2020年10月6日(火) 2日目
朝食~チェックアウト
レストランで朝食
昨晩は、早朝から長距離の運転で疲れたのとお風呂でリラックスできたのが良かったのか20時過ぎには潰れてしまい朝まで爆睡でした。おかげで体調はバッチリです。
荷物の整理をしていると7時を過ぎたので、レストランB1「海色路」に移動して朝食を頂きます。惣菜は箱入りでテーブルに置いてあり、ご飯やお味噌汁、サラダ、デザート、飲み物はセルフサービスでした。焼き魚は大きくなかったんですが、身が締まっていてとても美味しかったと記憶しています。またコーヒーは煎れたものが提供されており、個人的にはこれだけで満足です。
今日は朝から快晴でレストランからの的矢湾の眺めが良かったので、屋外テラスに出て磯辺まで歩いてきました。
お土産・チェックアウト
昨晩の話になりますが、旅館1Fの売店で「伊勢・志摩ミルククッキー」を購入しました。価格は500円ぐらいだったと記憶しています。
このお菓子は旅行から帰った後に自宅で頂いたのですが、思った以上にミルク味が濃厚で上等なお菓子でした。パッケージや見た目が良い意味でシンプル、悪く言うと普通なので、その辺にあるような普通のクッキーだと思ったのですが、良い意味で期待を裏切られました。個人的にオススメのお菓子です。
◆伊勢・志摩ミルククッキー
チェックアウトでは、夕食の飲み物代、売店で買ったお土産代を地域共通クーポンを利用して一括で清算しました。
横山展望台
8:10 サンペルラ志摩出発
出発後すぐに、「的矢湾大橋」という景色の良い場所がありました。近くに駐車場があったので車を停めて撮影タイムです。
◆的矢湾大橋
◆橋からの景色
8:40 横山展望台到着
志摩市を出る前に横山展望台に寄り道します。英虞湾を一望できる展望台で、ここを外すことができません。周辺には志摩スペイン村や志摩マリンランドなどの有名スポットがありますが、これらは全部無視です。もうオッサンなので、作り物のアトラクションの類には興味が湧かないんですよね。
展望台までの道路は綺麗に整備されていますが、展望台に一番近い駐車場に停めるためには、最後の数百メートルは細い道を通る必要がありました。混雑する時間帯だと、車の往来が大変そうです。この時間だと対向車は全く無くスムーズでした。駐車場からは少し長めの階段か、別途用意されているスロープを利用して展望台に向かいます。
展望台にはカフェや無料の休憩スペースがありました。営業開始前なので観光客の姿はありません。
◆横山天空カフェテラス
展望台からの眺めは最高の一言です。一面に広がる青い空、青い海、そこに浮かぶいくつもの島々、ガイドブックで観たあの景色が目の前にありました。天気に関しては本当に運なので、ここだけは晴天であることを祈っていたので本当に良かったです。あと、地味なところなんですが、木製のデッキが景色に調和していますよね。
◆展望台からの眺め
鬼ヶ城
ここからはしばらくドライブ、リアス式海岸沿いの国道260号線をひたすら南西に移動です。地図を見ると分かるのですが、本当に複雑な海岸線が続くんですよね。場所によっては川に見えたり、湖に見えたりと景色は変化に富んでいて飽きることがありませんでした。また、比較的人口が少ないエリアなんですが、寂れているとか貧しいという印象はなく明るい雰囲気だったのが印象的です。
10:30 道の駅「紀伊長島マンボウ」到着
南伊勢町を抜けると紀北町となり、大きめの道の駅がありましたので休憩です。売店では各種干物やお寿司など紀北町ならではの海産物が多く売られていました。お寿司は少し興味が湧いたんですが食事するにはまだ早かったのでパスしました。代わりに地域共通クーポンを利用して地元産のミカンを購入しました。「古里みかん」というブランドで一袋500円です。スーパーで売っている袋入りのミカンの倍くらいは入っていたのでかなりお得でした。
