昨日まで朝方の気温が上がらず肌寒い日々が続いていたのですが、急に気温が上がってきました。また、今年になって初めてカッコウの鳴き声も聞こえてきます。昔から「カッコウ鳴いたら豆を撒け」という言葉があるようですが、ドンピシャのタイミングですね。このような自然現象の移り変わりを「自然暦」と呼び、昔の人々は農作業の目安にしていました。
今日は夏野菜の苗を植えます。夏野菜には様々な種類がありますが、今年は以下の苗を購入しました。
括弧内の数字は1つ当りの苗の金額を表します。
- ホーム桃太郎×2(220円)
- フルーツトマト×2(220円)
- ミニトマト×2(220円)
- キュウリ×4(220円)
- ピーマン×1(70円)
- 鷹の爪×1(70円)
- 大紅唐辛子×2(70円)
- 小玉スイカ×2(165円)
- ナス×3(220円)
- 米ナス×1(70円)
1~4、8、9は接ぎ木苗と呼ばれるもので、育てたい芽(穂木)を、別の病気に強い根の品種に接いだ苗です。その手間分値段が高くなっているわけですね。
◆ホーム桃太郎
トマトは南米アンデス山脈が原産です。その後、アステカ帝国を征服したエルナン・コルテスがヨーロッパに持ち帰ったのが始まりだと言われています。
日本で作られるトマトの80%は「桃太郎」と呼ばれる品種ですが、家庭菜園での栽培が難しいです。これを品種改良したのが「ホーム桃太郎」であり、手軽に栽培できる完熟トマト品種となります。

◆フルーツトマト
「フルーツトマト」とは特定の品種を指すものではなく、一定以上の糖度を保つように栽培されたトマトの総称です。一般的なトマトの糖度が4~5に対して、糖度が8以上のものを指します。「糖度」とは糖分の量を%で表した指標です。糖度8とは糖分が8%含まれていることを意味します。

◆ミニトマト
「ミニトマト」も品種名ではなく、5g~30g程の小さなトマトの総称です。

◆キュウリ
インド北部、ヒマラヤ山麓が原産地であり、中国を経て日本に伝わりました。中国からみた西方民族を「胡」と呼び、そこから来た瓜なので「胡瓜」と書きます。キュウリは果菜類の中では涼しい気候を好む野菜で生育適温は22~28℃です。病害虫に強く初心者向けの野菜です。

◆ピーマン
トウガラシを意味するフランス語「piment(ピマン)」が語源であり、英語圏では「green pepper」と呼びます。ナス科トウガラシの一種であり、中南米が原産地です。日本には江戸時代ポルトガル人によって伝えられました。同じナス科のトマトやナスに比べて栽培しやすく初心者向けです。

◆鷹の爪
日本の代表的な唐辛子です。果長4~6cmで、果実はやや曲がった紡錘形であり、この形が鷹の鉤爪を連想させることからこの名があります。

◆大紅唐辛子
果長が12~15cmの大型唐辛子であり、辛みが強くキムチ用の品種です。

◆小玉スイカ
文字通り小さなスイカです。スイカは南アフリカが原産であり、日本への導入は諸説あります。中国の西方から伝わったため「西瓜」という名称が付きました。キュウリの由来と似ていますね。日本で根付いたスイカに品種改良を繰り返し現在の小玉スイカが誕生しました。

◆ナス
原産地はインドと言われています。英語では「eggplant」と呼びます。ナスにも様々な種類があり、アメリカでは白くて球状、まさに卵のようなナスが一般的ということで、そこから来ています。高温多湿を好み、日本の夏にあった育てやすい野菜です。

◆米ナス
アメリカ産の「ブラックビューティー」を日本で改良した卵型の大型なナスです。肉質が緻密で煮崩れしずらいのが特徴で加熱調理に向いています。

苗の植え方は難しくありません。マルチ穴あけ器とぼかし肥料を用意します。

苗を植える場所にマルチ穴あけ器で穴を掘ります。ポットより一回り大きな穴を掘ります。深さが足りない場合は、スコップで適宜調整します。

ぼかし肥料を一掴み撒きます。

ポットから苗を取り出します。苗の根元を片手で持ち逆さにします。ポットの裏の穴にもう一方の手の指を入れ軽く押すと根鉢(土の部分)が崩れないように苗を取り出すことができます。


先ほど掘った穴に苗を植えます。土を被せ手で軽く抑えつけます。

トマトとキュウリは支柱の脇に植えつけます。株間(苗と苗の間隔)は60cm程取ります。また、乾燥対策として畝の表面に藁を被せます。

小玉スイカは横方向に育つため株間は2m程取ります。また、藁のほかに霜対策として苗帽子を被せます。

大紅唐辛子、鷹の爪、ナス、米ナスについても、株間を60cm程取り、苗を植えた後は藁を被せます。

あとは水を撒いて終了です。


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