2020年10月8日(木) 4日目
朝食
「和彩旬彩レストラン 錦」にてビュッフェ形式の朝食を頂きます。こちらの旅館でも一時期はビュッフェ形式の提供は自粛していたようなんですが、朝食については再開したようです。勿論、コロナ対策は徹底されており安心して利用することができました。温泉旅館なので和食を中心に品数が充実しており、地元の名物料理も用意されていました。とはいえ、今日も朝からご飯を食べるにはなれず、パンと卵焼き、サラダなどの軽めの組み合わせで頂きました。
白浜町にて最後の観光
「三段壁」をリベンジ
昨日から降り始めた雨が今朝も続いています。予報によると、台風14号の接近により天候はさらに悪化するらしいので、今日と明日は悪天候の中の観光となりそうです。
昨日は景勝地「三段壁」近くには無料駐車場がないと思って諦めたのですが、良く調べたら町営の無料駐車場がありました。ただし、駐車できる台数はあまり多くないようなので、どのみち昨日は利用できなかった可能性があります。旅館をチェックアウト後、朝一を狙って行ってみたのですが、悪天候の影響もあるのかガラ空きでした。
◆町営駐車場
三段壁(さんだんべき)は長さ2km、高さ50m-60mに及ぶ柱状節理の大岩壁で、断崖絶壁の名勝として知られています。展望台近くには「三段壁洞窟」という名勝古跡があるのですが、こちらは有料なのでスルーします。
◆三段壁展望台
◆三段壁
とれとれ市場でお土産を購入
白浜町を出る前に西日本で最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場」でお買い物です。ここには数多くのお土産屋さんも軒を連ねており、「旬菓庵かどや」さんで「うすかわまんじゅう」を購入しました。また市場の前にある果物売り場で、みかんが5kgで1,000円と大変お得だったのでこちらも購入です。どちらも地域共通クーポンが利用できました。
◆とれとれ市場
根来寺
紀伊半島における観光は以上で終了です。ここからは紀伊半島西側を北上し、大阪府~滋賀県経由で自宅に戻ります。1日あれば帰れる距離なんですが、寄り道したい場所もあったので滋賀県近江八幡市のホテルで一泊挟みます。
今日寄り道するのは和歌山県岩出市にある「根来寺」です。高野山などに比べると知名度は落ちるんですが、日本史が好きな方はピンとくるかと思います。戦国時代の紀伊の国では、雑賀衆や根来衆などの寺社勢力が強く、時の天下人である織田信長が手を焼いたという記憶があるのですが、機会があればこれらに関する史跡を訪ねてみたいと思っていました。岩出市は和歌山市のすぐ東にあるので時間的なロスも少ないです。
白浜町を後にし、紀勢自動車道を利用して北上します。途中、みかんの産地で有名な有田市を通るのですが、あちこちの山の斜面にはみかんが栽培されていたのが印象的です。約1時間で和歌山市に入り、和歌山JCTで京奈和自動車道に入った直後の岩出根来ICで降ります。ICから約1.5kmほどで根来寺に到着です。
10:45 根来寺到着
悪天候によるものなのか、元々こんなものなのか分かりませんが駐車場はガラ空きでした。入山受付所では入山料500円を納めます。そういえば入場料らしきものを払ったのはここが初めてです。意識してケチったつもりはないのですが、何ともリーズナブルな旅行になっています。
根来寺は、高野山の学僧でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開創された真義真言宗の総本山であり、開山以来、約900年の伝統を誇ります。15~16世紀には全国から学問を志す僧侶が集まる大寺院として繁栄しますが、天下統一を目指す豊臣秀吉と対立することになり、天正13年(1585)主要伽藍を残して全山焼失しました。しかし江戸時代になると徳川家の庇護のもと復興が進み現在の形となりました。
◆駐車場
根来寺境内を流れる大谷川は「紅葉谷」と呼ばれるそうです。川周辺は遊歩道など公園として整備されており落ち着いた雰囲気でした。秋の紅葉の時期は素晴らしい景観を楽しめそうです。
◆もみじ谷公園
北東のエリアには「大傳法堂」、「大塔」、「大師堂」の3つが並んで建っています。大塔と大師堂は秀吉による焼き討ちを免れ、大傳法堂は江戸自体後期に再建されたそうです。中でも一番目を引くのは大塔で、これは高さ40mを誇る木造建築で日本最大で唯一無二の国宝、圧巻の佇まいですね。
◆大傳法堂
