トルコ世界遺産巡りの旅 8日目後半
午後は旧市街のスルタンアフメット地区の観光となります。ここは世界遺産であるイスタンブール歴史地区の中心であり主要な建物が集中しています。ラストを飾るに相応しい観光地であり、このツアーではトプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスクの順で3ヵ所を見学します。
トプカプ宮殿
15世紀から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が住居した宮殿です。オスマン帝国行政の中心地であり世界の中心だった場所でもあります。
オスマン帝国の君主はスルタンと呼ばれるのですが、後継者が決まるとその兄弟は全員殺されるという慣習(兄弟殺しの慣習)があります。正に生きるか死ぬかの2択しかないという、世界史広しと言えどもこれほど苛烈な後継者争いは聞いたことがありません。なお、1603年に即位したアフメトⅠ世以降この慣習は無くなります。オスマン帝国の歴史を調べると、兄弟殺しの慣習やバルカン半島のキリスト教徒の少年を強制徴用するデウシルメなどの徹底した統治システムに驚かされます。一方、宗教や文化に対する寛容さと多様性も持ち合わせており、その懐の深さに興味が尽きることがありません。
◆皇帝の門
◆第1庭園
◆アヤイリニ聖堂
◆表敬の門
◆第2庭園
第2庭園に進んだ後は、一旦ハレムの見学となります。
◆メシュクハーネの門
◆母后の部屋
◆スルタンの大広間
◆ムラトⅢ世の部屋
◆寵姫たちの中庭
ハレム見学後は、第2庭園奥にある幸福の門をくぐり謁見の間を見学します。
◆謁見の間
この後は1時間ほど自由行動となりました。スルタンの肖像画、武器庫、宝物館、厨房等を見学します。いずれも素晴らしい展示品ばかりで時間がいくらあっても足りません。写真撮影不可だったのが非常に残念です。
奥の方にはチューリップに囲まれた噴水もありました。私は近くのベンチで休憩していたのですが、沢山の外国人観光客が入れ替わり立ち代わり集まってくるので、それらを見ているだけで楽しいひと時でした。
◆チューリップ庭
アヤソフィア
ビザンチン帝国時代、正統派キリスト教の大聖堂として建造されたのを起源とし、ラテン帝国支配下においてはローマ・カトリック教の大聖堂として、オスマン帝国時代はモスクへ改修され現在に至ります。ビザンチン建築の最高傑作として評価されており、様々な宗教に利用されてきたというトルコの歴史を体現してきた建築物でもあります。
今日はこれでもかというくらい素晴らしい建物や景色の数々を見てきたので、既に心は満たされており少し眠くなっていた時間帯でもあったのですが入口に入った瞬間目が覚めました。この建物は本当に素晴らしくて、スレイマニエモスクを建造した天才建築家ミマール・スィナンがお手本にしたというだけのことはあります。惜しむらくは大聖堂内部が修復中だったので若干景観が損なわれていたことです。また建物内部には数々のモザイク画があり、こちらも必見です。
◆アヤソフィア外観
◆皇帝の門付近
◆キリストと皇帝のモザイク画
◆聖堂内部のドーム
◆聖母マリアの手形
◆2階から見た聖堂内部
◆2階天井
◆聖母子と12世紀のヨハネス皇帝Ⅱ世コムネノス夫妻のモザイク画
◆デイシスのモザイク画
◆キリストとコンスタンティノスⅨ世・ゾエ夫妻のモザイク画
◆南西の門のモザイク画
ブルーモスク
正式名称はスルタンアフメット・モスクで、オスマン帝国時代のスルタンアフメットⅠ世により建造されたイスタンブールを代表するモスクです。世界一美しいモスクと評価されていますが、礼拝堂の装飾の美しさが印象に残ってます。
◆ブルーモスク外観
◆礼拝堂
◆中庭
◆中庭への門



































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