道の駅を出ると、今度は国道42号線となります。紀北町を抜けると尾鷲市となり、景色は一転し山道が続きます。民家も所々に点在する程度で少し寂しい印象です。製材所と思われる建物がポツポツあったのが印象的で、林業が盛んなのが見受けられます。一般的に山道の運転は結構大変なんですが、道路は良く整備されており運転しやすくストレスはありませんでした。熊野古道の看板もチラホラ点在し、熊野エリアに入ってきたことを実感します。熊野古道伊勢路は全部で17コースあり、「馬越峠」なんかは人気コースらしいですね。今回は熊野古道を歩くまでの余裕はありませんが、雰囲気だけでも味わいます。尾鷲市を抜けると熊野市に入ります。
12:00 鬼ヶ城到着
伊勢志摩から始まるリアス式海岸の南端の熊野灘に面し、風化や浸食によって削られた大小の隆起岩が約1.2km続く景勝地です。古くは桓武天皇(737~806年)の頃、この地に隠れて、熊野の海を荒らし廻り、鬼と恐れられた海賊多娥丸を天皇の命を受けた坂上田村麻呂が征伐した伝説に基づいて鬼の岩屋と呼ばれ、後に鬼ヶ城といわれるようになったそうです。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部にもなっており、ガイドブックにも必ず載っているのですが、その割にあまり知られていないような気がします。
駐車場はそこそこ埋まっており、団体客もいました。売店やレストラン、トイレなどの設備も整っているので休憩するにも良い場所です。
◆駐車場からの景色
◆入口付近
◆千畳敷
◆猿戻り
熊野速玉大社
熊野市に入ると、所謂よくある海岸沿いの平坦な道路となり、車の数もグッと増え、人の気配もするようになりました。
13:10 熊野速玉大社到着
新宮市では熊野三山の一つである熊野速玉大社を参拝します。もともとは大社から約2kmの距離にある神倉山に祀られていたのを、現在地に遷されたとのこと。そのため、神倉山の古宮に対し、こちらを新宮と呼ぶようになったとか。主蔡神は、熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神です。
朱塗りの拝殿は立派でしたが、想像していたようなスケール感はなかったというのが正直な印象です。あまり時間をかけずに出てしまったので、境内には天然記念物の樹齢1000年のナギの大樹があったのですが失念していました。
◆新宮市地図
◆駐車場から神門へ続く通路
◆神門
◆拝殿
◆鈴門
新宮城跡(丹鶴城跡)
新宮市に入ってから速玉大社に移動する途中、立派な石垣が見えたので気になったのですが、大社内にあった地図で新宮城跡であることが分かりました。予定にはなかったんですが、寄り道することにします。
速玉大社から新宮駅方向に約1km移動したところにあります。新宮城跡は城址公園として整備されています。駐車場もあるんですが、細くて急斜面の道を進んだところにあり、この時は見逃してしまいました(後から気づきました)。別の駐車場に停めて、母を残して私一人で見学です。
13:40 新宮城跡到着
新宮城、別名「丹鶴城」というのですが、元々この地に源為義と熊野別当の娘の子である丹鶴姫の住まいがあったことに由来します。関ヶ原合戦後、紀伊に入国した浅野幸長の従者として、浅野忠吉が新宮に入り築城に着手したそうです。その後、浅野氏に代わり紀伊国に入った徳川家の付家老水野家が入城し長い統治が続き、現在の新宮市は城下町として栄えました。
ここはガイドブックにも載っていなかったので完全にノーマークだったのですが、大変立派な城址公園でした。調べてみると「続日本100名城」に選定されていました。公園入口から本丸までは傾斜が急な階段を上る必要があり、体力的には結構厳しいものがあるのですが、立派な城壁は見ごたえがあり、本丸からの景色も素晴らしいので時間に余裕があれば行くことをオススメします。
◆公園入口
◆松ノ丸
◆鐘ノ丸
◆天守台
◆出丸
◆本丸からの景色
橋杭岩
新宮城跡から車に戻ると14時近くになっていました。まだ昼食を取っていなかったのですが、近くのお店を探して食事する気分でもなく、昨日と同様コンビニで済ませました。