◆大塔
◆大師堂
◆滝見橋
橋を渡って北西のエリアに移動すると、本坊寺務所がありここでは「名勝庭園」を拝観できます。その先には、「光明殿」、「聖天池」、「鐘楼門」などが続きます。
◆本坊寺務所
◆名勝庭園
◆光明殿
◆聖天池
◆鐘楼門
◆受付
反時計回りにグルっと周ってきて鐘楼門南の受付所を出て終了です。他にも不動同や奥ノ院、南西に少し歩くと大門などの伽藍があったのですが、雨も強くなってきたので今回はパスしました。大谷川を横目に駐車場に戻ります。来る前は正直、こんなに見応えのある場所だとは予想していなかったので良い意味で期待を裏切られました。寺社仏閣の類が好きな方であれば必ず満足できるかと思います。
◆大谷川
近江八幡市へ
根来寺を後に一路滋賀県は近江八幡市を目指します。大阪南部の泉南ICから阪和自動車道に入り、近畿自動車道、名神高速道路と進み滋賀県に入ります。大阪府南部を運転するのは初めてだったのですが、都会の道路だったので交通量が多く悪天候も重なり緊張しながらの運転となりました。このエリアは数ヵ所の料金ゲートを通ったり、何ヵ所ものJCTを通過するのでナビがないと不安になると思います。大阪中心部では渋滞に巻き込まれると予想していたんですが、お昼の空いている時間帯だったこともありスムーズでした。
交通量の多いエリアを何とか抜けるとお昼も大分過ぎてしまったので、滋賀県に入った後の大津SAで昼食休憩です。このSAは琵琶湖を一望できる高台にあるのですが悪天候のため殆ど何も見えずじまいでした。
13:45 大津SA到着
◆大津SAから琵琶湖の眺め
昨日までとは打って変わって肌寒かったこともあり、フードコートでは京風ラーメンを注文して体を温めました。背油がたっぷり入っているんですが、意外にあっさりした醤油味のラーメンでした。
◆京風ラーメン
高速道路を降りた後は、琵琶湖の東側沿いを走る県道559号で近江八幡に向かいます。道路沿いには綺麗に整備された公園や運動施設、キャンプ場など多くのレジャー関連施設が目につきました。
15:40 八幡堀到着
八幡堀は安土桃山時代に豊臣秀次が八幡山城を築城した際、市街地と琵琶湖を連結するために造られた水路です。八幡堀により船や人の往来が増えたことで商業が発達し、江戸時代には近江商人による街の発展に大きな役割を果たしました。豊臣秀次は豊臣秀吉の甥で、後継ぎのいなかった秀吉から関白を譲られて家督を継いだのですが、間もなくして嫡子・秀頼が誕生したことで情勢が激変します。俗に「秀次事件」と称される一連の出来事により非業の最後を遂げました。
八幡堀周辺は民家が密集しており道路も細く、専用駐車場もないため混雑時は観光するのが大変な印象を受けました。少しウロウロしながらも何とか駐車場を見つけて八幡堀をこの目に収めました。
◆白雲橋
ホテルニューオウミ
16:00 ホテルニューオウミ到着
八幡堀から約10分でJR近江八幡駅前にあるホテルニューオウミに到着です。ホテルの隣にある立体駐車場に車を停めてチェックイン手続きを済ませます。宿泊料金は2名1泊朝夕食付きで約30,000円、GoToトラベルキャンペーンにより約10,500円の割引、5,000円分の地域共通クーポンが付与されます。
宿泊料金が1人当たり約15,000円とこれまでの宿に比べるとお高い印象ですが、これは通常料金1万円のコース料理が含まれているためです。素泊まりの場合、約5,000円とビジネスホテルと同程度です。
18:00 夕食
ホテル最上階にある「近江牛鉄板焼 伊ぶき」さんにて「近江牛と季節の食材がついたコース」を頂きます。本場近江牛と地元の食材をふんだんに使い、シェフが目の前で調理してくれるのが特徴です。近江牛は勿論美味しかったんですけど、霜降り肉を食べ慣れていないこともあるんでしょうか、何口か頂いたら飽きてしました。80gは少ないと思ったんですが、高級肉ってあまり量を食べられないもんなんですね。一番印象に残っているのは地元産のレタスを用いたシーザーサラダです。普通のレタスとは違いキャベツのように巻いているのが特徴で、シャキシャキ感のある触感と本場イタリアのチーズとの組み合わせが抜群でした。
◆かぼちゃスープ
◆シーザーサラダ
◆サーロインステーキ
◆デザート


































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