919 snacks

■17:50 成田国際空港到着

予定より若干早く成田国際空港の第1ターミナルに到着しました。入国手続きは自動化ゲートにより待ち時間なく終わりました。むしろ早すぎたぐらいで、バゲージクレームでは自分の荷物が出てくるまで15分程度待つ必要がありました。今回、「Visit Japan Web」というウェブサービスを利用したので、税関申請については、いつもの黄色い紙を書く必要が無く、新設された電子申告ゲートでQRコードをスキャンするだけで通ることができました。これを利用するには、入国前に必要な情報を登録しておく必要があるのですが、構える程難しくなく、上海浦東国際空港での待ち時間中に済ますことができました。物事の進むのが遅いと評判の日本も、ゆっくりとではありますが、手続きの電子化が1歩1歩進んでいるのが分かりました。

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