ここからは、今日宿泊するホテルのある、紀伊半島最南端、そして本州最南端でもある串本町に向かいます。新宮市から串本町は約40kmあるんですが、新宮市から途中の那智勝浦町までは無料の高速道路が利用できるので思ったより時間が掛かりませんでした。高速道路を降りてからは海沿いの国道42号線を南下します。串本町に入ってしばらくすると「橋杭岩」という名勝が見れる道の駅(くしもの橋杭岩)があるので撮影タイムです。
15:15 橋杭岩
大小40余りの岩が沖に向かってずらりと並ぶ名勝です。直線状に並ぶ姿が橋の杭に似ていることからこの名前が付きました。その昔、弘法大師と天の邪鬼が賭けをして、一夜にして建てたという伝説もあるとか。実際は、海の浸食により岩の固い部分だけが残り現在の形になりました。自然の雄大さを実感しますね。
ここは有名スポットなので駐車場はびっしり埋まっていました。この時間は潮が引いていたので、岩の近くまで歩いている人の姿もありました。
潮岬
道の駅を出て町の中心地を通過すると、紀伊半島から少し突き出た小さな半島のような場所にある潮岬に到着です。台風中継でおなじみの場所なので、名前だけは知っていたのですが初めてこの目で見ることができました。
まずはランドマークでもある観光タワーから歩いてすぐの本州最南端の碑で撮影タイムです。沖を見ると、多くの貨物船やタンカーなどが視認できます。大阪湾と各地を結ぶ重要な航路なんでしょうか?
15:40 本州最南端到着
◆観光タワー
◆本州最南端の碑
潮岬灯台の駐車場は有料だったので、灯台を近くから見るのは諦めて、そこから少し離れたところに無料の駐車場を見つけたので撮影しました。日没までもう少しですね。
◆潮岬灯台
ホテル&リゾーツ 和歌山串本
潮岬から町の中心部に戻り、サンゴ台という太平洋を一望できる高台にあるホテルに到着です。
16:15 ホテル&リゾーツ 和歌山串本到着
一体何部屋あるんだろうかという大変立派なホテルです。これだけ大きなホテルだと、コロナの影響で固定費も大変そうですよね。多くの団体客がここのホテルを利用するそうで、今日も修学旅行と思われる学生さんの姿がありました。
チェックイン時は、昨日と同様に検温などがありました。宿泊料金は2名1泊朝夕食付きで約24,000円、GoToトラベルキャンペーンにより約8,500円の割引、4,000円分の地域共通クーポンが付与されました。
◆ホテル外観
部屋は和洋室のツインで広々としており、湯沸かし器や冷蔵庫などの設備も充実していました。
17:30 夕食
1Fの日本料理のお店「熊野灘」にて和食懐石を頂きました。料理は京懐石のような上品な料理ばかりでした。品数も多いので見た目よりボリュームもあります。造りのマグロは、さすが串本町名物というだけあって、これまで食べたマグロとは一味違いました。高級なカツオと表現したらいんでしょうか?同じマグロでもこんなに違うものなんですね。個人的には大ヒットです。
◆メニュー
◆先付
◆造り
◆焼き物
◆蒸物
◆温物
◆食事
◆水菓子
夕食後は、1F大浴場「黒潮の湯」で入浴タイムです。団体客もいたので混雑していると思ったのですが、ガラガラでした。皆さんコロナを警戒しているんですかね?ここのお湯は、串本町の名所「串本温泉浴場サンゴの湯」から引湯しているんだそうで、泉質はカルシム・ナトリウムー塩化物温泉、非常に塩分の強い温泉でした。疲労回復に効きそうです。
今日は晴天の中、紀伊半島と紀伊山地の美しい景色をこれでもかというぐらい味わうことができました。横山展望台や鬼ヶ城など見所満載で、新宮城跡という隠れた?スポットも見つけることができたので充実感があります。国内旅行でこれほど中身の濃い観光ができたのは何年ぶりでしょうか?


















































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